※この日記は10/18に書かれていますが気にしてはいけない。刻が前に進むと誰が決めたんだ。ターンAターン。
常人なら疲労困憊で呼吸すら困難になるほどの熱狂のうちに終わった「バーフバリ 伝説誕生」。
しかし、一流(われら)にはその先がある!
ですがその前に腹が減ってはマサラはできぬというわけでナンロールを頂きます。ナンロールとサモサ売ってる映画館ってなんなんだよ今更だけど……。
今回はナンロールを頂きましたが実にんまい。塚口サンサン劇場ではバーフバリのときはカレーやサモサやナンロール、バトルシップのときはチキンブリトーといったように映画に合わせた食べ物や飲み物を販売してくれるので、食の側面からも異文化を楽しめるのがいいですね。ところで「グリーン・インフェルノ」やら「時計じかけのオレンジ」やらを上映したときはどうなるんだろうか。
さておき、ナンロールを美味しく頂いたので後半戦「バーフバリ 王の凱旋」に突入!
「伝説誕生」も盛り上がる映画ですが、「王の凱旋」はもう最初からクライマックスだぜ!!
冒頭の悪魔払いの儀式からのバーフバリ登場とともに「Saahore Baahubali」がかかって場内のボルテージが一気にブチ上がるこの瞬間がたまりません。そしてそこからエンドロールまでボルテージが上がりっぱなし。
今回は無発声ということで一緒に歌うことは叶いませんでしたが、その分もう場内を埋め尽くさんばかりの紙吹雪、耳を聾するクラッカーと火薬銃と手拍子とタンバリンが唸りを上げる!
ほーらもうスクリーンの中のパウダーと紙吹雪が混ざりあってどっちがどっちだかわからない……。
のっけからこのテンションで持ってきた火薬銃は保つのかって話なんですが、当然のごとく4桁持ってきたのでどんだけ撃っても大丈夫。むしろ銃身の方が先にダメになるので、次回からは銃の方も2丁持って行くことにします。そもそも6時間撃ちっぱなしなんてシチュエーションを想定してる火薬銃なんてこの世に存在しないからな。
王の凱旋の方は前半部分がかなりコメディ要素強めになってて、場内からも笑い声が漏れてました。まあいちばん笑いが起きてたのは、冒頭のビッジャラデーヴァの「カーッペッ!」に一斉にクラッカーが鳴ったときでしたが。そこ合わせるんだ……。
そして王の凱旋といえばみんな大好き愛されキャラのクマラですよ。今回は前述の通り無発声でしたが、クマラが登場した瞬間にひときわ大きな拍手が起きてたのが印象的でした。
クマラはいわゆるヘタレで見栄っ張りキャラなわけですが、デーヴァセーナやお付きの女官たちの態度を見るにしょうがない人だとは思われてても決して嫌われてはいないのが印象的ですよね。
また今回の上映においては、王の凱旋のハイライト(まあ全編ハイライトですが)であるファイヤー牛アタック(仮称)と木曽義仲の火牛の計が牛つながりでコラボしてて笑いました。そこがつながるのか……。
王の凱旋完全版ではダンスシーンが大幅追加されているので、当然それに合わせてタンバリンと鳴り物が大活躍。火薬銃はリロードに時間がかかるので鳴らすのが追いつかかなったことが多々あったので、次回からは鳴り物を導入しようか。
そして今回お隣の方が完全にマサラガチ勢で、大量の紙吹雪にクラッカー、サイリウムを目まぐるしく使い分けておりまさに八面六臂の大活躍で極みを見ました。塚口のマサラ上映に対応するには、最終的に腕の本数が足りないという問題に直面してしまう。
中盤からラストにかけては文字通り怒涛の展開で、場内ではあらゆる音が鳴り止みません。
場内の灯りが点いてからもよりいっそう大きな拍手が場内を満たしており、ああーまさにこれがマサラだ……とわたくし余韻に打ち震えておりました。
ちなみに上映終了直後の床がこれ。
![](https://img.txtlive.net/episodes/image/ba082b40845e4b64bce5a97dcb8653d5.jpg)
もう紙吹雪で足元はくるぶしまで埋まってました。
上映終了後はみんなでお片付け。そしてお片付けの時点でもこれ。
![](https://img.txtlive.net/episodes/image/454932985ca94b6a9ee19a7d2cb8a2d3.jpg)
映画館がプロなら参加者もプロ。いつのまに自治体になったんだマヒシュマティは。
というわけで、最初から最後までボルテージぶち上がりのクライマックスなマサラ上映でした。
いやー楽しかった……。
鬱屈しがちなご時世ですが、こんな風に大騒ぎできる場を提供してくれるサンサン劇場に感謝しつつ筆を置きたいと思います。
なんか来月もえらいことになりそうだぞ。
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