どるち & えこう の 『美術館・博物館めぐり』 & 『美味しいもの』日記なのだ

プレーリードッグのぬいぐるみの『どるち』と 飼い主?の『えこう』が書く 美術館・博物館や 飲食店の感想なのだ

『2回目の<レオナルド×ミケランジェロ展>@《十字架を持つキリスト(ジュスティニアーニのキリスト)》』なのだ

2017年07月27日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

<大浦食堂>でランチをしたぼくらわ 前に見た時に『彫刻鑑賞券』をもらっていたので 三菱一号館美術館に移動して<レオナルド×ミケランジェロ展>《十字架を持つキリスト(ジュスティニアーニのキリスト)》を見たのだ

三菱一号館美術館 <レオナルド×ミケランジェロ展> 9月24日(日)まで

http://mimt.jp/lemi/

作品リスト
http://mimt.jp/lemi/list.pdf




7月9日までに見に行った人にわ 『彫刻鑑賞券』が渡されて 1階に展示している<十字架を持つキリスト(ジュスティニアーニのキリスト)>のみ見れるのだ



こちらが ミケランジェロ・ブオナローティ(未完作品、17世紀の彫刻家の手で完成)<十字架を持つキリスト(ジュスティニアーニのキリスト)>で 写真撮影がOKだったのだ


解説にわ こう書かれていたのだ
『ジュスティニアーニ家のコレクションに由来するこの大理石像は、2000年に新たにミケランジェロ作品とした認められたもので、ローマのサンタ・マリア・ソプラ・ミネルヴァ聖堂に彼が残した《キリスト》の最初のヴァージョンと考えられている。ミケランジェロは1514年に大理石像の制作に着手したが、彫像の顔の部分の大理石から黒い疵が現れたために一度は制作を放棄してしまった。注文主の催促を受けて新たな大理石を用いてい再制作されたのが現在ローマにある《キリスト》である。このローマの像との類似、そして顔面を縦に走る疵が、本作が放棄された最初のヴァージョンであることの証となるだろう。本作の持つ厳格な正面性に対し、ローマの像はより複雑な身体のねじれを示しており、彫像の動きや空間性に対するミケランジェロの構想の発展を読み取ることが出来る。』


こちらが 解説にあった 顔の疵なのだ


これわ 顔の正面から撮ったから 疵と影が重なって 色的にわ 目立たない方だけど 正面からずれて45度くらいの位置から見ると もっと疵が目立って見えるのだ


磔刑の後のキリストみたいで わき腹と 両方の手足に傷もあったのだ











ぼくのいない 正面から撮った写真と 別角度のお写真を載せるのだ






筋肉の固さよりも 固さの中にある 肉体の柔らかさがある彫刻のように感じたのだ 


<レオナルド×ミケランジェロ展>わ この世で一番美しいと素描と評される素描も展示しているし 未完作品で 17世紀の彫刻家の手で完成されたものだけど ミケランジェロの大理石の彫刻も見れるし オススメだと思うのだ


今回も素晴らしい作品を見れたし 美味しいものを食べることが出来て良かったのだ

ありがとうございますなのだ