MC68000 Maniacs!
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ガントレット」は,1985年にアタリより発売されたファンタジーRPG風のシューティングゲーム。ウォリアー,ヴァルキリー,ウィザード,エルフといったファンタジーRPGではおなじみのキャラクターを操り,ひたすら増殖し続けるモンスターを蹴散らしながら,トップビューのダンジョンの最下層(?)を目指し,ひたすら潜るというストイックなゲームです。メガドライブ版は,1993年にテンゲンから発売されました。

メガドライブ版「ガントレット」は,メガドライブ史上でもかなり質の高い部類のソフトだと言えます。オリジナルモードの出来はもちろんですが,新たに追加された,火・水・風・地が司る4つの塔を攻略する「クエストモード」のクオリティが非常に高いのです。動く床やダメージを受ける床,壁が消えるトラップ,動き回る宝箱など,多くの追加要素が盛り込まれているうえ,オリジナルにはない「上の階に戻る」行為が可能。地上に戻ると体力回復ができるうえ,ダンジョン内での成果がお金に換算されショップで装備強化が可能となります。まるで 8bitPC時代のダンジョンRPGをアクションシューティング化したような感じです。必要以上に「ガントレット」から逸脱せず,新たなゲームデザインをあくまでも「追加要素」として盛り込んでいるあたり,テンゲンの仕事っぷりには脱帽するしかありません。

ちょっと前までは中古でも 8,000円~9,000円くらいの値段がついていたのですが,
最近は安くなったようで,5,000円強の価格で購入しました。

昔は持ってたんですけどね。この機会に再購入です。(≧∇≦)

ちなみに,クエストモードの音楽も注目に値するポイントです。オリジナルにはほとんどBGMがありませんが,メガドライブ版のクエストモードには BGMがあります。音楽担当は,崎元仁氏と 岩田匡治氏。この2人は 知る人ぞ知る PC-8801mkIISR用の同人シューティング「REVOLTER」の音楽担当コンビであり,有名どころでは,タクティクスオウガ,ファイナルファンタジータクティクス,ファイナルファンタジーXIIの音楽担当者でもあります。ガントレットのイメージを踏襲した重厚な音造りはさすが。個人的には「風の塔」の「Transparent Obstacle」という楽曲が大好きです。

途中セーブがパスワード仕様なのがちょっと難ですが,
もしバッテリーバックアップだったら電池交換必須だったと思うので,
これはこれで良しとします(笑)。

例の「GAME JOY」でも問題なく動きます。
リージョン切り替えたら本当に英語になったのでちょっとびっくり。


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