A Day in The Life

主に映画、ゲーム、同人誌の感想などをコンクリートミキサーにかけてブチまけた、ここはいいトシしたおっさんのブログ。

やっちゃった。

2021-07-31 20:55:53 | それさえも平穏な日々

 スーパーウルトラセクシィヒーローは関係ありません。
 皆さんは、いつか起こるんじゃないだろうか、いつかこんな日が来るんじゃないだろうかと思っていることはありませんか?
 わたくし、つい先ほどのその「いつか」を迎えました。

 食器用洗剤と間違えてサラダ油をスポンジにかけてしまった……。

 いやーいつかはやらかすと思ってたんですよこれ……。
 ちなみに逆パターンである「フライパンにサラダ油をかける」は未遂でなんとか回避しました。
 うーんこういうの地味に落ち込む。本棚に手を伸ばして目当てのホントは全然別の本を手に取ってしまったときとかな……。
 こういうのがあると、いずれ致命的なタイミングで致命的なミスをやらかしそうで怖い……。
 危険は日常に潜んでいるので、気をつけて生きていこうと思います……。

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TOHOシネマズ梅田「とびだせ!ならせ! PUI PUI モルカー」、塚口サンサン劇場「機動警察パトレイバー劇場版」見てきました!

2021-07-30 22:57:57 | 映画感想

 今月末から来月にかけては見たい映画のラッシュが来るので、できる限り見ていこうと思います。
 まずは、先日見に行って惜しくもプイプイできなかった「とびだせ!ならせ! PUI PUI モルカー」、今度こ思う存分プイプイするためにモルカーボール2週目配布が始まる今日を狙って行ってきました。
 劇場に着くと同じことを考えていたと思しきモルカー同志がかなりのかず集まっています。多分席は満席だったんじゃないかな?
 そしていよいよ開場!
 今回は再配布1日目ということで、念願のモルカーボールを手に入れたぞ! ちなみにシロモでした。
 さて全開はモルカーボールが配布終了してたので会場内は寂しい限りでしたが、今回はもうあっちでプイプイこっちでプイプイとなんかもう自分以外全員モルカーなのではないかと思うくらいの賑やかさ。
 そして場内の照明が落ち、タイトルコールに入ると同時に劇場じゅうから響き渡るプイプイプイプイプイプイプイプイプイプイプイプイプイプイプイプイプイプイプイプイプイプイプイプイ。
 もう場内は完全に応援上映の空気です。
 そして画面が暗転すると申し合わせたかのように鳴き声がピタリと止まる無駄に統制が取れたモルカーに、隣の席のお姉さんが顔伏せて爆笑しててほっこり。
 これ、場内に相当数の応援上映ガチ勢が混じってたと見た。
 要所要所でプイプイするわけですが、DJモルカーのリズムに合わせてプイプイ、スケートやパーティのBGMに合わせてプイプイと極めて練度の高いプイプイが楽しめました。
 これよこれ、これがやりたかったんだよ俺は。
 ようやくプイプイ欲が満たされました。
 そして今度は、休むまもなく塚口へ。

 はい、みんな大好き劇パトです。
 しかも今回、上映に加えてパンフレットも販売するということだったので、売り切れの可能性も考慮して初日に行ってきました。
 作品自体はもう何回も見てますが、劇場で見る機会はそうそうありませんでした。
 しかも、台風がキーワードとなる本作が塚口で上映されるとなれば行かないわけには行きません。
 で、感想なんですがもう冒頭の暴走レイバーのシーンからいきなり塚口の音響が牙を向きます。
 ヘルダイバーの着地音やブースト音、闇夜を照らす曳光弾などなど、音響が超絶パワーアップ!
 そしてクライマックスの方舟での攻防戦は、もう完全に客席が風速40メートルの台風の中に放り込まれてました。
 わたくし幼少期は台風銀座とも呼ばれる宮崎にいたので台風はさんざん経験してきてるんですが、完全にリアル台風。
 上映が終わって外に出たときに晴れてたのに違和感を覚えるほどでした。
 崩壊する方舟のシーンなんかも、遠くに近くに落下する瓦礫の音が響き渡って、以前見た4DX版以上の迫力でした。
 もちろん劇パト2も見に行くので、音響がどのくらいパワーアップしてるのか楽しみです。

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小説書くのが滞っている……

2021-07-29 23:47:44 | それさえも平穏な日々

 実はいまこの期に及んで、去年の紅楼夢の表紙を描いてくれた後輩へのお礼SSが終わってなかったりします。というか書きかけの小説が一向に進んでない。
 スランプというか、よくあるセルフダメ出しが延々続いてて先に進めないパターンに陥っている感じ。
 こういうときはもう思い切って書いてしまうのがいいとは思うんですが、個人的に自分の作品で一番悪い「地の文で状況を説明してしまって状況そのものを描写してない」が発生してるのでよろしくない。
 ただ漫然と書いてるだけだと弱点や足りない部分を改善できないので、せめてもひとつふたつは改善しつつ書いていきたいと思います。
 ただしダメ出しばっかりやってるとモチベが死ぬし、そもそも作品を完成できなくなるのでほどほどに。

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「CONTROL」プレイしてます。

2021-07-28 22:35:33 | それさえも平穏な日々

 未クリアのゲームが大量にある状況で新しいゲームを始めるのもどうかとは思うんですが、原神と同じくEPIC GAMESで無料配布されていた「CONTROL」をプレイしてみました。
 内容は主人公・ジェシーが行方不明になった弟の情報を求めて「操作局(捜査局ではない)」という謎の建物を訪れるというもの。
 建物の中は「ヒス」と呼ばれる怪奇現象によって空間が歪んでおり、脈絡のない構造となっています。さらに操作局の局長が自殺している現場を目にし、さらにその自殺に使われた銃の形をした謎のアイテム「サービスウェポン」を手にしたことで次の局長として選ばれてしまいます。
 ……とまあここまで書いて分かるように、要するにアレです。F・K・ディックでSCPな内容です。
 ゲーム中で手に入るアーカイブはところどころ黒塗り、施設内には「パワーオブジェクト」と呼ばれる謎のアイテムが点在しておりさまざまな怪奇現象を引き起こしています。この辺完全にSCPですね。
 世界観がかなり特殊で、オーソドックスなSF系のゲームだと思ってたら面食らいましたがこういうの大好き。
 またゲーム内容はAVG寄りかと思いきやかなりガッツリACTに寄せた内容となっており、銃撃戦はもとよりさまざまな超能力を駆使したバトルシステムはシビアなもののやりごたえがあります。
 相当人を選ぶゲームだとは思いますが、こういうのが好きな人にはおすすめの一本です。

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台風前の買い出し完了。

2021-07-27 23:30:07 | それさえも平穏な日々

 台風が近づいてきているということで、ちょうど米の備蓄がなくなりつつあったので遠出して買い出しに行ってきました。
 これで当面は買い物に行かなくても生き延びられるでしょう。
 それでなくても最近の暑さはなかなか辛いので、できることなら家から出たくない……徒歩10分のコンビニに行くのもめんどくさい……息をするのもめんどくせえ……などとゲイラ様になってしまいそうになりながら日々を過ごしてます。
 いややらなきゃいけないことは山積してるんですけどね……。
 あと台風といえばサンサン劇場の劇パトに台風が重ならないかなあとか不謹慎なことを考えてしまいます。

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「原神」始めてみました!

2021-07-26 23:29:21 | ゲームな話

 ちょっと前にEPIC GAMESで遊べるようになってたので、なんとなーく始めてみました。
 ゲーム自体は名前とキャラと基本無料の中国発のゲームであることくらいはなんとなーく知ってるくらいのもの。
 「Subnautica」をクリアしたので、引き続きオープンワールド系のゲームをやってみたいと思ったのでプレイしてみました。
 中国発だけあって、世界観はファンタジーながらもその根幹には中国的なガジェットを感じます。
 また、フィールドがかなり広いようなので探索も楽しめそう。
 基本無料のゲームとかソシャゲにありがちなことなんですが、システムの情報量、とくに属性が多いので把握するのに時間がかかりそう。
 また一度に開示される情報も非常に多いので咀嚼するのが大変です。
 しかし本作、属性の使い方が斬新で面白いですね。
 本作では、弱点・耐性はもちろんのこと、属性同士の連携や干渉を戦闘システムに取り入れています。
 例えば水たまりや池などの水がある場所で敵に「湿潤」の属性を付与した上で氷属性の攻撃を使うと「凍結」、雷属性なら「感電」といったように、状況や敵の属性に合わせた連携が使えるのが面白いですね。
 キャラも可愛くて好みなんですが、いわゆる案内役のマスコットキャラの名前が「パイモン」なんですよね。
 パイモン……ペイモン……ペイガニズム……ミッドサマー……うっ頭が!!!

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TOHOシネマズ梅田「とびだせ!ならせ! PUI PUI モルカー」、梅田ブルク7「DolbyCinema機動戦士ガンダム閃光のハサウェイ」見てきました!

2021-07-25 21:05:39 | 映画感想

 連日映画館通いを続けているわたくしです。
 というわけで本日は2本見てきました。ではさっそく感想をば。

 まず1本目「とびだせ!ならせ! PUI PUI モルカー」。
 視聴者からは「実質戦闘妖精雪風」「実質魂の駆動体」「シロモちゃんゾンビ化でTLが阿鼻叫喚」「実在しない13話、14話の幻覚が大量発生」と怒涛の如き異常事態を巻き起こした「PUIPUIモルカー」の全話まとめ版です。
 わたくしTLでの盛り上がりを見てて、ぜひ自分も劇場でプイプイしたいッ!! そうしたいッ!!と思ったので、もっとも座席が埋まっている3Dで見てきました。
 結論から言うと、残念ながらモルカーボールは配布が完了しており残念ながら劇場でのプイプイはできませんでした。悲しみ。
 しかしやはりモルカーは面白い。
 全12話で45分という短い時間ではあったものの、やはりプイプイしてるモルカーたちはかわいいし、この世界の交通インフラはどうなってんだとか洗モル場があるなら廃モル場もあるんだよねうふふうふうふとかテディの姉貴はどう考えても軍用モルカーだよねとかメカシャークかっこいいとかそういう思いを込めて心のなかで精一杯プイプイしてました。
 モルカーボールは数量限定とのことなのでもう配布は終わってると思われますが、まだ残ってたり追加供給があったりした場合はぜひともプイプイしたいですね。
 次、閃光のハサウェイドルビーシネマ版。

 本作を見るのはこれで2回目となりますがドルビーシネマ版は初視聴。
 もちろん作品内容は同じではあるものの、ノーマル版と比べると大きくパワーアップしてる点がありました。
 まずは映像の明暗のコントラスト。
 本作の目玉である洋上でのクスィーガンダムvsペーネロペーの夜間戦闘のシーンなんか特に顕著でしたが、暗いながらも高速で移動するMSの姿がかなりはっきり見えて、よくある「暗いうえに動きが激しいのでなにがどうなってるのかよくわからない」といったことがありませんでした。
 しかし、よくこんな線の多いMS動かせたもんだなあ……。この分だとガンダム・センチネル映像化も期待してしまいます。
 そしてもう一つは音響。
 特に本作の非常に特徴的な点であるペーネロペーの飛行音に含まれる音の要素が明らかに豊富になってて、より怪獣感を高めていました。
 やはりドルビーシネマだと、より深く作品を楽しめるようになってる感じですね。
 シン・エヴァのドルビーシネマ版も上映が延長されているので終了までにはもう一度見に行きたいですね。
 また、2回目ということでまた色々と気づいた点、感じた点があるんですが、今回は思ったのがギギの不安定さ。
 彼女は達観した仙人のような振る舞いをすることもあれば幼い少女のような表情を見せたりする、非常に不安定な情緒を見せますが、これって実はハサウェイの主観が混じってるんじゃないでしょうかね。
 作品世界は当然、視聴者=神の視点=第三者視点で描かれているわけですが、ギギに関してだけはハサウェイの主観が反映されている、つまりギギが不安定に見えるのはそれを見ているハサウェイが不安定だから、というように感じました。
 そもそも本作におけるハサウェイの根幹をなす要素って「矛盾」だと思うんですよね。
 冒頭のシャトルでは、これからマフティーとして殺害することになるであろう政府高官たちと同じ機内でいかにもリラックスした様子で座ってるし、市街戦では戦闘による街の惨状に表情を歪めているにも関わらず、それを引き起こした組織のリーダーは他ならぬ自分であるという。
 にもかかわらず、ハサウェイ・ノアであるときの彼とマフティー・ナビーユ・エリンである時の彼には少なくとも外面的にはいわゆる二重人格のようなギャップがあるわけでもなく、テロリストと聞いて想像するような連邦政府に対する憎しみを燃やすような場面もない。ラストでマフティーとして基地に戻ってきたときには穏やかな表情さえ見せる。
 ……しかし、そこにこそ彼の矛盾、一種の狂気があるように思います。
 どこかで見かけましたが、Vガンダムにおいて戦争の狂気の中で自分も同じくおかしくなっていったカテジナは、狂って当然の環境で狂ったのでむしろ正常で、戦争の狂気の中少年の身で正気を保っていたウッソにこそ本物の狂気があるのではないかという考察がありました。本作におけるハサウェイにも、同じようなことが言えるのではないかと思います。
 そういや閃光のハサウェイは、原作小説をちゃんと読んだ記憶がないので、増補版も出ていることですしこの機会に読んでみましょうかね。

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今日は一日のんびりしてました。

2021-07-24 23:12:17 | それさえも平穏な日々

 いや決してのんびりしてる場合じゃないんですが、昨日は久しぶりに稽古してきたうえにガルパン3連続とかいう命を顧みない行為に及んでしまったのでわたくしの体はボロボロ通り越してゲドゲドになってましたので、1日家でのんびりしてました。
 たまにゃーこういう日もいいよね。
 メンがヘラってると休息することにさえ罪悪感が介入してくるので休息=悪いこと、なにもできなかったと思いがちですが、それももう典型的な認知の歪みだということは明白なので、自分の中からこのいらない罪悪感を段階的に排除していこうと思います。

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塚口サンサン劇場「劇場版ガールズアンドパンツァー最終章1~3話」見てきました!

2021-07-23 22:24:07 | 映画感想

 というわけで、7月末から8月にかけてなんかもう劇場に住めと言わんばかりのデタラメな上映スケジュールが襲いかかってくるサンサン劇場、そのスタートを切ったのは劇場を揺るがす砲撃音!
 そして塚口でガルパンと言えば狂気のダンボール戦車。
 今まで数々の狂気度の高い戦車を製作してきた塚口ダンボール班の血と汗と涙の結晶がここに顕現!

  

 なにこれ。

 なにこれ。(2回目)
 というように、いつもの感じとも言えますし、いつもの感じとも言えます。うぁぐぐぐぉおあぇ!
 相変わらずの完成度でもう完全に映画館のやることではありません。あとキャタピラの造形が完全にプロのそれ。
 すごすぎるわ。
 しかしすごいのはこれだけではありません。

 

 

 

 塚口のファッションリーダーこと秋山殿が本来の姿でお出迎え。
 さらには壁面ポスターではパトレイバーだけでなく、サンサン劇場におけるガルパンマサラの狂気の歴史が記されています。
 なんかもう内容がホラゲのアーカイブみたいなんですが。追うごとにスタッフのメンタルが削れていくのが如実に分かる内容でスタッフさんご苦労さまですマジで。
 最終的には原寸大カール自走臼砲を作ってくれるって信じてる。原寸大ラーテでも可。
 さて、いよいよ上映時間が近づき、本当に久しぶりに劇場入り口に入場列が形成されます。
 もうね、この「満席状態のシアター4」という光景をどれほど待ち望んでいたことか。
 あーもう上映も始まってないのに多幸感が一般的なホモサピエンスの上限の5倍を突破しチャクラのクンダリーニがパシュパティナートしてしまいます。
 しかしいきなり即絶頂をキメてる場合ではありません。我々の戦いはこれからです。上映開始ッ! パンツァー・フォー!!

 まず第1話。
 いきなり大ピンチのあんこうチームからはじまる第1話、もう何回も見てきたというのにハラハラします。
 そしてあーこれ! これよこのヤケクソじみた大音響!
 わたくし思わず「この風、この肌触りこそ塚口よ!」とランバ・ラルと化しておりました。
 いやーもう塚口ガルパンの音響は本当にすごい。なにがすごいって耳だけじゃなく全身に浴びせかけられるんですよ。
 全身がビリビリふるえるぞハート! 燃え尽きるほどヒート! 刻むぞ血液のビート!とジョナサン・ジョースターと化しておりました。
 砲撃音はもちろんのこと、戦車ごとに異なる駆動音、画面外にいるキャラの声はちゃんと遠くから聞こえるなどの調整が見事!
 特に印象的なのはマークⅣの駆動音。
 流石に稼働可能な実車は残ってないでしょうし、動画からも鮮明な駆動音を知ることは難しいでしょう。
 にもかかわらず、あの車体全体を軋ませるような独特な駆動音は、まさしく「世界初の戦車であるマークⅠ戦車の流れをくむ戦車」のもの。
 もう目をつぶって音だけ聞いてても、骨董品モノの戦車が動いているというのがはっきりわかる音なのが本当にすごいと思います。
 あと久しぶりにGMT(ごめんなさい麻子さん止まらなくて)が見られたので幸せ。
 次、第2話。
 大洗vsBC学園後半戦。久しぶりにマリー様のくねくねが見られたのでそっち方面のリビドーは満たされた感じですかね。
 いやーしかし今回の西住殿の作戦はえげつなくて笑えます。「相手の同士討ちを誘って自滅を狙う」とかどう考えても主人公側の作戦じゃないよなあ……。
 後半戦では狭いボカージュを高速で戦車がすれ違うシーンが多かったんですが、もう実際に見てるこっちも顔のすぐ横を戦車が通り過ぎてるようで、主観視点の映像も相まって臨場感が桁違いに上がっていました。
 そして、塚口では初上映となる第3話。
 本編が始まった段階ではっきりわかりました。塚口の音響がさらに進化している……!
 シーンに含まれる音の要素がさらに細分化されており、シーンごとの音の要素がさらに増しているのが分かりました。
 本編は夜間戦闘ということもあり、静と動、光と闇のコントラストが印象的な作りになっているんですが、音響の方も静寂と爆音のコントラストがより鮮明なものになっており、臨場感がさらに向上していました。
 もっとも顕著だったのは、特二式内火艇が頭上を擦過するシーン。
 火花バチバチ装甲ガリガリの大音響が、今まさに自分の頭上で起こっているという感覚が明確にありました。以前も書きましたが、「場に臨む感覚」と書いて「臨場感」。
 まさに観客は戦車に乗ってあのジャングルの奥深くに放り込まれるのです。
 映画を見る動機は様々でしょうが、自分の場合はそのひとつに「日常では決してできない体験を疑似体験したい」というのがあります。
 然るに塚口の音響は、否応なく観客を作品世界の中に引きずり込む魔力があると言えるでしょう。
 未だコロナ禍は収束が見えてきませんが、いつかマサラ上映が再開したら、この魔力に負けないくらいの大歓声を返したいものです。
 ……というかですね、この記事の冒頭に上げた壁面ポスターに「最終章第6話が公開された暁には劇場版+アンツィオ戦+最終章全6話の8連続マサラ上映をしたいと思っています」とかおよそ正気とは思えないほとんどテロ行為に等しい計画が書いてあったんですが本気ですか? むしろ正気ですか?
 まあ塚口のことだからやるんだろうなあ……。
 まったくこんな映画館に付き合ってたら命がいくつあっても足りません。とか言ってたら階段のところのポスターに細田守監督作品特集とかパトレイバーに混じってしれっとゼイリブのポスターが貼ってあったんですけど加減しろ莫迦!

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梅田ブルク7「スーパーヒーロー戦記」「劇場版仮面ライダーオーズWONDERFUL 将軍と21のコアメダル」見てきました!

2021-07-22 21:22:45 | 映画感想

 最近ずーっと引きこもりっぱなしだったので、こりゃイカンということで見てきました新作映画。
 まずはこちらの感想をば。

 仮面ライダー50周年記念、スーパー戦隊45周年記念となる本作は、仮面ライダーセイバーとゼンカイジャー、そして数多の仮面ライダーとスーパー戦隊が一堂に会するお祭り映画。
 前半部分はゼンカイジャー的などうにも緊張感のないギャグっぽいノリで話が進むんですが、中盤から終盤にかけてはお祭り映画的なたくさんのキャラクターが入り乱れるクライマックスながらも、仮面ライダーとスーパー戦隊の歴史、そして「創作」という行為そのものにまで踏み込んだ展開は完全に予想外で度肝を抜かれたとともに、改めて仮面ライダーとスーパー戦隊の歴史の重みを感じることができる作品だったと思います。
 つうかですね、今回のテーマこそセイバーでやるべきだったのでは?
 セイバーに関しては「小説家という設定が活かせていない」「キャラ多すぎて各々の掘り下げができていない」「スケジュール消化するのが精一杯でエピソードを構成しきれていない」「主演俳優の不祥事が多い」といった理由で視聴は中断してしまったんですが、本作における物語と作者、虚構と現実、そして仮面ライダーとスーパー戦隊の造物主たる原作者・石ノ森章太郎先生をテーマとした本作におけるセイバーの立ち位置は、まさに小説家という創作者という立ち位置をうまく活かしたものだったと思います。
 そして本作では、キーパーソンとして「章太郎」と名乗る少年が登場するんですが、彼が名乗った瞬間に劇場内からかすかにですがどよめきを感じましたね。そりゃあこの作品で「章太郎」なんて名前を出す意味はひとつしかないでしょうよ。
 本作の魅力はそうしたシリアスなテーマ以外にも、お祭り映画ならではのさまざまな異なる作品のキャラクターが一同に介するという大きな魅力があります。
 わたくしまだまだ未視聴の仮面ライダー・スーパー戦隊はたくさんあるんですが、今回もしっかり万力ネタを盛り込んでくれた押切時雨ことキラメイブルー、久しぶりに爆笑ギャグを見せてくれた飛電或人こと仮面ライダーゼロワンの登場が嬉しかったですね。
 また、仮面ライダー電王のイマジンの面々もなんというか西遊記の世界に異様にマッチしてて笑えました。
 ラストシーン、変身を解いた旧1号こと本郷猛のセリフ、まさに万感の思いを込めた言葉だったと思います。あの言葉こそが本作のテーマに対する答えなんでしょうね。
 そして本作終了後の新番組「仮面ライダーリバイス」も面白かった!
 どうやら新しい仮面ライダーは悪魔と契約してるという設定のようなんですが、コメディ色が強い感じなので楽しめそう。
 あと、ピンクを基調としたカラーリングに加えて生物感の強いデザインも個性的で好きですね。変身アイテムがスタンプというのも新しい。
 というか仮面ライダーバイスのほうが、完全にデッドプールのノリなんですが……。
 次、「劇場版仮面ライダーオーズWONDERFUL 将軍と21のコアメダル」。

 オーズは本編完走済み、本作もすでにterasaで視聴済みなんですが、せっかくだからということで劇場で見てきました。
 オーズの魅力といえばなんと言っても映司とアンクのコンビなわけですが、本作ではそれ以上に鴻上会長のキャラが濃ゆい濃ゆい。
 「欲望」というともすれば邪悪なものとして排除されがちなものを強く全肯定するその姿勢は、オーズの裏の主人公とも言えるのではないでしょうかね。
 しかしいったいどっから「仮面ライダーに暴れん坊将軍を出す」なんて狂った企画が出てきたんだ。
 上様とオーズが馬とバイクで並走するシーンは盛り上がるところなのか笑うところなのかもはやわかりません。
 あと、上様が出てきたところから戦闘員の動きもライダーのそれから時代劇のものに切り替わってるのも笑えます。
 どうやら梅田ブルク7ではこれからしばらくライダー映画をやるらしいので、いろいろ見ていこうと思います。

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