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MC68000 Maniacs!
OLD GAME(MD,DC,etc)と OLD PC(SE/30,X68K,etc)関連の情報を中心に発信しています。
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ゲームソフトウェアの提供媒体が CD-ROMに移行し始めたあたりから オープニングデモは ムービー形式が主流となり,映像や音楽のクオリティが一気に上がりました。なかには 半端なモデリングのポリゴンキャラクタに 妙に濃いアフレコをしていたりする「アンバランス」な例もみられましたが,基本的には 外部機器で製作された映像作品を「再生」しているものがほとんどであり,メガCDや PCエンジン等,スペックの低い機器でも かなり「凝った」映像をみせてくれるものがありました。(メガCD版「SILPHEED」,「STARBLADE」が良い例だと思います)

記憶に残っている映像作品は多数ありますが,
自分の中で最も「ヒット作」が多かった機器は PlayStation ですね。
特にナムコ作品のムービーが 品質において ずば抜けていたと思います。

たとえば「ソウルエッジ」のオープニング映像は凄いです。テーマ曲のイントロ部分の「キャラクタ達が次々と登場するシーン」が大好きで,今でも「発作的」に観たくなる時がある程です。夕日の中 見事な刀さばきをみせる 観剣平四郎や,親父とモメて苦言を呈す 成美那,崩壊する城砦をバックに馬を駆る ジークフリートなど,印象的なシーンが凝縮された かなり密度の濃い作品といえます。とにかくキャラクタ達のモーションが非常に美麗。加えていうなら テーマ音楽も秀逸。映像と融合した音楽ほど 気持ちのいいものはないですね。

あとは「RAGE RACER」,「R4」のリッジシリーズ。「RAGE RACER」は どちらかというと「ミュージックビデオ」みたいな仕上がり。音楽と映像のタイミングをマッチさせた 非常に気持ちの良い作品になっており,疾走するレーシングマシンの映像を中心に構成されています。なんといっても「永瀬麗子」が若い(?)。逆に「R4」のアプローチは全く違っていて,「永瀬麗子」を中心にした「プロモーションビデオ」仕上げになっています。この映像は完成度がかなり高く,かつ非常にお洒落。観た事がなければ買ってでも観ましょう(笑)。レーシングマシンをヒッチハイクで止める女ってのも凄いですが,自宅近所をレーシングマシンが走って ジェット機が飛ぶ環境ってのも凄いですよね。

番外としては「FF8」の スタッフロール映像でしょうか。ストーリーで泣かせて頂いた同作品ですが,このスタッフロール映像にもかなり驚愕しました。ゲーム中のキャラクタ達が 祝勝会(?)の様子を ハンディカメラで撮影している・・・というコンセプトの映像なのですが,気味の悪いほどモーションがリアルで,全員「人間」に見えてしまうほどのもの。最後はリノアの「人差し指を立てる」シーンをちょっとだけみせてカメラが電池切れで切れるという 芸の細かいオチがつきます。「FF8」をやったひとなら,このオチのお洒落さが解ってもらえると思います。

(よかったなあリノア。(C)PGP-WAT)

さらに番々外としていうなら「クライムクラッカーズ」(うわ古ッ)。これってゲームは大した事ないんですけど,タイトル画面で「上 上 下 下 左 左 右 右 SELECT START」と入力すると,テーマ曲に載せたプロモーションアニメが観れたのです。このひとの絵柄って凄く好きで,このアニメをよく引っ張り出してみてました(笑)。テーマ曲を歌ってるのが「穴井夕子」ってのは ちょっとアレですけどね。

まあ・・・清水香織ネタよりはいいかな。(≧∇≦)


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