朝刊で2つの記事に箸を止めてしまった。
①(F1からの)汚染水放出は無責任=物理学者の池内了さん
そのとおりで、どだい、ALPSなる放射性物質の除去装置では安全安心な海洋放出が可能な「浄水」ができる とは、池内さんならぬ物理かぶれの私にでも「想像」できる。無理に理解しない、危ないと想像することが大事に思う。
汚いデブリを巡った水が、生で、どのような核種を含んで流れ出しておるのか。正しいデータを目にされた方々がみえるのか・・・
水は希釈能力が優れすぎているから、こんな垂れ流し発想が出てくるのだなぁ~以前、わが県のI産業が硫酸を含む排水を伊勢湾に流し込んで、かなり叩かれたがF1のことを思えば・・・おっと、あぶない。原子炉冷却水配管の微量な漏れ が新聞記事に踊っていたことを思えば・・・やめよう、馬鹿らしくなった。
②同じ見開きのページに;漫画の「原画」は宝だ もある。
漫画原画が高細密印刷により、何十万円/枚で売り出されるワン・ピースやベル・バラの例。保存手法に悩む「漫画」美術館 などなどのお話である。
記事を観る私にとっては、つい、つげ義春さんの原画とは言わない「しっかりした」マンガ一コマが欲しくなってしまう。ねじ式の、路地にぬっと出る蒸気機関車、モンペ姿で畳に座りお酒を飲む女医さん(座敷の向こうの会場には旭日旗?の軍艦?)の画は高嶺すぎそうで、せめて、いや本当は、商人宿に泊まる人々・親子の画が欲しい。妻の先輩にあたるOさんの「ドッカン団子」、娘の夫Cがわざわざ仏から持ってきてくれた「モネ・日傘の女」とともに、”何もない”居間に並べたいのだが・・・・妻・娘は????
ちなみに、つげワールドの例を手元にある文庫本からスキャンして載せておきます。