A Day in The Life

主に映画、ゲーム、同人誌の感想などをコンクリートミキサーにかけてブチまけた、ここはいいトシしたおっさんのブログ。

夏コミ戦利品レビュー東方編・その7

2018-08-31 23:17:35 | 同人誌感想

 日記が遅れてるのは気にしない方向で一つお願いします。

・秘封ナイトメアダイアリー(上海アリス幻樂団)
 まさかの菫子が主役の今回の新作、システムは文花帖+弾幕アマノジャクといった感じ。
 ステージの目的はあくまで敵を倒すことですが、写真をSNSに挙げないといけないので最低1枚は撮らないとステージクリアにならないのが面白いところ。
 文花帖のように複数枚撮る必要はないものの、やはり写真の出来によってスコアが大幅に上がり、さらにはいいねとお気に入り数も増えるので、ついついリスクを犯していい写真を撮りたくなるゲームデザインになっているのはさすがの一言。
 ボーナスの種類とコメントも豊富にあって、それだけでもプレイしてて楽しいですね。
 画面が発表されたときにも思いましたが、よもやZUN絵で菫子が見られることになるとはこの海のリハクの目を持ってしても見抜けなんだわ。
 今回の立ち絵ってなんか旧作っぽくて好きかも。あとゲーム中のドット絵がやたらかわいくないですか菫子。
 あと今回はステージが曜日になってますが、これにはなんだか仕掛けがありそうで楽しみです。
 曜日ごとの配置キャラにもなにかしら意味がありそう。
 弾幕アマノジャクのときにあった実績システム「ニックネーム」が今回もあるのでこれも楽しみ。個人的には実績システムは好きなので、プレイのモチベーションが上がります。
 そして今回いちばん気になるのは、やはり紫が出てくるかどうかでしょうか。
 タイトル画面の後ろで、菫子のアカウント名が「Violet Detector」となっているのがいかにも意味深。
 あとまさかまさか、もうひとつまさかの可能性として秘封倶楽部のふたりが出てきそうな出てこなさそうな。
 でもあの二人が出てきてたらさすがに今頃は秘封クラスタに死人が出てるだろうからそれはないか……。
 攻略はまだまだ初めたばかりなので、登場キャラなども楽しみですね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

レベラレベラレベラレベラッ

2018-08-30 23:30:04 | STG

 というわけで本日発売! サイヴァリアデルタ!
 もちろん迷うことなく限定生産のプレミアムサウンドボックスを購入ですよ。
 クリアファイルやサントラはともかく、ゲームの特典にEP盤とか完全に前代未聞ですよね……。大丈夫なのかこれ……採算とれてるのか……そもそもSTGのパッケージ販売自体が……。
 などと余計な心配をしてしまうほどの充実の内容となっています。
 さて中身は「リヴィジョン」と「ミディアムユニット」のカップリング。
 画面が高解像度化しているのはもちろんのこと、横画面ではBUZZ経験値やボスのライフなどの情報が表示されるサポート画面、スコアアタック、オンラインランキングなどの追加要素が。
 あとパイロットの姿とか初めて見ました。
 本作はアーケードでけっこう楽しんでおりPS2版も持ってます。久しぶりにプレイしましたがやはり独特の爽快感と中毒性がありますね。
 基本的には速攻撃破ではなく、敵に弾を吐かせてからBUZZるというプレイスタイルになるんですが、当時はこの「敵弾を避けずにレベルアップの無敵時間を利用して突っ込む」ってスタイルが斬新で面白かったです。
 もちろんその面白さは今回も健在で、連続でレベルアップする快感はほかのSTGでは味わえません。最高に脳汁が出る。
 敵の出現位置だけでなく、どの敵がBUZZりやすい攻撃をしてくるかを覚える必要があるのでそれがまた楽しいです。
 そして忘れちゃいけないのがBGM。
 ピアノの旋律が印象的なテクノサウンドがソリッドで無機質な世界観と画面にマッチしてて、ヘドバンしながらプレイできます。
 サントラもダウンロードで2種類、さらに特典のサントラは2枚組と充実しています。
 ゲーム中でも、ミディアムユニット、リヴィジョン、デルタの3種類のBGMを選べます。
 久しぶりのプレイなので、敵のパターンはともかくショートボムの使い所なんかは完全忘却してるので、まあまた新鮮な気持ちでプレイしていきましょう。
 あと、本作はDLCとして「サイバトラー」の自機「ブランシェ」が使用可能。このチョイスは一体……。
 既存の自機とは全く異なるコンセプトの機体なので使いこなすのは相当難しそうですが、使っていけばまったく新しいプレイスタイルが生み出せそうです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夏コミ戦利品レビュー東方編・その6

2018-08-29 23:54:54 | 同人誌感想

 もう8月も終わるので、読み終わった端からどんどん行きます。

・走兎狡狗 烏有雷吼(折葉坂三番地)
 夏コミのときに新刊既刊含めて3冊手に入れましたが、全部読み終わるまで待ってるとベトナムに行く前に戦争が終わってしまうので読み終わったやつから感想を書いていきます。
 本作は布都と屠自古の二人をそれぞれ主役に据えた二編のお話を収録した短編集となっています。
 まず「走兎屠りて狡狗煉らるる」。
 「霊廟の総力を挙げ、月を討つ兵器を鋳造せよ」との命を神子から受けた布都。その布都が作り上げた兵器とは――。
 古代中国と言えばグロですが(偏見)、本作でもまあエゲツない方法で兵器が作り上げられてます。
 それもさも当たり前のように実行してるのがなんとも……と言った感じ。
 霊廟組では大抵の場合青娥娘々がそういう役どころなわけですが、やっぱ布都ちゃんもああ見えて中身は……となんだか納得してしまいました。
 そして件の兵器を作り上げる最後の方法も、きっちりこの手のアイテム作成時のお約束を押さえてます。
 蛇足部分で読後感が全部台無しになるの好き。
 次、「嘘鳥有りて雷咬吼える」、こちらはなんというか……屠自古が空回りするお話、ってことでいいんでしょうか。
 しかしその空回りの原因は……。
 コトの真相を最後の最後でさらっと出してくる、そこに痺れる憧れる。
 屠自古VS文の、弾幕ごっこではないガチバトルも良かったです。

 今日はここまで。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夏コミ戦利品レビュー艦これ編・その3

2018-08-28 23:26:54 | 同人誌感想

 今日はメロンブックスで買い逃し分を買ってきました。
 これで夏コミ新刊は秘封ナイトメアダイアリー以外全部回収した……はず。

・ゆうばりさんとカッコカリカイ。(happy flmae time)
 今回はコピー本ということで入手は難しいかと思ってましたが、めでたく委託されたので回収。
 内容はタイトル通り、夕張と提督が砂糖吐くまでイチャつき尽くす!
 しかしこの本の本体は後半の夕張トークだと思います。
 明石さんからのいきなりのフリートーク要請に対し、顔色ひとつ変えず応戦する提督は正直カッコイイと思います。
 ところでふたりの熾烈な嫁自慢のかたわらで当の夕張さんが死にかけてるんですが大丈夫なんですかね。
 あと明石さんの「ずーるーいー!!」もタメ張れるくらい可愛いと思いますよ僕は。

 今日はここまで。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夏コミ戦利品レビュー東方編・その5

2018-08-27 20:16:59 | 同人誌感想

 8月中にもろもろのもろもろを終わらせておきたい……。
 9月は紅楼夢原稿で手一杯になる予定なので、余計なことを考えずにゆっくり書いていきたいな。

・闇ノ眷属 SUTEKI WARS上(泥舟海運)
 コミケ後に調べてみたら既刊の買い逃しを発見して血涙を流しました……紅楼夢のときに回収しよう……。
 さて、まず「闇ノ眷属」、ルーミアとおぜうが人里で禁断の食べ歩きを敢行する!
 この二人の組み合わせって好きなんですよね。つながりがありそうななさそうなところが。
 ルーミアの「お嬢」って呼び方がフレンドリーで好き。
 おぜうも「しょうがないにゃあ……(意訳)」といった感じで付き合ってあげてるのがたいへんよろしい。
 あとそのステキカリスマ満載ののりものはいったいどっから出てきたんだ。
 過去作から察するに、おぜうはなんかヘンなのりものを好む傾向があるよな。
 「500歳だもんね……もう体が……」のくだりは笑えました。
 次、「SUTEKI WARS上」。
 そう、我々はこの名前を知っているッ!
 本作はかつて同サークルより発行された「SUTEKI WARS」全4巻のうち前半2巻をまるまるリメイクしたという狂気の産物なのだッ!!
 ほんとに再録ではなく全ページ完全な書き直しという常人なら6度死ぬほどのシロモノです。
 旧版を持っているなら比較しながら読んでみることをおすすめします。感動のあまり変な汁が出る。
 冒頭の「それでいーじゃん」のゆかりんのへにゃーっとした顔が好き。
 お話は早苗さんが幻想郷の各勢力のリーダーをまとめて将棋倒しにする偶発的事故から紅魔館をのっとって妖精王国が建国されるまで。
 印象的なシーンは山程ありますが、やはりチルノの暴走っぷりに最終的にあきらめモードになってしまう大ちゃんでしょうか。
 本作は大戦争ものということで大量のメインキャラに加え、これまた大量のモブキャラが出るのが楽しいですね。
 イナバ・ケンチャラポンことケンちゃんもしっかり登場しています。
 特に紅魔館の皆さんの本音が垣間見えるのに闇を感じます……。おぜうって信用ないなあ……。
 あとさりげなくうどんげに「変な名前」とか思ってるのがいて笑った。
 闇と言えば咲夜さんとえーりんのペドフィリア具合には最高に闇を感じました。戦争終結の暁にはそのへんも裁いてほしいものです。
 後半で紅魔館が妖精軍団に襲撃されますが、完全に幼稚園と化していて和みました。
 パッチェさんも結局絵本読んであげたりしててたいへんほほえましい。
 そしてやはり本サークルさんの描かれるところのルーミアはほわほわしてて可愛いです。
 妹様と仲良しなのも好き。
 あとはまあ……恒例のひどい目に遭う担当の萃香さんに関してはもうなんかかける言葉が見つからないというか……。

 今日はここまで。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

一つブラボー!

2018-08-26 23:42:43 | ゲームな話

 月末には秘封ナイトメアダイアリーとサイヴァリアデルタが来るので積みゲー消化に勤しんでおります。
 さて今回プレイしたのはバイオショックインフィニットのDLC「ベリアルアットシーvol2」。
 2周めのプレイとなる今回は、実績「贖罪中毒」および「真相」の解除、そして最高難易度である1998モードでのクリアを目指しました。
 「真相」はゲーム中の音声日記を全部集めるというものなので、攻略サイトを確認しつつ集めましたのでそんなに苦労はなし。
 1998モードは「非殺傷武器のみ使用可」「ガイド使用不可」といった制限が課せられるのですが、もともとベリアルアットシーvol2では真正面から敵と戦うシチュエーションはないので、非殺傷武器縛りなのは別にどうともない感じでした。
 むしろ問題はガイドが使えないという点で、久しぶりのプレイだったので道を全然覚えておらず、まあ迷う迷う。
 特に後半部分はマップが広いので行ったり来たりでずいぶん時間がかかりました。方向音痴なんだよなあ……。
 本編の方でも同様の条件の1999モードでのクリアが残っているので苦労しそうです。
 現状PCの容量の大半はsteamのゲームが占めているんですが、その中でもバイオショックインフィニットはDLCの容量も大きいので早くコンプしてしまいたい。
 でもDLC「クラッシュインクラウド」のコンプはなかなか難しそうなのでいつコンプできることやら。
 ただでさえsteamは未コンプのゲームが多いので……。
 というかいい加減PCを買い替えたい……。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夏コミ戦利品レビュー東方編・その4

2018-08-25 23:24:22 | 同人誌感想

 そういや今月末にはサイヴァリアデルタと秘封ナイトメアダイアリーが発売されるんだよな……。
 積みゲーも消化していかねば。

・東方みかん▲(ちくわ部)
 ちびっこたちがほほえましいちくわ部さんの新刊、今回は三月精とチルノが主役。
 退屈していた三月精は森のなかで氷漬けになった子どもたちを発見! それはなんとチルノの仕業で……。
 今回はストーリー仕立てで、いつもとはまた違った味わいがあります。
 前半部分の三月精の面々がダラダラしてる描写が好きですね。三月精はこういう生活感のある描写が映える気がします。
 そしてチルノが相変わらずのやんちゃっぷりでした。

 短いですが、今日はここまで。
 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

久々に稽古しました!

2018-08-24 23:34:32 | 居合

 ようやく近場で居合の稽古ができるところを見つけました!
 正確には、居合の稽古ができることに気付きました。
 近所の体育館なんかは団体での使用が前提になってて諦めてたんですが、自宅から少し離れたところにあるスポーツセンターにダメ元で電話してみたところ、個人での使用もOKとのことだったので喜び勇んで行ってきました。
 時間も3時間たっぷり使えましたし、使用した多目的室には鏡もあって稽古環境は言うことなし。
 1年以上道着に袖を通していなかったせいか帯の結び方がだいぶ怪しかったですが、そこはもろもろの解説書を使ってなんとかしました。
 なによりの収穫だったのは、なんといっても居合の稽古を楽しむことができた点です。
 他には誰もいないので気兼ねせずに3時間まるまる稽古できましたし、いろいろと反省点・改善点を見つけることができました。
 熊本のように完全開放されてはおらず、あくまで予約制ではあるものの、幸い多目的室の方は午前中がけっこう空いているようなので十分稽古ができそうです。
 とにかく先の7年間でいろいろなものをムダに消費してしまったので、これからの稽古でそれらを取り戻していこうと思います。
 まだ自分の中に居合を楽しむ余裕が残ってたのを確認できたのは本当に良かった。
 他人と比較せず、少しずつ自分の中の楽しむ心を育てていこうと思います。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

冬コミ戦利品レビュー東方編・ファイナルスパーク!

2018-08-23 18:02:19 | 同人誌感想

 はい、毎度のことながら誤字ではありません。
 まだ残ってたんです去年の冬コミ戦利品レビュー。

・日出処神子-Ten Desires of the Land of the Rising Sun- ダウンロード先行版(折葉坂三番地)
 冬コミ戦利品レビューの最後を飾るのは、折葉坂三番地さんの一冊。
 神霊廟本編よりはるか過去、やまとの地を舞台とした神子と刀自古のふたり、そして異教の神を奉じる一族の長・秦河勝らの物語。
 古代日本が舞台なだけあって、「采女(うねめ)」「靫負(ゆげい)」「群臣(まへつきみ)」など、難読単語がかなり多く読むのが大変でした。訳語田幸玉宮)(おさださきたまのみや)とかルビがなきゃ絶対読めないよこんなの。
 しかし毎回言ってることですが、難読単語を除けば安定の読みやすさでした。
 やまとの国へ伝来する仏教。それを巡って争う物部氏と蘇我氏の対立。謎を孕む秦河勝の一族。
 実際の歴史を交えた物語は古代日本の歴史をたどる内容でなかなかの情報量なんですが、ただ単に説明するだけでなく物語としてしっかり建て直しているので驚くほどわかりやすく楽しんで読めました。
 古代日本の謎を多く持つ人物といえば聖徳太子ですが、秦河勝によもやあんな出自があったとは。
 秦河勝についてはほとんど知らなかったので、完全に本作だけのオリジナル設定かと思いきや、実際に彼をキリスト教を奉じるユダヤ人だとする学説があるんですね。知らなかった……。
 ほかの登場キャラも魅力的。
 東方キャラの方では神子と刀自古が好き。
 本作は二人の出会いを描くお話という側面もあるわけですが、本編はまじめーなお話なのにこの2人が絡むとえらくラブがコメった感じになってるのが笑えます。
 まあかたや「見た目じゃ性別がわからないイケメン女子」、かたや「いいとこのお嬢様だけどおてんば娘」なので、ラブがコメらない方が無理があるってものでしょうか。
 「ふたりで水浴びして性別判明でキャー!」のシチュエーションも完備だ! 古代日本は時代を先取りしてるなあ。
 あと当然というかなんというか、青娥娘々の「いるだけでイヤな予感しかしない感」が素晴らしいです。
 非東方キャラでは蘇我馬子がいいキャラしてて好き。
 蘇我馬子についてはどこで得たイメージかえらく悪辣なキャラみたいなイメージがあったんですが、本作での馬子は妻にデレたり娘に手を焼いたりと人間的で好き。
 河勝に本音を吐露するシーンが印象的でした。

 今日はここまで。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夏コミ戦利品レビュー艦これ編・その2

2018-08-22 23:58:05 | 同人誌感想

 実はまだ夏コミ戦利品を全部読めてないとか口が裂けても言えない。

・シックスストリングスドラゴンXXXX ハツユキ ザ・デストロイヤー第一章:失われた聖域(サンクチュアリ)(調布市民ふれあい文化サークル)
 艦これ二次創作界の中でも随一のインパクトを誇るサークルさんの新作、序章に続きいよいよ本編開始!
 普段はコミケでは艦これ島は濁流がすごいので近づかないんですが、今回では東方島と隣接してて、ちょっと見てみたところ割とすいてるようだったので行ってみました。
 当初は艦これ島はサークルチェックしてなかったんですが、このサークルさんならポスターとかが超目立つだろうから適当にうろついても見つかるんじゃないか?といった甘い考えで艦これ島に足を踏み入れた結果3分で見つかりました。
 というかあのポスターおよび今回の本の表紙を何も聞かされずに見て艦これ本だと見抜ける人は5600万分の1くらいなんじゃないですかね。(ライザンバー調べ)
 さて、優れた作品というのは作中のキャラクターと読者をしばしばシンクロさせるもの。
 今回のお話なんですが、冒頭部分でわたくし完全に初雪とシンクロして「……どっ……どちら様……でしょうか……」「何言ってんすか!?」ってなってました。
 そしてそこからのタイトルコールがもう最高にカッコイイ。
 以前から思ってましたが、このサークルさんは映画的演出を強烈に意識してますよね。
 画面演出もそうですが、すごいと思ったのはコマ割りです。
 27ページ、48ページ→49ページあたりのコマ割りは実は相当練られてるんじゃなかろうか。
 明らかに映画的カメラを意識したコマ割りだと感じました。
 カンフーアクション映画、海賊映画ときて、今回はファンタジー+ヘビメタが悪魔合体した本作となってますが、不死族のみなさんがもう完全にKISSとかそこらへんのアレでなんでこんな違和感がないんだ……。
 設定とネタは突拍子もないんですが、決して勢いだけではないのがこのサークルさんのすごいところ。いや勢いもすごいですが。読んでてふっとばされそうになる同人誌ってなんなんだ。
 本サークルの作品はなんというか、完全に計算された暴走といった感じです。
 なんかラストページで「異次元生命体」とか出てきてますし、もう何が出てきても驚きませんよ僕は。

 今日はここまで。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする