※これから見ようと思っている人わ ネタバレがあると思うので 見ない方がいいかも?なのだ
<クレープリー ティ・ロランド>でオリジナルクレープを食べたぼくらわ Bunkamuraに移動して 10月5日まで開催している<だまし絵Ⅱ 進化するだまし絵>を見たのだ
この展覧会わ 2009年に開催した<奇想の王国 だまし絵>の第2弾で 3か所を巡回して 約75万人が見たそうなのだ
ぼくが気になった作品を ちょっとご紹介するのだ
ジュゼッペ・アルチンボルドが描いた<司書>と<ソムリエ(ウェーター)>なのだ
<司書>なのだ
こちらが<ソムリエ(ウェーター)>なのだ
ぼくにわ <司書>わ 本のおじいちゃんロボットのように見えて <ソムリエ(ウェーター)>わ お酒の大好きすぎて お酒のロボットに変身しちゃったおじちゃんのように見えたのだ しかも<ソムリエ(ウェーター)>わ 『大阪新美術館建設準備室』の所蔵だから また 見る機会がありそうなのだ
この2つの作品わ 見ていて面白いのだ
会場内に須田悦弘の作品の3点が隠れているのだ <大山蓮華>わ パネルがあるから解るかもしれないけど <雑草>と<葉>わ 1番最後にパネルがあって自分で探すのだ もし 分からなければ 係りの方に聞けば ヒントや答えを教えてくれると思うのだ(※参考として 前に見た<須田悦弘展>で撮った写真を載せるのだ)
こちらわ <大山蓮華>なのだ
こちらわ <雑草>なのだ
こちらわ <葉>なのだ
ちなみに <雑草>と<葉>わ 一緒にあるのだ
福田繁雄の作品<アンダーグランド・ピアノ>なのだ
すっごく変なピアノを分解した形のものが ある場所から鏡を通して見ると 本物のピアノに見えて 不思議なのだ あと これわ きっと すごく制作するのが大変だったと思ったのだ
さすが福田美蘭の父なのだ
トム・フリードマンの<無題>なのだ
ハチ?ハエ?実際に入り込んだみたいに思えて リアルに見えるのだ
あと 歩きながら見ると変化して面白いヤーコブ・アガムの4点の作品も良かったのだ
単純に見ていて面白いし 楽しから思っていた以上に時間がかかったのだ
年間ベスト10の候補に入る展覧会だと思うので あと3日で終わってしまうけど まだ見てない方わ ぜひなのだ
ここから先わ 展覧会の詳細と えこうの感想を載せるのだ
Bunkamura <だまし絵Ⅱ 進化するだまし絵> 10月5日(日)まで
http://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/14_deception/index.html
公式サイト
http://www.damashie2.com/
会場の動画が見れるサイト
http://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/14_deception.html
展示構成
0.プロローグ
1.トロンプルイユ
2.シャドウ、シルエット&ミラー・イメージ
3.オプ・イリュージョン
4.アナモルフォーズ・メタモルフォーズ
絵画、彫刻、写真、現代美術、映像など約70点ほどが展示しており、前期と後期で3点ほどの展示替えがありました。
気になった作品
1.ジュゼッペ・アルチンボルド 司書
解説には、こう書かれています。
『様々なものを組み合わせて人物を表現したミラノ出身の画家(アルチンボルド)が描いたのは、宮廷の歴史を記録する修史官に任命されたウォルフガング・ラツィウスという博学の人物。司書の姿は知識編重に対する風刺であった。体と頭は本、目は鍵の輪、髭はハタキ、唇はハタキの房が付いた棒の先、指は栞で、まさに本の虫である。』
2.ジュゼッペ・アルチンボルド ソムリエ(ウェーター)
解説には、こう書かれています。
『ワインを蔵で管理し、テーブルに出すまでの品々からなる人物。胴や頭は様々な樽や壺、首は編んだ麦藁を着せたガラス瓶で、その注ぎ口が彼の右目、蓋は眉になっている。髭と唇は携帯用のグラスを入れる蓋付の容器だ。帽子の飾りは、栓とワインの濁りを取る木屑。リボンにはワインの産地が書かれているという。』
3.作者不詳(北方派の画家) 風景/顔
ダブルイメージの作品で、タイトル通り、風景だが、1度顔に見えると、もう顔にしか見えない。横たわる男性の横顔。縦にしたら、分かりやすい。
4.アルブレヒト・デューラー(16世紀後半の複製) アイリスの聖母
聖母の白いマントの左側に2匹?の虫がとまっている。普通なら描かないのに、画家のささやかな挑戦だそうです。関係ないが、画面の右下の石の上にも白い蝶がいる。
聖母の頭上には、神様(創造主)が小さく描かれていた。
9.ゲルト・ディットマース 円筒アナモルフォーズ デンマーク王フレデリク3世と王妃ゾフィー・アマリエの肖像
解説の一部にこう書かれています。
『円柱アナモルフォーズは、渦巻きの中央に鏡を置き、ゆがんだ事物を自然な形で鏡面上に見せる手法。』
この作品自体は、小さいので、近くに大きなサイズの模型があります。
10.作者不詳(イタリアの画家) 歪曲像「アダムとエヴァ」
上の画像の通り、正面から見るとよく分からないので、真横から見るといい。しかも、左右で、見え方が違うというか、文字が見やすかったりするので 両方から見た方がいい。
この作品は、大きなサイズの模型があるので、そちらの方が見やすいです。
18.福田美蘭 Copyright 原画
解説には、こう書かれています。
『見たところアニメのキャラクターが過剰な演出のせいでよく見えなくなってしまった、というおかしみを狙った作品に思えるかもしれない。しかし、作者はより深刻な問題として扱っている。どんなに慣れ親しんだキャラクターでも、著作権や商標権で保護されている以上、本物そっくりに描けば描くほど自由に公表できなくなる。』
5点が展示しており、主要キャラが隠されているので、背景のようにも思える。解説を読んで、私も作者の考えに賛同です。
19.福田美蘭 婦人像
女性の肖像画だが、青い瞳の部分のみ時間差?(センサー?)で動く。見られている感じがして、ちょっと怖い気もします。
31.福田繁雄 アンダーグランド・ピアノ
解説には、こう書かれています。
『福田繁雄は戦後日本を代表するグラフィックデザイナーのひとり。本作は立体作品でもだまし絵的な創意を追及した福田の代表作のひとつ。現実空間では意味をなさない不定形のオブジェを鏡に映し、あるひとつの視点から眺めると、バラバラだった各面が再統合されて一体のグランド・ピアノが出現する。』
36.ラリー・ケイガン 蚊Ⅱ
37.ラリー・ケイガン トカゲ
こちらの2点は、鋼の線(ワイヤー)みたいのが、集まっていて何の塊かが分からないが、ある決まった位置からの照明を当てると、<蚊>と<トカゲ>の影が出現する。たぶん、照明は時間差で当てられているみたい。
39.メアリー・テンプル 西の壁、東の光「光のインスタレーション・シリーズ」2002~現在より
作品パネルの右の方向にある壁に作品が・・・。正直、壁の模様だと思った。
窓枠に見える植物といった感じか・・・?見つけたこと自体が楽しいと思いました。
40.ダニエル・ローズィン 木の鏡
カメラが内臓されていて、その人の動きに合わせて、784枚の小さな木の板が連動して動くことによって、木の角度で出る影の色の違いで鏡のように見える。
これは、子供が喜ぶ作品だと思うが、大人がやっても楽しいので、ぜひ!
44.ヴィクトル・ヴァザルリ KEZDI
色がキレイですし、立体が異なる見え方に見えるし、見ていて飽きない。
53.パトリック・ヒューズ 生き写し
54.パトリック・ヒューズ 広重とヒューズ
両方とも、デコボコの立体に描かれているから、歩きながら(片目をつぶって)見ると面白い。ただ、<生き写し>は、ちょっとリアル過ぎて気落ち悪いかもしれない。
70.ルネ・マグリット 白紙委任状
解説には、こう書かれています。
『マグリットによれば、この題名は馬上の女性に対して何をしてもいいということで、与えられた許可証を意味しているという。それで彼女がしたことは3次元空間の秩序を無視することであった。目に入ってくるものその後ろにある見えるものを隠すはずが、ここでは逆となっている。』
マグリットの作品は、あんまり好みではないのだが、この作品は惹かれる。
73.フィリップ・ハルスマン 官能的な死
この写真の作品を見て、歌川国芳の<みかけハこハゐがとんだいゝ人だ>などを思い出した。人の裸体のみで作るドクロの顔。
この作品は、セットやモデルの配置に4時間以上もかかったそうです。
85.ヴィック・ムーニーズ 自画像 悲しすぎて話せない バス・ヤン・アデルによる
<タグチアートコレクション>展で見た作品で、うれしい再会。おもちゃで自画像の形になっているので、有名なキャラクターが隠れていたりするので、探してみるのも面白いと思う。
87.スティーブ・バロン a-ha「テイク・オン・ミー」 ミュージックビデオ
年齢がばれますが、私より上の世代なら、きっと懐かしいと思うのでしょうね。1985年のミュージックビデオですけど、当時見たらかなり斬新だと思いました。もともと好きな曲ですし、これを1番最後に持ってきたのは、グッドジョブです!!
あと、ヴィクトル・ヴァザルリの<BATTOR>も良かったし、エッシャーの作品も久しぶりに見れて面白かった。
問題があったら、削除しますが、展覧会のチラシを載せます。(クリックすると拡大します。)
前回のより、現代美術よりの<だまし絵>になっていましたけど、見ていて楽しかったです。
順路的には、昔のだまし絵を見せてから、現代美術の作品で、普段、美術館に行かない人でも楽しめるような構成だったと思いますし、オススメですよ。
Bunkamuraの後は、兵庫県立美術館と名古屋市美術館に巡回しますので、お近くの方は、ご覧になってみてはいかがでしょうか?
巡回情報
兵庫県立美術館 10月15日(水)~12月28日(日)
名古屋市美術館 2015年1月10日(土)~3月22日(日)
この後わ 新宿3丁目に移動して 8月に時間がなくて 食べることが出来なかった<ラーメン凪 新宿煮干 新宿ゴールデン街店>でディナー(夕食)を食べたけど そのことわ また 今度書くのだ
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