書きたいことは山ほどありますし、まだ1回しか見てないので気づいてないところも多々あると思いますがまずは最初の感想ということで。
今の時点で公式からけっこう情報が出てるので、今回は特にネタバレ反転はなしで書いてます。
それでは感想です。
もう書きたいことがたくさんありすぎるんですが、いやほんとになにから書いたものやら。
いやもうこの映画、一言で表すと「くらえ、この愛!!」ですよ!
つまりスピルバーグ・こぶしパンチなんですよ!!
素晴らしい創作というのは、「自分の『好き』で客をブン殴る」ものなんですよ!!!!
「オレはこれが好きで好きで仕方ねえんだよモンクあっかボケェ!!!!」の心意気なんですよ!!!!!
つまりスピルバーグ監督はプリキュアだったんだよ!!!!(ぐるぐる目)
ほーらもう案の定冒頭からこんなんなっちゃいましたよ。
だってもうこの作品、はじめから終わりまで徹頭徹尾「好き」しか詰まってません。
もうね、ジャンル問わず創作に手を染めてる人間ならもう見てて全身の穴という穴から変な汁がブッシャアアアアアすること間違いなしです。
えーともうなんか軸がないと話が初号機並みに暴走しそうなので、映画のストーリー展開を思い出しながら順番に感想を書いていきましょうか。
まず冒頭。もう交配した世界での集合住宅のシーンだけでお腹いっぱいというかもはやこの時点ですでにスクリーンを伏し拝むレベルです。
で、ここで秀逸だと思ったのが、まず先にVR空間ではなく現実空間を、そしてVR空間で楽しんでいる人々ではなくてVR空間で楽しんでいる人々を映し出したのが印象的。
VR空間「オアシス」が完全に普及して当たり前のことになっているのを印象づける優れた導入だったと思います。
ポールダンスしてる太めのおばちゃんやランニングしてるおっさんなんかが好き。
そして主人公・ウェイドがブースとして使っているのが廃車置場の「ひみつきち」なので心の中の5才児300万人ががスタンディングオベーションですよ。
そこからのVR空間の描写はいまさら言葉を重ねる必要はないでしょう。
この時点ですでに何人か見覚えのあるキャラが出てくるんですが、字幕を追いながらではとても画面全部をフォローしきれません。
どうやらこの辺のシーンでキティちゃんが出るらしいので、次に見に行ったときにはチェックしてみましょう。
まずはトレーラーでも公開されてたレースのシーン。
「AKIRA」のバイクが疾走するシーンは感慨深いものがあります。
そしてステージギミックがまた非常にゲームゲームしていてたいへんよろしい。
画面が超豪華になってはいるけど、基本はやっぱりゲームなんですよね。
さてウェイドたちオアシスのプレイヤーは、オアシスの創設者・ハリデーが隠したイースター・エッグを手に入れるため3つの鍵を探すわけですが、この鍵を手に入れるための試練がどれもまたいいんだ。
最初の鍵の攻略法は「レースを逆走すること」なんですが、これがまたいかにも「ゲームの裏技」的でいい。
そしてそのあと、主人公はヒロインや友人たちに攻略法を教えるんですが、これもまたむかーしむかしの口伝てで攻略法が広まっていくのを思い出してノスタルジーな気持ちになりました。
それではこのへんでいったん筆を置くことにします。
いやもう1回じゃ書ききれませんよマジで。