上映時間6時間弱! 王を称えて称えて称え倒せ! バーフバリ 伝説誕生/王の凱旋」連続マサラ上映、ついに凱旋!
コロナ禍の中、少しずつ戻ってきたマサラ上映。そしてついに我らが王が塚口に帰還する! ”待”ってたぜェ! この”上映”(とき)をよォ!!
というわけで塚口サンサン劇場は、日本国インド領となっています。待合室はこの有様。
完全に極(キ)まってます。キリンは出るわ戦車は出るわ象は出るわ何なんだよこの映画館。
待合室にはマヒシュマティ国民のみなさんが王国の門が開かれる時を今か今かと待ち構えています。そして地下1階ではすでにチャイやらラッシーやらネパールビールやらを販売してましたので、わたくしせっかくだからネパールビールをいただくことにしました。
そして上映前からいい感じに酩酊状態になってると開場のアナウンスが。
今回の上映前映像はこれ。
塚口マヒシュマティ王国鉄の掟、この映像を法と心得よ!
少しずつ観客席が埋まってきて、場内の熱気がだんだん温まってきました。
そんなおり、隣の方からこんなステキなプレゼントを頂きました。
さすが塚口、映画館側はもちろんのこと観客の方も福利厚生が異常に充実しており、イベント上映のときは毎回驚かされます。互助精神ですね。
というわけでわたくしも今回集まったマヒシュマティ王国の同志たちのために、今回のマサラ上映の様子を克明に記録するものであります。
いよいよ上映の時が来ました。そして花道をわたり登場する戸村支配人による恒例の前説!
今回はバーフバリマサラだけあって、戸村支配人の声にも気合がみなぎっています! それに見事に呼応するクラッカー! タンバリン! 火薬銃! 鳴り物! 拍手!
あぁ^~心がひとつになってるんじゃぁ^~などとこれまでにない多幸感と一体感に包まれながら、まずは前編「ハーフバリ 伝説誕生」スタート!
ストーリーの方はもう何回も見てますが、全然飽きません。こういう世代を超えての復讐譚や偉大なる王とその臣下などなどのテーマはやはり日本人に、さらに言うならオタクの琴線をリッチー・ブラックモアのごとくかき鳴らしてくれるんでしょう。
そしてもう出てくる絵面がことごとく「強い」。前編の主人公シヴドゥことマヘンドラ・バーフバリはそもそもいるだけで絵面が強いし行動が全部強いしエクストリームストーキングのシーンは完全にプレデターだしで、もう「キャラが立ってる」とかそういう話ではない。
もちろんシヴドゥ以外のキャラクターも非常に魅力的なんですが、そのキャラたちの魅力をさらに引き出すのが我々の仕事!
激突と爆発にぴったり重なるクラッカーと火薬銃! 劇伴と区別がつかないレベルに進化したタンバリンと鳴り物! 画面効果と一体化した紙吹雪!
マサラ上映の際には毎回言ってますが、塚口のマサラ上映はただ単に応援するだけではありません! 映画の一部となるのです! 俺が! 俺たちがバーフバリだ!!!
そして今回いちばんよかったと感じたのがバーフバリコール。
当然今回は無発声上映なので、本作における最大のキモとも言えるバーフバリコールが封じられている状態です。この状態で我々マヒシュマティ国民はいかにして王を称えるのか!?
その答えは当然、「やる」!!
音の情弱がつけられるタンバリンと鳴り物で最初の「バーフバリ……?」を表現し、じわじわふえる拍手で「バーフバリ……!」を表現し、「バーフバリ! バーフバリ! バーフバリ!」で怒涛のクラッカーと火薬銃が鳴り響く!
これまで幾度も王を称え続けてきたこの身なれば、発声(こえ)封じられたとて応援できぬはずはなし!
無発声という制限を物ともせず王を称えてこそのマヒシュマティ国民!
そして、前編のハイライトとなるTHE☆蛮族ことカーラケーヤ戦におけるバーフバリのもえもえ☆大作戦(仮称)の際に、隣の方からおもむろに赤い布を渡されました。これの意味することがただひとつ。
スクリーンで燃え上がるカーラケーヤに合わせて布を振る! 振る! 振る!
この辺でだんだん体力が尽きてきたわけですが、その分は魂から補充します。
そんなこんなで大盛りあがりのうちに前編は終了。体感30分。バーフバリを見てると主観時間がメッチャクチャになります。
それではここで、通路が紙吹雪でどのようになっているかを見てみましょう。
ここの時点でもう完全に床が見えなくなってました。しかし、マヒシュマティ国民にはこの先がある!
というわけで、30分の休憩を挟んだ後に、後半戦「バーフバリ 王の凱旋」が始まります!!
後半へ続く!(キートン山田の声で)
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