



玄関軒下No.3燕の4羽の雛、元気そのもので撮影に応じてくれる。子が元気なら親は餌運びに大忙し。やはり孵った5羽のうち、1羽は親さんが間引いたのかな?食すれば排出がある。いかに風情のない我が家にしても、玄関先に排出物ママの堆積いかがなものか。以前は適当な菓子箱・海苔缶はてはアルミ料理パットに広告紙や新聞紙を敷いて受け止めていた。が、なぜか紙折も海苔缶も手元になくなりつつある。アルミパットは妻が嫌う。
軒先のNo.1巣には妻の同級生の魚屋さんからいただいた大きすぎるほどの木製トロ箱を用いたが、玄関には大きすぎる(西軒先のNo.2の下は砂利石を好いことに不精してあった。が、近くで抱卵真っ最中のNo.4には対策してやろう)。一念発起?雨の午後、木工作業DIYで菓子箱の代わりを作って、巣の下に置いてあげる。よくしたもので、木箱に新聞紙を敷いておると上からポットン。せっかくなら頭に墜としてくれて、運が着くと好いなぁ と。重しの鋼材切れ端が大きすぎますな。
最後の写真は枕の友・アラン ブースさんのニッポン縦断日記。離せません。先日、膝を打った(何度目だろう・・・)文言があり、紙片を挟んで妻に読ませたのが、かれが広島平和記念公園を訪れた時のこと。石碑の一つに彫られてある・原爆投下時に28歳で8年後に亡くなった峠三吉さんの
”ちちをかえせ ははをかえせ としよりをかえせ こどもをかえせ わたしをかえせ わたしにつながるにんげんをかえせ にんげんの にんげんのよのあるかぎり くずれぬへいわを へいわをかえせ”の詩を読んでうたれたのに対し、原爆死20万人の名前を収めた石の箱に刻まれた言葉を見て、時の経過が峠さんの詩にある皆の断固とした誓いを”安らかに眠ってください 過ちはくりかえしませぬから”という「押し殺された突拍子もない祈りにすり替えてしまった」と思っている。ああ、アランさんなぜ早く逝ってしまったのか
殺人者が出席した(戦争・政治では殺人と言わないのか)G20も終わったと思ったら、板門店の軍事境界線をまたいで米朝首脳が和やかに握手している。内実が軽い分、映像は飛び回る。