A Day in The Life

主に映画、ゲーム、同人誌の感想などをコンクリートミキサーにかけてブチまけた、ここはいいトシしたおっさんのブログ。

紅楼夢原稿の締切が近づいてきた……

2022-09-30 18:54:56 | 小説の書き方
 はい、またこのときがやってきました締め切り前。
 というわけで紅楼夢新刊「クビナシリザレクション」の締切は10/3の15:00です。
 うーん1週間前に余裕こいてた自分にアルゼンチンバックブリーカーしたい。
 などと嘆いていても仕方ないので、まあなんとかなるだろと自分を信じて淡々と原稿を進めていきます。
 とか言ってる間にsteam版ヨイヤミダンサーズが発売されてしまったしもうだめです。
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9月が終わってしまう……

2022-09-29 23:20:32 | 小説の書き方
 はい、毎月月末になると途方もない絶望感が襲ってくる昨今いかがお過ごしでしょうか。
 いよいよ紅楼夢原稿の最終締切が近づいてきた段階で、わたくし何を血迷ったか原稿の大幅書き直しを敢行しております。俺の行動に計画性という言葉はないのか。
 でもね? やっぱり書き始めてから思いつくことだってあるし最近は締めすらどうするか未定の状態で見切り発車的に書き始めることばっかだしでもう俺の人生はいっつもこうだよ。
 などと明後日の方向に向かって悶ていても締め切りは残酷なまでにそこに鎮座しているので、わたくし心を殺して粛々と原稿を進めるものであります。やめろ速攻でヨイヤミダンサーズを購入したsteamホーム画面を見るな。
 まあ大部分は書いてるしどうにかなるだろ。(投げやり)
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「The Vagrant」コンプしました!

2022-09-28 19:19:24 | ゲームな話
 ようやく最後の実績をコンプしたので、「The Vagrant」のレビューをしていきます。
 
 コンプ時の総プレイ時間は37.3時間+α。
 ゲーム内容は、「朧村正」「オーディンスフィア」、ひいては「プリンセスクラウン」発祥の横スクロールアクションRPG。放浪の剣士ヴィヴィアンを操り、ダンジョンを突き進みボスを倒していくというものです。
 まず特筆すべきはそのコスパ。
 基本的にsteamのゲームはセールで最安値を狙って購入しているんですが、本作はなんと缶ジュース1本以下の価格、DLC含めても缶ジュース2本以下の価格で購入できます。
 そんな低価格に反してゲームのボリュームは非常に充実しています。ニューゲーム+、マルチエンディング、豊富な実績などやりこみ要素が豊富で、おそらく定価で買っても十分満足できるでしょう。
 また、アートワークやキャラのアクションも魅力的。暗い森や闇深いダンジョン、不気味な背景の冥界など、さまざまなロケーションが美しいアートワークで描かれており飽きさせません。
 また、主人公ヴィヴィアンのアクションも豊富で、なおかつキビキビ動いてくれます。少なくとも「キャラが思った通りに動かない」といったことはないのでストレスなくキャラを動かせます。同じく敵キャラの挙動も豊富なので戦闘も飽きません。
 しかし反面、ところどころにけっこう中途半端な部分が散見されます。
 まず挙げられるのがクラフト要素。
 本作では鍛冶屋に素材とお金を支払うことで武器防具をクラフトできるんですが、武器防具は宝箱やオブジェクト、敵からのドロップでも手に入るので、わざわざクラフトで作るメリットがない。
 さらには宝箱やドロップで手に入る武器防具にはランダムで能力アップのルーンが付与されているので、クラフト要素は完全に死んでます。
 さらに、武器防具に付与することで各種能力アップができるルーンも効果が実感できるものが少なく、ルーンによるカスタマイズ要素も薄い。
 武器には属性なし、炎、氷、雷の属性があるものの、それによるダメージの違いもそんなにないので結局は無属性の武器に落ち着いてしまうので、属性要素もあまり機能してません。
 また、せっかく武器を変えるとグラフィックも変わるのに、それ以外のキャラスキンが変わらないのは非常にもったいない。最高値の装備であるビキニを入手してキャラスキンが変わらないことに絶望したプレイヤーは多かろう。
 主人公ヴィヴィアンや敵キャラのキャラパターンは豊富なものの、NPCは棒立ちが多くてもったいない。
 ストーリーに関しても、イベントはけっこう豊富なもののメッセージのみで済ませてある部分も多く、ストーリーの見せ方があまり上手いとは言えません。イベントシーンもなんか淡白で盛り上がらない。メッセージに関しても一度に表示される文章量が多すぎて読みにくい部分が多く見られました。
 やりこみ要素はあるものの、これまたところどころに中途半端な部分が散見されます。
 キャラメイク要素は結局のところ同じ装備に行き着くのであまりバリエーションはありませんし、キャラの成長要素も早々に頭打ちに。
 また、本筋とは別ルートにセーブ不可の強敵ラッシュダンジョンがあるんですが、これも全部で9階層とボリュームが少ない。
 難易度は複数あるものの、最終的にはゴリ押しでプレイすることになるので、高難易度をテクニックで突破といった展開を期待してると肩透かしを食うでしょう。
 実績に関しては、「Rune Packed」(4つのルーンが付与された武器防具を拾う)がリアルラック依存なのがなんとも、と言った感じ。
 価格に対するボリュームは十分以上にあるんですが、コンプしたあとで見返すと全体的に中途半端な部分が目立つのがちょっと残念なゲームでした。
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第18回博麗神社例大祭戦利品レビューファイナルスパーク!

2022-09-27 22:19:52 | 同人誌感想
 何を隠そうずーっと後回しにしてた去年の例大祭新刊レビューが残っていました驚いたか。ちなみに去年どころか一昨年の紅楼夢新刊レビューも残っています。
 
・すおーずこーひー総集編10モノクロ すおーずこーひー総集編11モノクロ(すおーずこーひー)
 爆発的なスピードで総集編を発行しているサークルさん、早くも11冊目の総集編となりました。ちなみにこの日記を書いている時点で総集編12まで出ています。
 では収録作品ごとに感想を。まずは総集編10から。
・幼い妖獣は不審
 平和な八雲一家に激震が走る! 橙と紫さまは付き合っていた!?
 キレ気味の藍さまの笑顔がとてもいいと思います。あと紫さまって実際いろんなところに手を出してるよな……。
・咲夜さんの至福
 このサークルさんにおける咲夜さんはなんだか回りくどい愛情表現をやる傾向にあるのが特徴。
 そしてまたひねくれた至福の感じ方だなあ……。濃厚なめーさくでした。
・フランは司書さん
 このサークルさん描かれるところのフランちゃんは銀河系を200回滅ぼしてお釣りが来るほど可愛いんですが、美鈴と一緒にいるとその可愛さ無限大。そしてパッチェさんいくらなんでも要介護状態なのでは。
・アリスの珈琲
 このサークルさんの描かれるこういう何気ない日常がとても好き。魔理沙とアリスの精神年齢の差から来る仕草の違いがいいですね。魔理沙ちゃんかわいい保護したい。
・女苑はちょろい
 10分後に下着姿まで持っていけたなら年齢制限付きの薄い本ならどうなっていたことか。
 ところで写真撮影の件はどうなったんですか。(血眼)
・がんばる高麗野あうん
 ほぼ犬のあうんちゃんかわいいよあうんちゃん。
 勇儀姐さんにはどうぶつ王国地霊殿で幸せになって欲しい。
・すきまネコゆかり
 紫さまが橙にまーたろくでもないことを吹き込むお話。
 このサークルさん描かれるところの紫さまの絶妙なダメっぷりがたまりません。LOVE。
・藍さまの耳
 藍さまの敏感な部分を紫さまが執拗にいじくり回すお話。
 耳出し藍さまって謎の特別感があるよな。
・うどんげとてゐと月見団子
 このサークルさん描かれるところのてゐがまた絶妙に変な性格してるんだよな。
 なんだかかんだでうどんげと仲良くしてるのがほほえましいです。
・夢見がちな妖怪ドレミー
 公式設定ではけっこうな強キャラのはずのドレミーさんですが、このサークルさんの作品世界ではなにかとひどい目に遭うポジションとなっています。主にサグメ様によって。
 本作では「卒業アルバムを暴かれる」という責め苦を受けるのですが、それはまだ序章に過ぎなかった……。
・清蘭頑張る
 キャノンボールでの変な声ですっかりアホの子なイメージが(自分の中で)定着しつつある清蘭。
 飄々とした天才肌の鈴瑚とのやりとりが好きです。
・紅魔館のお姉さん達
 このサークルさん描かれるところのメイフラには、肉体の80%が欠損していても完全復活できるほどの癒やし力(ぢから)があります。
 それにレミ咲が加わることでその癒やし力は100万パワー×二刀流×2倍のジャンプ×3倍の回転で1200万パワーだ!(ゆで理論)
・守矢二柱の正体
 衝撃の真実! 神奈子さまと諏訪子さまは男の神様だった!! 薄い本とかpixivでそういうの結構見るよな……。これ知ったら早苗さんグレて家出しそう。
 
 次、総集編11。
 
・咲夜さんの褒められ方
 やっぱりこのサークルさん描かれるところの咲夜さんはめんどくさいというかひねくれてるというか。
 うん、めーさくは美鈴攻めが好きです。ベタフラのコマがお気に入り。
・わんわんりんがる
 妖怪草の根ネットワークの面々もほのぼのしてて好き。
 ゴールデンレトリバーになりたいかげろーちゃんkawaii。
・ひふうひみつ
 このサークルさん描かれるところのメリーは非常に特殊な性格をしており、なんというかぶっちゃけ怖い。
 蓮子宅前のこのウレシそーな顔よ。
・女苑は眠れない
 手を繋がないと眠れない女苑お姉ちゃんかわいいよ女苑お姉ちゃん。
 あうんちゃんのリーク具合が笑えます。
・けもしゅーがお好き
 サグメさまがドレミーさんのけもしゅーをご堪能あそばされる問題作。
 サグメさまのガチかぎの前ではドレミーさんもドン引きです。
 あとラストのオチはメイドインアビスで見たぞ。
・因幡は可愛いうさぎ
 てゐの可愛さが爆裂している1作。
 うどんげに可愛さを完全把握されているあたりに尊みを感じる。
・美鈴は吸血鬼
 フランちゃん美鈴を吸血鬼だと勘違いしてたというお話。
 咲夜さんが絶好調で乗っかってくるのが笑えます。
・幽々子さまは甘党
 「食べ物飲み物に大量に砂糖を入れる」でスプライトシュピーゲルを思い出すなど。
 妖夢はけっこうナチュラルにゆゆ様を雑に扱うのが面白い。
・やちさきわわわわ
 鬼形獣でどうぶつキャラが増えたので万歳。
 原作ではギスってる感じのふたりですが、ここではなかよしというか園児みを感じます。
・美鈴のおやつ
 タクマシイキンニク!!!
 こういう空気感で見せるめーさく、好き。
 
 今日はここまで。
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「究極タイガーヘリ」コンプしました!

2022-09-26 23:19:09 | ゲームな話
 怒涛のセーブ&ロードを繰り返し、「究極タイガー」アーケードモードクリア!
 これにて「究極タイガーヘリ」全実績コンプしました! あー疲れた……。
 最初はコンティニューはしてもセーブ&ロードは使わないでおこうと思ったんですが、なんかだんだん脳内が賽の河原で石を積んでいる気分になってきたので早々とセーブ&ロードを解禁しましたが賽の河原状態は変わらなかったという……。
 本作は東亜シューにおける基本である「遅い自機で速い弾を避ける」というスタイルなわけですが、後半面ともなってくるともはや切り返しができないレベルになってくるのでもう大変。
 さらに、セーブ&ロードを繰り返しているとはいえ、アーケードスティックでプレイしてるのでオプション画面を呼び出すパッド部分を一瞬の隙を突いて押さないといけないので大変。
 というような状況下でプレイを繰り返してるうちにだんだん気持ちよくなってきたので大丈夫です。(大丈夫ではない)
 もうほとんど詰将棋みたいな状態でしたがなんとか成し遂げましたよ。
 昔のSTGはステージ数が2桁とか当たり前で、本作も全10面という長丁場なのでほとんどフルマラソン状態。そして辛いのがボス戦。
 究極タイガーのボス戦は基本的に2体1組なので一方を速攻で倒さないと火力で押し負けるので、基本戦術は開幕ボムからの乗っかりで速攻撃破。
 しかしこれがうまくいかないと次の瞬間には死んでるので、なんかもうやってるうちに生死が運任せになっていくのが実に諸行無常感があります。当時、先達のシューター先輩たちはこんなのどうやってクリアしてたんだか……。
 ともあれ、これでまたひとつ実績コンプしました。次はニーアオートマタの闘技場かな……。
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ぎいいいい埋まらない!!

2022-09-25 23:34:16 | 小説の書き方
 何の話かというと、原稿の息抜きにあくまでも息抜きにプレイしている「The Vagrant」の話ですよ。
 残り実績はベテランモードクリア、トゥルーエンド、全実績解除、そしてルーンが4つついた装備品を手に入れるの4つ。
 このうち3つはいいとして、「ルーンが4つついた装備品を手に入れる」の「Rune Packed」が全然埋まらない。
 やむなく攻略サイトを見てみたところ、宝箱のリセマラするのがいいみたいなんですが、A型体質が災いしてほぼすべての宝箱は開封済み。
 なので序盤のオブジェクトをひたすら破壊してセーブ&ロードを繰り返してるんですが一向に引けません。こういうリアルラックが絡むのがいちばん苦手。
 こうなったらもう1回クリアして3周目に突入したほうがマシなのではと思い始めました。
 29日には待望のsteam版ヨイヤミダンサーズが配信されるので、それまでにはコンプしときたいなあ。
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令和ちゃん!? 令和ちゃん!?

2022-09-24 22:59:42 | それさえも平穏な日々
 ここのところ気温の上下があまりにも激しすぎてもはやわけがわからなくなってるんだけどどうなってるの令和ちゃん!?
 もはや令和ちゃんには季節という概念がないのでは!?
 などと言った感じで令和ちゃんに自律神経を振り回される昨今、皆さんいかがお過ごすでしょうか。
 わたくし人形使いも、もうそろそろ長袖と冬用の布団を用意しようかなとか思ってた矢先にこれですよ。もうなにを信じていいのかわかりません。
 ……といったようなことを去年の今頃も言ってた気がします。というか言ってた。
 連休直撃の台風といいいまだ収まらないコロナといい、もうどうしたもんやらと言った感じです。
 この分だと来月の紅楼夢にまた台風が来てもおかしくないよな……。
 なんかもう気温やら天候やら原稿やらコロナやら、気をつけなくてはいけないことが多すぎて気疲れしそう。ともあれ、最優先は原稿なので黙々と原稿を書いていきますよ……。
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紅楼夢新刊「クビナシリザレクション」表紙を頂きました!

2022-09-23 22:07:44 | 小説の書き方
 さていよいよ最終締切が迫ってきた紅楼夢新刊ですが、今回表紙を依頼していたバロッカー同志のなまねこさんから表紙を頂きました。でもまだ公開しないで夜中にひとりで眺めてニヤニヤしてます。
 え? 本文の方ですか? 世の中にはうかつに聞いちゃいけないことがあるんですよ?
 まあコンセプトは固まってるのであとは余計なこと考えずに書いてけばいいと思います。
 書いてる途中は色々迷って書き直すけど、結局最終的にもとのところにもどってくるのは解ってるしなあ。そういうメタ認知が大事なんだよメタ認知が。
 まあこの段階でプロットを練り直す時間なんて1ナノセコンドもないので黙々と書いていくものであります。
 過去の経験からすると、こういうときにはもう書きながら考えたほうがいいので書いていきますよ。
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塚口サンサン劇場「シン・ゴジラ」「シン・ウルトラマン」「長篇怪獣映画ウルトラマン」見てきました!

2022-09-22 23:41:29 | 映画感想
 久々の3連続視聴をかましてきました。この映画館に着いていくには体力が不可欠です。
 というわけで今日見てきたのはこの3本!
 
 
 
 
 実は今回見た作品、3作とも塚口では初見となります。当然どの作品も塚口の音響で超絶パワーアップしてることでしょう。
 では順番に感想を書いていきましょう。まずは「シン・ゴジラ」から。
 もう完全に劇場の上からMOPⅡが200発くらい落とされてるんじゃねーかと思うくらいの音響で、シートがビリビリ震えます。
 特にタバ作戦のあたりとかもういつ天井が崩落してきてもおかしくないというか、むしろなんで崩落しないの?といったレベル。
 ラストバトルはもう常にシートがブビビビとかいって震えてるのでもはや笑えてくるレベル。
 笑えてくると言えば画面上の文字情報。
 今回見たのは日本語字幕付きだったんですが、画面には日本語字幕とテロップがぎゅうぎゅうに表示されてて笑えました。こんなに文字情報の多い映画初めて見た……。
 いやしかし本作、改めて見ると展開に全然遅滞がないのがすごいなと思います。いや前半部分はストーリー的には会議やら手続きやらで遅滞してるんですが、ハラハラはしてもイライラはしない遅滞なので見ててストレスがありません。しかし、遅滞はなくても緩急はあるのがまたすごい。
 作品自体はもう何回も見てますが、中盤からラストまでの怒涛のなだれ込みは爽快感すら覚えます。無人在来線爆弾のシーンは最高にアガります。インフラが反撃する!
 次、間髪入れずに「シン・ウルトラマン」。
 こうして「シン・ゴジラ」と続けて見ると、同じシン・シリーズ、同じ特撮作品でありながらテイストがまったく異なることが改めてわかります。
 というか冒頭5分の怒涛の展開は何回見ても笑えます。詰め込みすぎ。
 そして、ところどころに散見されるあえて初代の時代の特撮っぽく見せているシーンが印象的です。
 本作もまた塚口の音響で超絶パワーアップ。特に戦闘シーンの音響はもちろんのこと、実質的なラストバトルとも言えるvsメフィラス戦での、多くの人を魅了したBGM「An Out of Body State:体外離脱」がまたいいんだ……。特に転調とともにディストーションの効いたギターが入るところが最高にアガる。
 また、本作では「シン・ゴジラ」にはなかった空中戦が豊富に楽しめるんですが、そのスピード感を倍加させる音響も素晴らしかったです。
 あとなんか山本メフィラス耕史の胡散臭さもパワーアップしてた気がする。
 そしてラスト、「長篇怪獣映画ウルトラマン」。
 本作は初代ウルトラマンの第1話、第8話、第26話、第27話をまとめて再編集し長編映画とした作品です。
 なので正直なところ一貫したストーリーはあんまり成立しておらず、終わり方も唐突。
 しかしながら、初代ウルトラマンの勇姿、「ヘッヘッヘ、シンパイスルコトハナイ」、あの頃の科特隊の面々などなどをスクリーンで見られることに比べたら多少のことには目をつぶるのです。
 いやでも改めて見直すと、ウルトラマンの赤い玉、ハヤタ隊員のビートル号にけっこうガッツリ接触しててえらいこっちゃ。
 また、流石に特撮や合成は今見ると見劣りする……かと思いきや、こちらも改めて見ると60年代にこれをやってるってのにまず驚きます。そして日本が世界に誇るバラエティ豊かな怪獣のデザインよ!
 残念ながら本作には、個人的イチオシ円谷怪獣・星人であるバルタン星人は登場してませんでしたが、好きな怪獣であるレッドキングとゴモラが出てたので満足。ゴモたんかわいいよゴモたん。
 しかしまあ東京タワーもそうですが、各地のランドマークをぶっ壊しまくるとか冷静に考えるとすげーことやってるなあと言った感じです。あと初代ウルトラマンのファイトスタイルも、なんというかケンカ殺法っぽくて隔世の感がありました。
 いやーしかし、こうして大きく時代を隔てた作品を楽しめるのも塚口の素晴らしいところ。いずれ「シン・仮面ライダー」が上映されるときにはどの作品が併映されるか楽しみです。
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塚口サンサン劇場「バッドマン 史上最低のスーパーヒーロー」見てきました!

2022-09-21 23:17:22 | 映画感想
 今月も来月も再来月も、常に充実の上映スケジュールで観客を待ち受けるサンサン劇場、今回見てきたのはこれ。
 
 
 なんかよくある洋モノパロディAVみたいなポスターですが、なんと監督はあの「シティーハンター史上最香のミッション」のフィリップ・ラショー監督ということで見てきました。
 それで感想なんですが、なんというか、その、ラショー監督はいっぺんガチめにマーベルに怒られたほうがいいと思います。やりたい放題すぎるわ。
 もうOPの段階からマーベルのモロパクリだしBGMもそれっぽいし開始2分でさっそく「バットマンのパクリ?」とか言ってるし下ネタの嵐だし登場人物は子供に至るまで全員扱いが雑だし全体的にひどい映画でした。
 えーとストーリーはですね、俳優志望のダメ青年が記憶喪失で自分が本物のヒーローだと思いこんでしまうというもの。それでこのヒーロースーツが完全にバットマンのパクリという。
 このパチモン感が実に絶妙。しかもバットモービルのパチモンとアルフレッドのパチモンまでいるという……。
 あと全編バカ映画なので最初は気にならなかったんですが、主人公周りの人間関係が割と最悪だよなこの作品。自分の母親が友達と付き合ってるとか完全に終わってるだろ……。
 でもこの作品、アクションシーンは本当に迫力があるし間のとり方とかも非常によくできてます。だからこそ余計にひどいんだよな……。
 なんかもう笑いのツボが完全にポリスアカデミーとかあそこらへんなので、いいトシしたおっさんとしては爆笑をこらえるのに必死でした。
 あと下ネタが山盛りなのに決して下品になってないというか、むしろ下ネタなのに上品さすら感じるのでおフランス映画はずるい。
 最初から最後までひっどいネタ満載のおバカな映画でした。
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