もう9月も終わりということでなんかもう時の流れ以上に残酷なものなんてないよね……。
しかし幸い月末から月の頭にかけては少しの間ですが余裕ができるので、そのうちに一気に進めてしまおうと思ってます。
思ってますじゃねーよやれよさっさと……。
なんとか各パーツはできてきた感じなので、あと一週間で各パーツ完成させて、最終的に並べ替えて組み合わせて完成、という流れにしたい。
今回は今まで書いたことがないキャラが多数出演するので楽しみな半面不安も多い感じです。
はいはい寝落ち寝落ち。
小説の書き方の話なんですが。
やっぱり未だに作業工程が確定してないのを強く感じますねー。
今までとはとりあえず、起承転結の4パートに分けて考えるという形で作っては来てるんですが、なんかアイデアの思いつき方やテーマによって作業工程を幾つか用意しておく必要がありそうなんだよなー……。
また、こういうテクニック面での悩み以外にも、なんか明らかに年月を経るごとに書くペースが落ちてるんですよね。
なんかどんどん焦りのほうが肥大化していって、楽しむ余裕がなくなってしまってる感がここ数年かなり大きくなってる感じです。
時間的余裕がなくなってるからか……いや、自分の時間管理が甘くなってるだけだわこれ。
やってることが変わっただけで、仕事に使う時間とかはあんまり変わってないはず。
時間管理だよなあ、やっぱり……。
稽古日の寝落ちは仕様です。
さて探り探りで書いてる感じの紅楼夢原稿ですが、やっぱりというか案の定というか、思いついた当初のプランとは全く違うものになってます。
このへんはもういつものことなので織り込み済みとはいえ、未だに方向性が定まらない感じ。
ラストシーンは決定済みなものの、そこへ辿り着くルートが確立してない。
……というか、今のままだと状況だけが進行してキャラがどんな風に動くのかが想定されてないので設定を見せるだけの作品に堕してしまう。
居合の伝達講習会なのでさっさと寝ます。
あと、来月に予定していた昇段試験ですが、来年3月に延期することにしました。
熊本では昇段試験は年1回しかなかったんですが、京都だと年2回あるんですね。
ですので、10月の昇段試験は見学ということで場の雰囲気を確かめて、3月に本番に挑もうと思います。
昇段に関してはやはりけっこう焦りがあったんですが、今はだいぶそうした余計な感情に囚われることなく稽古ができるようになってきたと思います。
なのでまあ、のんびりやっていこうかと。
さて読んでない新刊を読むために原稿を頑張ろう。
・ムガムビル(薬味さらい)
総集編を待ち望んでいたサークルさんの中でも、筆頭の期待値だった総集編。
このサークルさんの絵柄、なんというか妖気を感じるんですよね。
ただ美麗なだけのキラキラした絵柄には興味ない系男子としてはこういう絵柄にこそ惹かれるんですよね。
東方世界の闇の部分を描写するのに最適の絵柄というか。
では収録されている6編ごとに感想をば。
・飢虎
ナズ星に見せかけた生臭聖まんが。
ラストのオチが素晴らしい。ほんとうは怖い命蓮寺。
うむ、聖はなんだかんだで精神面で人間やめちゃってる人だと思います。
達観しすぎて人間的な迷いや葛藤が一切ない人物。
・走狗の牙
なにか思い出すなーと思ったらアレだ。さいとうたかを先生の「サバイバル」だ。
いいとこのお嬢さん設定の椛なんて初めて見たわ。
そして自分のその立場から野生の狼を見上げるしかない椛の葛藤が、「殺して食う」という行為にオーバーラップする展開がいいな。
あとあとがきで垣間見える文の歪んだ愛がステキ。
・When You Wish Upon A STAR
聖は今更言うまでもなく「母性」という特性を色濃く持ったキャラクターであるわけですが、その母性を誰よりも求めているであろう魔理沙との計算された(であろう)噛み合わなさがたまらなく悲しい。
ラスト付近でまったくうかつに無思慮に魔理沙に「おかあさんですよ」と呼びかけてしまうシーンの悲しさたるや。
それまでギャグ描写が多いだけに、ここでガツンと来るのもおそらく計算なんだろうなあすげーなあ。
・VINTAGE
レミ咲純愛ロード。
人間から見たらとんでもないレミリアの要求も、当人たちにしてみれば……。
これでも咲夜さんの「一生死ぬ人間ですから」っていう言葉に、超絶わがままのお嬢様が最大限譲歩した要求なんだろうなあ。
あと作中でさり気なく紅魔館の住人は日常的に人を食ってること、人間である咲夜さんが人間をさばいていることが語られている辺りで、なんというか、朱に交わればなんとやら、なのか、それとも最初からそういう素養があったのか……。
ラストシーンの一言でのドン引きっぷりを見るに、咲夜さんは生来踏み外しちゃってる人っぽいな。
あと、あとがきの妖夢が悲しすぎる……。
・DODO
ほんとは怖いケロちゃん。
本編の早苗さんの突っ走りっぷりはこういう素直さにあるんだろうかなーと思いました。
ラストシーンがステキ。
あと、最後のコマが「おしまい」なのは、幼い頃の早苗さんの物語だからかな?
・禍星
描きおろしマンガ。
内容的には「When You~」の続き……というか、今回収録された作品の総まとめといった感じ。
「When You~」では悲しいほどすれ違っていた二人が、共通の目的のためにとはいえ手を取り合ったのは意味深いと思います。
でもなあ、結局魔理沙が見てるのは亡くした母であって聖ではないし、聖もたぶん本質的なというか人間的な意味での「母性」を体現できる人間ではないと思うんだよな……。
今日はここまで。
実は夏コミ戦利品、まだ全部読み終わってないなんて口が裂けても言えない……。
・トウホウジャンクヤード5 東方一人四コマ合同誌Pastiche(ポンコツ)
夏コミ発行の新刊ではないんですがここで紹介。
まず前者はなんかもう突っ込み入れようと思ったらはるか向こうに走り去っている感じのポンさんの人気シリーズの5作目。
中身は4コマなので個別に感想をば。
7ページ右:禿げ上がるほど同意。1箱はどうなるんだろうな。
8ページ右:青い珊瑚礁とかスゲー久しぶりに聞いたな……。
12ページ右:番場蛮もスゲー久しぶりに(ry
18ページ右:あー、早苗さんは絵心なさそう。
18ページ左:この姫様の何とも言えない表情が好き。
21ページ右:この雛の顔……。
26ページ右:なぎら健壱とスゲー(ry
後者はタイトルの通り、ひとりで自分含め23人分の画風を使い分けて作られた合同誌。
ってこれほんとすげーな。
絵柄だけじゃなく、元ネタの作家さんの作品のネタチョイスや雰囲気まで再現してるのはなんというかもう霊でも降ろしたのかってレベル。
特に、●川ユウキ先生、●沖先生の「あの空気感」を再現してるのがスゴイし、●田亜美先生と●藤ヒロユキ先生のネタ、これ明らかに今現在じゃなくドラクエ4コマ劇場の時の作風に寄せてあるだろ……。
個人的には●瓶勉先生、●田和日郎先生、●野耕太先生あたりの画風を見てみたいところ。
今日はここまで。
さあ雷電だ。
違うんです刑事さん! 俺は悪くないんです!
こんな時期に雷電Ⅲなんて配信しやがったsteamが悪いんです!!
というわけで紅楼夢原稿ロクに進んでないのに買ってしまいました雷電Ⅲ。
今ならサントラもついて882円と大変お買い得!
さっそくプレイしました。
コンフィグ設定でちょっと苦戦しましたが無事フルスクの縦画面設定が出来ました。
プレイした感じですが、そもそもオリジナルのアーケード版を多分1回くらいしかプレイしてないので移植度に関してはわかりません。
まあやってみてバグとか不具合は感じなかったので良移植なんじゃないですかね。
雷電特有の「遅い自機で速い弾を避ける」感覚は健在ですし、ゲームシステムもショット&ボタンのシンプルなもの。
スコアに関しても敵を早く倒すと倍率がかかるという以外はなにもなし。
いまどきのSTGに比べると物足りないくらいに余計なものをごっそり削ぎ落としたゲームではありますが、そのシンプルさ故にSTG本来の楽しさを味わえる作品となっています。
残念なのは、だからといってこれをSTG初心者に薦められるかというとそうでもないってところ。
ただ、STG=弾幕STGというイメージを持ってる人には、こういうSTGもあるんだよということを知ってほしいなあとは思います。
さあ、みんなで戦車恐怖症になろう!
ようやく終わりが見えてきました……。
・幻想と紡ぐ日々~はたての一歩・五歩目~(幻想工務店)
はたての一歩シリーズもこれで5作目。
今回は夏の名物、甲子園。
はたては秋姉妹とともに応援をするのですが……。
僕が知るかぎり今回が秋姉妹初書きだと思いますが、キャラ造形がいいなーと。
穣子の、太眉&そばかす、静葉の細眉、小顔というアレンジは素晴らしい。
特に穣子の絶妙な田舎娘臭さの表現はもはや芸術の域。
はたての言動がいかにも現代っ子って感じでいいなあ。
このはたての一歩シリーズは、もちろんはたての成長物語であるわけだけど、同時に「現代と融合した未来の幻想郷を、はたてという一般人の目を通して見る」という機能もあるんじゃないかな。
この「幻想工務店式幻想郷」、一度地図で見てみたいところ。
今日は酒が入ってるのでここまで。
うー眠い……。
終わる……9月が終わってしまう……これは……面倒なことに……なった……
・きみかげの日々総集編(YAYUYO)
以前発行された幽香合同誌で心の当たり判定にガツンときたサークルさんの総集編。
これもコミケ4日目にメロンのリストを心眼全開血眼モードで検索していた時に偶然見つけました。
まず絵がすげー綺麗。
何がスゴイって表紙のクオリティが本文でも保たれてるのが素晴らしい。
一枚絵のイラストとマンガ本体のクオリティの落差が激しくてがっくりというケースは往々にしてあるものですが、それを考えるとこのクオリティはタダ事じゃないと思います。
書き込みも凄まじく、大友作品の本体は瓦礫だと信じている系男子のわたくしとしては大満足。
絵も、ただ綺麗ってだけじゃない。。
特にメインキャラである幽香の描写が、いかにも「妖怪」って感じで、なんというか魔力を感じるレベル。
彼女のモチーフである花をこれでもかと書き込んだページからは、「俺は幽香が大好きなんじゃモンクあっか!!」という作者さんの愛が物理的圧力となって吹き付けてきます。
そしてもう一人のメインキャラであるメディ。
もう、なんというか、今まで見てきたメディの中で一番かわいい。死人が出るレベル。というか確実に何人か死んでるだろこれ……。ちなみに俺は死んだ。3回くらい。
生まれたての妖怪らしい、やんちゃで世間知らずな感じがよく出てて、もうその一挙手一投足がたまらん。
74・75ページの笑顔が素晴らしい。
ストーリーも謎めいてていいよね。
幽香がしかけたゲーム……リドル……には、いったいどんな意味が込められているのか、あるいはいないのか。
この作品内では幽香は終始気まぐれで行動してるので、明確な意志を見せつつ行動してるアリスとは対照的に、本当に何も考えていないというか、明確な意図や意思を持つ「人物」ではなく、なんだか「現象」として描写されてるようなきがするんですよねえ……。
今日はここまで。
もうかれんだーはみない
・ほうむあろーん(鈴鳴堂)
こあぱちゅに定評のある鈴鳴堂さんの新刊は、博麗神社でひとりお留守番をすることになった針妙丸。
そんな彼女の前に、様々な敵が立ちはだかる! というお話。
そしていきなりラスボス級の敵、あのあれことGが出現!……と思いきやあっさりやられましたが、Gを退治してくれたお燐は猫の習性で……。
今回はジョジョネタが多くてジョジョ好きとしては大変楽しめました。
次に現れたのは萃香。そして今度はグロ注意&エロス展開!
そういや一寸法師と鬼って宿命のライバルだよな。
かと思いきや一番ヤバいのはアリスだったりする辺りが鈴鳴堂さんの本らしいというか。
ところでアリスは針妙丸のドコにナニの先っぽを入れようとしてたんですかね……。
・ふたまとめ(アンニュイ赤蛸)
夏コミ新刊ではないんですが、夏コミ4日めの通販注文中に偶然見つけて「ワッザ!?」となった赤蛸さん2冊めの総集編。
長かった……本当に長かった……。
発売されているのを知らずに買い逃した自分を呪い続けて早3年……ようやくゲットしました!
ちなみにまる3年登録してた駿河屋の入荷待ちリストでは、入荷→即売り切れのコンボは5回ほど経験してきました……。
さて内容なんですが、まずいちばんウケたのが48ページの「ふにくりふにくら」のまえがき。
早苗さんって風神録のときは清楚キャラだったんだよなこの人……。
そして通して読むとやはり幽白ネタ多いですよね。飛影はそんなこと言わない!!
あとやはり赤蛸さんと言えばレイマリ。狂おしいほどにレイマリ。
赤蛸さん描かれるところのレイマリは、不思議っ子な霊夢をなんとか自分のもとにとどめておこうとする魔理沙、といった趣で大変よろしゅうございます。
今日はここまで。
もうかれんだーはみない
おれはかこをふりかえらないおとこ