A Day in The Life

主に映画、ゲーム、同人誌の感想などをコンクリートミキサーにかけてブチまけた、ここはいいトシしたおっさんのブログ。

ずーーーーーーーっと寝込んでました。

2023-03-31 23:53:40 | それさえも平穏な日々
 ここ最近の体調不良で、今日もほぼ1日寝込んでました。そのおかげで体調はまあまあ回復したような感じです。
 しかし横になってる時間が長くなると、腰や肩甲骨が痛くなるのが困りもの。安っぽい布団で寝てるからでしょうが……。
 ともあれ、なんとか体調は回復したのでもろもろの活動を再開せねば。確定申告などなど、このところやらなくてはいけないことが少しずつ消化できているので、この流れを止めずにちょっとずつやるべきことをやっていきたいですね。
 さしあたっては最近すっかりペースが落ちてしまった小説執筆をもう少しやっていこうと思います。書きかけの作品が溜まってしまっているので、さしあたって完成まで近い作品をやっていこうと思います。書きかけのままだと出すべきタイミングを失っていざ完成させても期待してたほど反応が得られなくてしょんぼり、ということが多いので、作品はさっさと書いていかなくては。
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迫撃トリプルドム!

2023-03-30 21:27:42 | それさえも平穏な日々
 何の話かというと体調不良ですよ。
 耳の腫れはまあまあ収まっては来たもののまだ詰まった感じ。さらに花粉症で目がかゆい。加えて風邪気味で熱っぽいと三重苦なわけです。
 なので今日は心療内科に行ったあとに「グリッドマン・ユニバース」を見に行くつもりだったんですがそのまま帰宅。どうせなら体調が万全なときに見たいしな。
 毎年言ってることですが季節の変わり目は体調を崩してしまいがちなもの。それにしたって今日は1日のうちの寒暖の差が激しすぎじゃないかな令和ちゃん。家を出たときにはコート着てたんですが、あっという間に暑くなって、かと思えば夕方から夜にかけてはまた冷え込んでくるという。火星かここは。
 季節の変わり目には体調に気をつけろとは言われるものの、具体的にどうすりゃいいのかもはやわかりません。明日も体調悪かったら病院行くか……そしていよいよ硯箱の出番のような気がしてきた……。
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塚口サンサン劇場「ピンク・クラウド」見てきました!

2023-03-29 23:13:21 | 映画感想
 見たい映画がまた山ほど案内されてきたのでどうにかしてスケジュールを空けねば。
 というわけで、体調の方はまあなんとか良くなってきたような気がしないこともないので行ってきました塚口サンサン劇場。
 今回見てきたのは、個人的に以前から注目していた「ピンク・クラウド」。
 写真はうっかり撮り忘れてきた模様。
 
 平和な街を突如覆ったピンク色の雲。正体不明のその雲に触れたものは、10秒で絶命してしまう。
 政府からの陽性でロックダウン状態になった街の中には、行きずりの関係を持ちそのままアパートの部屋の中に閉じ込められたジョヴァナとヤーゴのふたりの姿があった。
 ロックダウン状態は解決されないまま年月は過ぎ、ついに二人は男の子を設けるまでになるのだが……。
 上記のあらすじの通り、本作は現在のコロナ禍をモデルにした――ではなく、コロナ禍が始まる以前の2017年に脚本が執筆されたというもの。
 基本的に映画の中の出来事はフィクションですが、この作品を見てフィクションだとはとても思えない世界を我々は現実に生きているということがよほどフィクションのようです。
 しかし本作は、パンフレットにもあるように「コロナ禍を予言した」という評価軸のみで評価されるのはあまりにも惜しいというか不当だと思います。
 まず本作、こういうシチュエーションだと限られた食料や物資で生き残るためのサバイバルものになるもの。しかし本作では、ドローンによる食料輸送システムが確立されるので食料の心配はなくなります。住むところもあるし衣服もある。なので衣食住の心配はなく、閉じ込められている状況ではあるもの酸素が尽きるというようなこともありません。
 しかしというかだからこそというか、別の形でのサバイバルを強いられるというのがこのシチュエーションの面白いところ。すなわち、「この状況に適応しなくてはならない」というサバイバルです。
 前述のとおり、本作では衣食住は保証されており怪物の襲撃もない。ついでに言うならなぜか電気や電波も使える。だからこそこの状況での生活を強いられるというプレッシャーがあります。しかも本作ではピンクの雲の出現は突然だったため、そのとき別のところにいた家族はそのまま離れ離れのまま。行きずりで出逢っただけの男女であるジョヴァナとヤーゴもそのまま共同生活を強いられます。
 このジョヴァナとヤーゴのロックダウン生活における態度、そのまま現実のコロナ禍における人々の様子の擬人化と言えるでしょう。
 かたやネットニュースに過剰に入れ込むジョヴァナ、かたや薄っぺらい楽観的な言葉で現実逃避しているようなヤーゴ。どちらもネットで散々見た姿でしょう。
 そしてこの作品で上手いというか意地悪なのが、他者とのつながりが完全にシャットダウンされているわけではないこと。前述の通り電波はつながるのでSNSやビデオチャット、ネットニュースなどは生きています。なので離れ離れになった家族とも連絡を取ることはできるんですが、連絡を取れるにも関わらず、あるいは連絡を取れるからこそお互いのすれ違いが徐々に拡大していくのにどうしようもできないという姿は、現実で、ことにフィクションでは頻繁に絶対的安全圏として扱われる「家族」というコミュニティの脆さを描いていると感じました。
 家族といえば、この閉じた状況下にあって「出産」という形で他者が生まれてくるという展開にも曰く言い難い感覚を覚えました。集団の最小単位である「ふたり」という状況のジョヴァナとヤーゴのあいだに、外部からではなく内部から生まれた他者である息子・レノの存在は、本作ではロックダウン中に生まれた「ピンクの雲のある世界」を当然のものとして受け入れている明らかな新世代、さらに言うならロックダウン前の世界を生きていたジョヴァナとヤーゴにとっては明らかな「異物」として描かれています。
 赤ん坊のときは安心してレノに対してヤーゴの悪口を言うジョヴァナ。また、ロックダウン前の生活を忘れられないジョヴァナはレノもまた自分と同じようにロックダウン前の生活を求めていると、自分の願望を投影します。しかし、レノは成長するにしたがってジョヴァナの制御下を離れ、彼女の思いどおりにはならなくなっていきます。
 このことで、ヤーゴとの二人暮らしの段階ですでに破綻していた二人の関係、そして共同生活におけるプレッシャーは決定的なものとなります。そして最終的にジョヴァナは部屋の窓を開き……。
 劇中、お互いのすれ違いを見つめ直したふたりは、いったんは家庭内別居という形で1階と2階に分かれて生活を始めます。これは一見破綻しているように見えて、実は険悪になったふたりが「住み分け」という形で安定した姿だったと思うんですよね。それが内部から出現した第三者であるレノの誕生によって、ふたりは再び結び付けられる。これは一見関係が修復したように見えて、実は決定的な破綻への序章だったというのがなんとも皮肉。「子はかすがい」となどと言いますが、本作ではこのレノの誕生によって集団の最小単位である「ふたり」のバランスが崩れ、さらに「ロックダウン前の生活を知らない、ロックダウン中の生活に適応した新世代」が誕生したことによって旧世代であるふたりが駆逐されたとすら見ることができるでしょう。
 本作では、フィクションの世界では絶対的な力として描かれがちな「家族の絆」があまりにももろく崩壊し、さらには子の誕生によってその崩壊が加速する描写すらあります。個人的にこの「家族の絆」万能描写が大嫌いな自分としては、本作のあまりもあっさりと家族の絆が崩壊・断絶していく姿には癒やしすら感じられました。
 そして本作ラストの「窓を開く」という描写にはさまざまな意味を感じます。本作序盤でロックダウン生活に耐えられなくなり投身自殺したアパートの住人と同じように自暴自棄になって? あるいは夫と子供も巻き込んで無理心中? あるいは、危険を承知で外部に向かって窓を開かなければ閉塞した状況は変えられないという示唆にも思えます。
 しかし、窓を開けたジョヴァナが10を数え終わる前に画面は暗転し物語は終わりを告げます。ジョヴァナが、そしてピンクの雲がどうなったかは闇の、あるいは雲の中。
 個人的にはこの作品は、ピンクの雲云々ロックダウン生活云々はあくまで舞台装置に過ぎず、その本質は「コミュニティの脆さ」だと感じました。
 最小単位ではジョヴァナとヤーゴのふたり、大きな単位では政府。ジョヴァナとヤーゴのふたりは前述の通り、政府は結局この事態を収めることはできずロックダウン生活は続いたまま。衣食住の心配はなく電波も使えるものの、そうした文明の恩恵を持ってしても、わかりやすいきっかけすらなく人間関係や家族の絆はもろくも崩れ去ってしまう。そうした状況下でできるのは、唯一「窓を開く」ことだけ。
 現実のコロナ禍も収束する兆しが見えるようなまた再発するような先の見えない状況ですが、そうした中で我々もまた、「窓を開く」時が来るのかもしれません。
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うーんまだ体調が悪い。

2023-03-28 23:00:12 | それさえも平穏な日々
 昨日の体調不良ですが、まだ本調子ではない感じ。
 喉の変調はまあまあ収まってきた感じではありますが、耳の穴の腫れがまだ残ってます。
 今日は大事を取って1日寝てましたが、なんかかえって疲れてしまった気もします。花粉症で目がかゆいしな……。
 いったん体調を崩すと持ち直すのに時間がかかるので、さっさとアセンションして肉体の軛から開放されたい。
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うーなんか風邪気味のような気がする。

2023-03-27 18:47:14 | 小説の書き方
 最近明確に体調が悪くなることはあまりなかったんですが、今日はなんか起きたときから体調不良。
 いきなり左耳が詰まった状態で、気づけばなんか喉の調子まで悪くなってしまいました。
 耳の中をいじってみたところ、どうも腫れてる様子。耳が痒いとついつい耳かきで強めにガリガリ掻いてしまうんですよね。そのせいで腫れてるっぽい。そして耳にダメージが行くと必然的に喉にもダメージが行きがち。
 さらに昨夜は薄着で寝てしまったのでそれも良くなかったようです。
 なので今日は家で大人しくして、暖かくして早めに寝ようと思います。一人暮らしで体調を崩すとそのまま死に直結するので体調には気をつけねば。万が一のために枕元には硯箱を用意しておかねば。
 季節の変わり目には毎年体調を崩しやすいので体調をくずすことを前提に考えてたほうがいいかな……。
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押し入れを整理しました。

2023-03-26 22:10:25 | それさえも平穏な日々
 ゲーマーの宿命は色々あると思いますが、その中の一つに「ゲームハードの空き箱が本棚の上に積み上がる」というものがあることについては心当たりがある方も多いのではないでしょうか。
 わたくし人形使いもご多分に漏れず、PS4やら360やらRAPやらの空き箱が本棚の上に大量に積み上がっていてるのがずーっと気になってました。
 なので、今日は雨が降ってて外出の予定もないので一念発起、空き箱をなんとかして押入れの中に納めることに。
 まずは本棚の上から空き箱を下ろしたんですが、ホコリまみれなのは当然として、そのホコリが箱にこびりついてて雑巾で拭いたくらいでは取れないのでさあ困った。
 仕方がないのでマイペットとスチールウールで軽くこすってなんとかきれいにしてからまとめて押入れの中に。
 しかし我が家の押入れはけっこう狭いので全部納めるのにはかなり苦労しました。押し入れの中は服以外のもののほうが圧倒的に多いのが実にヲタクの部屋といった感じ。
 要らないものは思い切って処分してなんとかスペースを作り、空き箱を納めることに成功。
 部屋はいつも綺麗にしてはいますが、こうしてときどき整理をすることでメンタルが落ち着く効果もあるので、ちょくちょく部屋を整理しようと思います。
 物持ちは良い方なので物が溜まりがちなんですが、部屋のスペースは無限ではないのでいらないものは定期的に処分していかないと。
 一人暮らしを始めた時に実家から持ってきた布団類なんかもけっこうあるんですが、その大半は使ってないので一気に処分して押入れのスペースを開けてしまおうかな……。
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「ゲームパビリオン」行ってきました!

2023-03-25 23:56:22 | それさえも平穏な日々
いろんなイベントが東京でのみ開催されているのを指をくわえて見ていることが多いわたくし人形使いですが、大阪でも色んなイベントが開催されるので積極的に参加していくようにしていきたい。
 というわけで、通い慣れたエリアである梅田スカイビルで開催されるということで参加してきました同人ゲームイベント「ゲームパビリオン」。
 以前にも大阪で開催された同人ゲームイベント「MEGABIT CONVENTION02」に参加したことがあるので、同人ゲームイベント参加はこれで2回目となります。コミケでも同人ゲーム島にはよく行ってますが、こういう同人ゲームオンリーイベントはまた違った雰囲気で楽しいですね。
 今回はゲームの販売よりも試遊の方を重視した感じのイベントとなっていた感じです。それではまず、試遊してみたゲームの感想を。
 
・溶鉄のマルフーシャ(hinyari9)
 steamの方で発見してウィッシュリストに入れている一作。
 試遊してみたところ、ACTだと思ってたらどちらかというとタワーディフェンスに近いゲーム性となっています。
 プレイヤーは国境の門を守る衛兵の少女マルフーシャとなって、攻め込んでくる敵国の戦闘兵器から門を守るというゲーム。戦闘は1日単位で終了するので非常にハイテンポ。1日が終わるごとに各種費用を差し引いた給料が手に入り、それをもとに新しい武器や仲間といったアップグレードを購入していきます。
 こうした同じサイクルを繰り返すゲームはテンポが非常に重要なわけですが、本作は思い切って1日の戦闘を1ウェーブのみにしてるのが大英断だと感じました。これのおかげでストレスなくゲームが進行していきます。
 また、ゲームが進むごとに給料から天引きされる税金がどんどん増えていくのでとても世知辛い気持ちに。あとゲームの端々からプレイヤーが所属する帝国が敗色濃厚なのがプンプン臭ってきますし、仲間もろくろく訓練も受けてないそのへんから拾ってきた孤児かなんかなんだろうなーというのが察せられてとてもいい。
 
・FastRogue(TamTamGames)
 極限までシンプルにしたローグライクRPG。
 ダンジョンは3✕3のマップで統一されており、移動は行き先を選ぶだけ。各種アイテムを駆使しつつ魔物たちとの戦いを生き残れ!
 何がすごいってここまで要素を削ぎ落としてなおローグライクとしての体裁を保っているどころか、ここまでシンプルにすることでローグライクとしての面白さが際立っているところ。ローグライクは試行錯誤とリプレイがその中核にあることを考えれば、「極限までシンプルにして短時間でプレイできるようにする」という選択は非常に理にかなっていると言えるでしょう。
 
・CyberBlocker Complete Edition(KT.SOFTWARE)
 ブロック崩しと縦STGを組み合わせたまったく新しいゲーム。
 アイテム取得でショットが撃てるブロック崩しはあるものの、ショットを常時撃てるというなかなか思い切った仕様のゲームです。さらにアイテムを取得することでパワーアップも可能で、任意のタイミングで各種パワーアップを使用可能。ブロック崩しをここまで攻めの姿勢にアレンジしてるのがすごい。さらにボスステージもあって飽きさせません。本作のボスステージはいわゆる地形シュー的な、死角から敵の弱点を狙うといったようなギミックがあり、ただ単に「ショットが撃てるだけのブロック崩し」で終わってないのが良いです。
 
・Shikon-X Astro Defense Fortress(Kindermann)
 おっさんゲーマーとしてはこういうのには目を引かれざるを得ません。80年代のレトロなSFゲームのノリを詰め込んだ、パロディとオマージュ満載の一作。
 ゲームは出撃前のADVパート、ブロック崩しの要領でコアを敵の攻撃から防衛するブロック崩しパート、敵要塞に直接攻撃を仕掛ける縦STGパートの3つに分かれています。
 個人的にはブロック崩しパートにおけるブロック崩し+ミサイルコマンドって感じのアイデアが楽しかったですね。さらに縦STGパートのあとには最近はめっきり見なくなった着艦フェイズがあってなおよし。おっさんであればあるほど楽しめるゲームといった感じですね。まだ完成は先のようですが、完成の暁にはやばいネタ満載でお願いします。
 
・ライクドリーマー(あうとさいど)
 こちらもsteamでウィッシュリストに入れてた一作。
 見た目はオーソドックスな弾幕系縦STGなんですが、SNSの世界を舞台にしているという設定がユニーク。なので敵を倒すと出現する得点アイテムであるハートは「いいね」なんですね。
 こうしたカラフルでポップなグラフィックのSTGは、ともすれば敵弾が見にくかったり背景にショットや敵弾が溶け込んで見えにくくなったりするもの。しかし本作ではおそらく色の使い分けと主線がはっきりしていることによるものでしょうか、敵や自機の弾がはっきり見えるので視認性の問題はありませんでした。この辺、地味ですがプレイしやすさに大きく関わる重要なメリットだと思います。
 
・Project : FZ(シティコネクション)
 「ゲーム天国」や「サイヴァリア・デルタ」などの通好みのゲームの移植を手掛けるシティコネクションが出店するのは、まさかの「フォーメーションZ」リメイク作。
 すっげー久しぶりに自機が変形するSTGをプレイした気がする……。
 見た目は現行ハードのグラフィックなんですが、プレイ感はかなり原作のフォーメーションZ……というかファミコンのSTG感があってノスタルジー。しかも一撃死+戻り復活という男気あふれる仕様となっています。世にリメイク作品数あれど、こういう見た目と遊びやすさだけ向上させて基本的な味は当時そのままっていうラインを保ててるリメイク作品ってなかなかないんですよね。システム周りはもう少しなにかあってもいい気もしますが、この令和の世にこのゲームを好き好んでプレイする客層を考えればこのくらいストイックでいいとも思います。素うどんのおいしさ。
 
・グノーシア(メビウス)
 完全に一人プレイで完結しているSF人狼。宇宙船の中で5人のクルーの中に紛れ込んだ異性体グノーシアを見つけ出すのが目的。いわゆる推理ゲーとは大きく異なるのが、1回のプレイが終わったら時間がループして登場人物とグノーシアが再配置される点。展示の段階ではまだ2回程度しかプレイしましせんでしたが、繰り返しプレイでどのような謎が開示されていくか非常に気になるタイプの作品です。これだけシンプルだと何回も周回プレイできてしまうので止まらなくなりそう。推理パートに関しては、既存のストーリーラインやギミックは敷かれていないので純粋にキャラクターのパラメータと会議のやり取りのみで勝敗が決まる感じでしょうか。TRPGにかなり近い手触りのようにも感じられました。
 
・鋼鉄帝国(メビウス)
 みんな大好きスチームパンク世界観の横STG。
 STGといえばドットが細かいとそれだけで嬉しいものですが、本作のドット絵は雑魚もボスも地形もきれいにしっかり作られていて見ているだけで楽しいです。
 全体的に敵が硬い気もしますが、それもまた架空の産業革命で生まれた敵といった感触でよし。また、その敵の硬さで持って本作の重厚な世界観を表現しているようにも感じられました。またこれはSTGにおいてある意味もっとも重要なポイントである爆発が実にいい。
 
・雪ん娘大旋風(メビウス)
 かつてはwiiとPS2で発売されていたという幻のゲームがニンテンドーswitchに移植だ!
 基本は見下ろし型の全方位STGでいわゆる「奇々怪々」などと同じタイプのゲーム。雪女が主人公のゲームらしい特徴的なシステムとして、吹雪を起こして敵を凍結させられるというものがあります。そこから通常ショットを撃ち込むことでコンボが発生するので、それでエネルギーを稼ぎつつ進んでいく形になります。全体的に懐かしい手触りのゲームでした。
 
・ARMS DOLL(辻斬無明)
 VRゴーグルを用いたロボット操縦アクションゲーム。
 清く正しいおとこのこなら誰もが持つ「ロボットを操縦したい」という夢を叶えてくれる一作です。操作は左右レバーとシンプルで、直感的に動かせる感じ。しかし眼鏡っ漢(めがねっこ)であるわたくしにはVRゴーグルでのプレイはなかなか難しい。ゴーグル自体の重さで眼鏡がずり落ちてしまうので装着も一苦労。なので残念ながらチュートリアルのみでプレイを中断しましたが、VR体験としてはなかなか面白かったですね。
 
 実際に試遊した作品はこのくらいでしょうか。
 頒布がメインのコミケなどのイベントとはまた違った楽しさがあって面白かったです。会場もかなり広めだったので、大型の筐体を持ち込んでるところもあったりしてまさに「お祭り」といった感じでした。
 そして個人的には今回のイベント参加のメイン目的である「GRANDCROSS RENOVATION」のRAYNEX氏、「Graze Counter GM」の白銀ねこび氏への挨拶に行ってきました。
 実はお二人には以前大阪で開催されたゲームイベント「MEGABIT CONVENTION02」でお顔は拝見してるんですが、きちんと名乗った上で挨拶するのは今回が初めて。
 それでゲーム開発の裏話やSTGに対する考えなど、いろいろな話ができて楽しかったです。
 特にねこび氏の「レイストはエクステンドさえあればまだマシだった」は最高に同意しますしクレイジービットは悪い文明だと思います。あと慣性が働いて自機が微動するのも勘弁してほしい。
 RAYNEX氏からは「GRANDCROSS RENOVATION」の世界観設定についていろいろなことを聞き出すことができたので今後の作品理解に活かしたいと思います。あと大量のお土産を頂いてしまいました。中には何故かフエラムネが混じってましたがなんでフエラムネ? 須藤真澄先生曰くフエラムネを吹かずに大人になってはいけないという。ぴゅー。
 そして近くにはいつも東方二次創作の感想を送らせていただいている「さばーい出版」のぱぃろ氏がいらっしゃって声をかけてくれました。同人ゲームの移植について色々お話しましたが、ニンテンドーswitchは意外にスペックが低いのでゲームの移植には苦労するんだとか。思えば同じゲームでもswitch移植版は動作が重いってのはよく聞くような気がする。
 コミケのような大規模なイベントではなかなかこうしてゆっくりお話をすることは難しいですが、こうした中小規模のイベントだとゆっくり回ることができるので腰を据えて楽しむことができました。
 こうしたイベントはけっこう大阪の方でも開催されているようなので、近辺で開催されるときはまた行ってみようと思います。
 それでは参加者の方、出展者の方、お疲れ様でした。
 いやーゲームって本当にいいもんですね。(パクリ)
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冬コミ戦利品レビュー東方編その8

2023-03-24 23:08:45 | 同人誌感想
 実はまだまだ残ってます同人誌レビュー。まあちょこちょこ進めていきますよ。
 
・東方ProjectTRPG短編リプレイ集 幻想卓遊戯(折葉坂三番地)
 毎度おなじみの小説サークルさん、今回の新刊は一風変わったTRPGのリプレイ集となっています。既存のTRPGを東方キャラでプレイしたリプレイ集ですね。
 わたくし人形使いはTRPGがどういうものかはおぼろげに知ってますが実際にはプレイしたことはありません。しかしむかーしむかし未だ天地の境目が曖昧であった頃に何もわからずに富士見ファンタジア文庫のリプレイ小説を読んでいた覚えがあります。あれですね、やったこともないゲームの攻略本だけ買うっていうあれですね。
 そんなわたくしでも、本作では単純にTRPGをプレイしている様子を楽しめましたし、各種の既存TRPGの用語やシステムを上手く東方の用語や世界観に読み替えているのが上手いと思いました。
 本作には、4種類のTRPGのリプレイが収録されていますのでそれぞれに感想を。
・くさのねフレンズ はるをさがして(けものフレンズTRPG てーぶるちほーの大冒険リプレイ)
 タイトル通り登場キャラは草の根妖怪ネットワークの3名。けものフレンズTRPGにふさわしいチョイスだと言えるでしょう。PCとしてのステータスの割り振りも元のキャラの特徴を活かしててなるほどなーといった感じ。こういう方向性の二次創作もあるのかそーなのかー。さらに各種スペルカードの効果もうまくルールに合わせてアレンジしてて面白かったです。あとタケノコが出てくると無条件でタケノコ魔神タケノッコーンが出てくる。
・南海に潜む黒い顎(下僕系イケメンTRPG ダークデイズドライブリプレイ)
 こちらは打って変わってダークな雰囲気の吸血鬼と下僕がメインとなるTRPG。もちろんキャラは紅魔館の面々です。それに合わせて戦闘描写もより過激に。いやーキャライメージにぴったりだなあ。
 最後にパッチェさんがおいしいところを持っていくのも実にらしくて楽しいリプレイでした。あと咲夜さん16歳について詳しく。
・夜を駆ける(ホラーアクションTRPG ブラッドムーンリプレイ)
 満を持してのレイマリ。「人を食らう怪異と戦う」という時点でやはり時期組の出番ですよね。シリアスかつバトルメインの雰囲気で、緊迫感のある展開を楽しめました。
 中でもやはり魔理沙が大ピンチになっててそっち方面のリビドーが満たされた感じ。また本作にはPC側に守るべき存在、大切な場所といった「幸福」というステータスが設定されてるんですが、魔理沙の「幸福」に「霧雨商店」が設定されているあたりに仄暗い闇を感じます。
・寄る辺なき地の果てで(終末紀行TRPG World's End Journyリプレイ)
 「人間とロボットの二人組みで終末世界を旅する」という設定で袿姫さまと磨弓をチョイスするあたりがさすが。敵とのバトルではなく過酷な環境そのものが最大の敵となる独特の緊張感のあるリプレイでした。
 ラストの展開も残念ながら旅の半ばで力尽きてしまったとは言え、その結末を上手くフォローし、元のゲームルールに則りつつ東方らしい、そしてこのふたりらしい展開になっててよかったですね。
 
 今日はここまで。
 
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塚口サンサン劇場「キラーカブトガニ」見てきました!

2023-03-23 23:10:06 | 映画感想
※はじめに
 本ブログは小さなお子様でも安心して読めるよい子のブログなので、極力過激な言葉や汚言を避けていますが、今回はあくまで映画のジャンルとして「クソ映画」という言葉を使っています。ご理解ください。
 
 世の中にはわざわざ時間とお金を費やしてクソ映画を見るという奇行を繰り返す人種がいるのです。
 というわけで今回見てきたのはこれ!
 
 
 約束されたクソの映画!(約束された勝利の剣っぽく)
 このタイトルでクソ映画じゃなかったら逆に詐欺でしょう。
 クソ映画といえばサメ映画ですが、サメ映画の牙城を突き崩すべくカブトガニがその牙を剥く! なんでカブトガニなんだよというまっとうな疑問は、シアター3に響くドバトの巣くらいやる気の感じられない主題歌の前には海の藻屑と消えていくのでした。
 狙って作ったクソゲーがしばしば普通の駄作になるように、狙って作ったクソ映画は普通の駄作になりがちです。
 なので本作はちゃんとまっとうなクソ映画(?)になっているかどうかが少し心配でしたが、結論から言うと清く正しいクソ映画になってたので安心しました。なんで安心してるの?
 まあなんというか、モンスターパニック映画ではとりあえず放射能浴びせとけばいいだろという風潮がありますが、本作もそのご多分に漏れず冒頭で微妙に雑な合成で原子炉が爆破され、凶暴化したカブトガニが街を襲います。
 このカブトガニがなんか妙に愛嬌があるのが腹が立つ。プロム会場に忍び込んだカブトガニがノリノリで踊ってたり、酒場を乗っ取ったカブトガニの群れが酒を文字通り浴びるように飲んでたりとけっこうコミカルで笑えました。これあれだ、「グレムリン」とかあそこらへんのノリだわ。
 対する人間側は、不自由な足を自作のエグゾスケルトンで動かそうと奮闘中のフィルとそのガールフレンドであるマディ、マディの母親で教師のアナリス、フィルの兄である保安官のハンター、そしてなんというか……若干アレな感じ(配慮した表現)なクラスメイトであるラドゥといった面々。
 本作は話の筋こそ雑なんですが、大量のカブトガニが人々の顔面に食らいつく描写や冒頭のバラバラ死体などはB級映画にありがちな雑で大味な「とりあえず血と内臓出しときゃいいだろ」的なグロシーンで割りと見てて楽しいんですよね。
 また本作のカブトガニは普通のカブトガニサイズの初期状態から2m程度の中間形態、そして巨大化した最終形態の3種類の形態があります。初期状態では大量のカブトガニが忍び込んで人を襲う、中間形態では逃げ込んだ先の扉を怪力で破壊して襲ってくるなどこれらの形態ごとの特徴がちゃんとシーンにも反映されているので生意気にも飽きのこない展開で意外に楽しめました。特に中間形態のカブトガニが直立したような姿はなかなか好みです。それお前が節足動物が好きなだけなんじゃないの?と思われるかもしれませんがそうです。
 街を襲ったカブトガニは次第に巨大化していき、最終的にはゴジラ並みの巨体に成長。これを迎え撃つのはフィルがなんやかんやして作り上げたボスボロットみたいな雑な構造の巨大ロボットだ! ちなみに操縦方法は舵輪です。ウォーカーギャリアかよ。
 というわけでラストバトルはカブトガニ最終形態VS巨大ロボットという構図なんですが、ここに来て明らかに特撮や合成が安っぽくなってて、いかにも予算が尽きた感があって味わい深い。この安っぽさとそのタイミングを計算して作ったとしたら、本作の監督であるピアース・ベロルツハイマー監督はある種の天才であると言えるでしょう。
 また本作、クソ映画の割にはキャラクターがけっこう魅力的なんですよね。特に足の不自由な自分をどうにかしようと研究に打ち込むフィルと、そんな弟に若干戸惑いながらもしっかり兄としてサポートしてくれているハンターの兄弟の様子は普通によかったですし、ハンターやマディの協力を得て完成したエグゾスケルトンを装着してプロムに赴き、マディとダンスを楽しむフィルの姿には素直に感動してしまいました。クソ映画なのに。
 でもなあ、フィルとマディはともかくアナリスとハンターがそういう仲なのはどうなの。マディからすれば、自分のボーイフレンドの兄が自分の母親と付き合ってるって構図なんだけど、そういうのってアメリカじゃ普通なのかな……とか余計な心配をしてしまいました。当人が幸せならいいんじゃないですかね。(投げやり)
 とまあなんだかんだでけっこう楽しんでしまいましたキラーカブトガニ。エンドロール後にはしっかり「本物のカブトガニは傷つけていません。カブトガニは血液をはじめ医療の現場などで役立てられています。ビーチなどで見かけてもイジメないでね」とカブトガニへのフォローもしっかりしてたしな。
 本作を10点満点で採点するとFxxxxxxxxxxxxxxck!!!!って感じですかね。
 
※終わりに
 本ブログは本ブログは小さなお子様でも安心して読めるよい子のブログなので、極力過激な言葉や汚言を避けています。伏せてるのでセーフです。
 
 あとなんか塚口のtwitterによればカブトガニが逃げたらしいので、早いとこ戸村支配人に謎の薬品を浴びせて巨大化させたほうがいいと思います。がんばれぼくらのジャイアント戸村支配人。
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うげえまーた寝すぎた。

2023-03-22 23:46:48 | それさえも平穏な日々
 度々この日記で生活のリズムの乱れを書いてきたわたくしですが、日々の不断の努力により自分の人生になんとか午前中という概念を取り戻しつつあります。やったー。
 とか言ってたら、昼間にちょっと仮眠しようとしたらガッツリ夜まで寝てしまったでござるの巻。
 この世にはショートスリーパー、ロングスリーパーいるようですが、自分がどっちなのかまるでわからん。小さい頃は1回寝たらもう起きないタイプでしたが、ここ最近は数時間で目が覚めてしまったりなかなか寝着けなかったりと睡眠関連にはずーっとも問題を抱えています。
 いちおう眠剤をもらっているのでそれで改善しつつはあるんですが、現在のところ昼間の強い眠気がいちばんの問題というところでしょうか。
 夜の睡眠の質が悪いのかな……。
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