まあこれ書いてるのは元旦なんですけど、せっかくだから2020年を振り返ってみようと思います。
さて2020年お正月の日記を見返してみましょう。
塚口サンサン劇場「『プロメア』元旦応炎上映」、年のはじめから完全燃焼!!
はい、わたくし2020年冬コミ最終日12/31の夜行バスで帰宅→翌日1/1のサンサン劇場プロメア元旦上映に参加するという己の命すらも顧みない強行スケジュールを新年早々やらかしておりました。もっと自分を労ろうと思います……。
しかし2020年はまさかまさかの夏コミ冬コミ中止という未曾有の事態が起こりましたね。
なので2020年で参加した同人イベントは紅楼夢のみでした。出した新刊も1冊だけ。
こうした状況で、2020年はどうも創作に対するモチベーションが下がり気味になってしまった感じです。2021年は現在のところゴールデンウィークにコミケ開催とのことなので、コミケ原稿や紅楼夢原稿をちびちび書いていこうと思います。
2020年はゲームについてもまあいろいろとハマりましたね。
まず「十三機兵防衛圏」。
体験版の段階でそのヤバさをビンビンに感じてましたが、本編ではそれに倍する興奮を味わえました。
80年代、閉鎖空間、タイムトラベルといった数々の魅力的なガジェット、重層的に折り重なったシナリオ、魅力的なキャラクターとはまり込む要素は多々あったんですが、個人的にはなにより「謎の開示の順番」がうまかったと思います。
こういうのって致命的な謎が開示されるタイミングが早すぎるとあとは消化試合になってつまらなくなるものですが、本作はうまい具合に謎の開示を段階的に引っ張ってプレイヤーの興味を引き続けられたと思います。
後輩に勧められて購入に踏み切った「Ghost of Thushima」も面白かったですね。
時代劇アクションとしても楽しいですし、どこでスクショを撮っても絵になる背景美術も見事。
参拝させる気ゼロの神社や落下中に直角に軌道を変える境井殿などといったおちゃめ要素もあって楽しかったです。
そういやマルチプレイはまだプレイしてないのでやらないとな。
steamで配信された「ペルソナ4ゴールデン」も面白いですね。
実は配信開始はPCを変える前だったのでその時点でいったん購入はしてたんですが、PCのスペックが足りないのか老朽化でガタガタになってたのかまともにプレイできる状態ではなかったのでいったん返品、PCを買い替えてから再度書い直しました。
3がかなりシリアスな雰囲気だったのに比べ、4は突き抜けて明るく……というかおバカなノリで好き。
なので逆説的に「田舎町で起こる連続殺人事件」というメインシナリオの不穏さが際立ってる感じ。
3とのつながりも示されているあたりファンサービスもバッチリです。
また、各々のキャラクターの心の闇をまさに体現したボスシャドウのデザインは強烈なインパクトを感じました。
まだクリアしてませんが、そろそろ事件の核心部分が見えてきた感じなので真相が楽しみです。まあラスボスが誰かはむかーし調べたときにネタバレしちゃってるんですが、そこに至るまでの展開は知らないのでまだまだ楽しめそう。
そして2020年最大の話題作である「天穂のサクナヒメ」。
「令和の米騒動」「農林水産省HPが攻略wiki」などといったパワーワードを生み出した本作、めでたく先日クリアしましたが米作りの道はまだまだ遠い……美の項目が伸びない……。
本作は体験版の段階からプレイしてまして完成までこぎつけたのがまさに感無量。
稲作パートの再現度が素晴らしく、農具の進歩のありがたさをまさに身にしみて理解できるゲームでした。農業の教材としても使えるレベル。
そして新米ができたときには問答無用で感動してしまいます。
なお本作の最大の敵はラスボスではなく雨と害虫と雑草です。
創作に関してはすっかり頻度が低下してしまいましたが、紅楼夢を開催してくださったおかげでなんとか新刊を出せました。
前作「ヨイヤミデイドリーマー」にて入れきらなかった要素をおおむね入れることができたので満足です。
さらにboothでもけっこう注文をもらえましたし、感想を頂いたり紹介してもらったりで嬉しい限り。
2021年もマイペースで書いていきますかね。
映画に関してもう言うまでもなく充実してました主にサンサン劇場のおかげで。
マサラ上映こそありませんでしたが、数々のイベント上映、懐かしのあの作品この作品の上映など今年も充実のシネフィルライフを過ごすことができたと思います。
特に2020年は1日に映画を3本連続で見る、同じ映画館に100回来館、1ヶ月に映画を10回以上見るといった異常行動が増えてきたのでもう大変。
2021年もサンサン劇場は元旦からノーブレーキ&アクセル全開なので今年も楽しみ。
新型コロナウイルスで外出自粛になったりストレス溜まったりイベントが軒並み中止になったりと暗い出来事の多かった2020年ではありますが、それなりに楽しいこともあったかと思います。
コロナの方はまだまだ収束が見えずに先行き不透明な状況で、コミケの方もいちおう5月に開催するというアナウンスは出ているものの、4日間から3日間開催に短縮されたりとまだまだどうなるかわからない状況です。
しかしまあ、今年ものんびり淡々と自分のやりたいことをやっていこうと思います。
それではみなさん、2021年もよろしくお願いします。