途中で放置してたペルソナ4Gを最近進めてまして、ようやく終盤戦に突入しました!
いよいよ一連の事件の真犯人の真犯人が判明! ……ってなんか知ってる話と違うような。
実はペルソナ4の真犯人についてはプレイする随分前にネタバレしてて真犯人を知ってたはずなんですがなんか聞いてた話と違うんですけど? それともここからさらにどんでん返しが来るのか?
いやしかし面白い。どちらかと言うと楽しい高校生活がメインだった中盤までに比べて、中盤から終盤にかけては街の中が常に霧に閉ざされて天気予報はずーっと曇り、さらに明るかったBGMも不穏なものに。そして一番不穏なのはそれに合わせて町の人々の様子もだんだんと暗く不気味なものになっていくこの感じ。
まさに2024年のこの現代のコロナ禍の閉塞感や陰謀論が渦巻く社会そのものを感じます。わたくし人形使いはペルソナ4はsteamに移植されてからプレイしてるんですが、今このときにこの作品をプレイしていることになんらかの運命を感じます。
3のときもそうでしたが、ペルソナシリーズはこの終末感や閉塞感がじわじわ進行していく雰囲気の移行がうまいんですよね。いきなり世界の終わりが告げられるのではなく、社会を取り巻く雰囲気や空気感が変質していくのが下手なホラーよりも怖い。
また、ペルソナ4は田舎町という非常に限定されたロケーションが舞台となっている時点ですでに閉塞感が準備されていたという……。そして事件の真相が明らかになっていく解明編とも言える終盤を見るにつけ、中盤までの予想がことごとく覆されるのが見事。
雰囲気的、日付的にこれがラストパートになりそうですが果たして……?