白昼の悪魔 2010-06-03 22:36:15 | 本 『白昼の悪魔』 アガサ・クリスティー ☆☆☆☆ 実家の本棚再読シリーズその2、『白昼の悪魔』。実はこの前にやはりポアロものの『マギンティ夫人は死んだ』を読んだのだが(これは初読)、全然面白くなくてびっくりした。ゆったりした筆致はいつも通りでそれなりの良さはあるのだが、話がとにかく地味なのである。クリスティーには時々そういうことがある。で、この『白昼の悪魔』はわりかし派手な方で、夏の海辺、美 . . . 本文を読む