地方公設試験研究職を勤めあげ?、70歳ころまで溶接技能検定にタッチすることができました。間質性肺炎に悩まさる欲張りです。
ゆうゆう職場



”てまえも もっと勘考せんなあかん” と亡父によく言われた。最近までは勧工せぇ と思い込んでいた。明治からの工業振興策を念頭に、私の脳内では勝手に勧業工業~勧工業~勧工 と聞いていた。大正生まれの父を古い人間と思っていたのだろう。白状すると勧業を確認したのは数年前!のこと。

 それだけ、父は機転が利き手先も器用であった。ずっと羨ましく思ってきた。私のやり方は一生懸命やるのだが変に重すぎて、最悪とんでもない間違いを組み込んだものに仕上げていた。試験(研究)職場に在籍の頃、同僚?M井君に”またまた、〇〇さんはオーバークオリィティな物を・・・”とよく笑われたものだ。

 

 そんな私が今手を拱いているのが、7/24カボチャ切り でも紹介した亡父が愛用した押切の修理復活。ずっと考え、勧工もとい勘考している。もう一度写真を揚げるが、台の松の木に叩きこんだと見える抑え金具が難点。台木裏側での固定法が見当もつかん。しばらくはダメだな・・・そのうち、ボルトナット留めに堕落するのかな・・・



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田圃の稲は出穂も済んだのに、昨日も今日も梅雨が明けない。7月も中旬になると、亡父は『出穂には火を焚け(それほどのガンガン照りが稲穂に佳い のこと)ちゅうてのぉ~』と酒を飲みながらよく口にして居った。今年は日照不足で不作かしら・・・東北辺りは冷夏の心配は・・・こんなことは私ごときが気を病んでもせん無いこと。それこそ、『天竺魔物ちゅうてのぉ~』の父の言葉とおりにしておく(天竺=インド らしいが、父の口調では天の神様かな)。

 

こう梅雨空が続くとジメジメしてくる。肺線維症が進みつつあり高価薬;オフェブ服用となった身体・精神は余計にジメジメしてだるくなる。このままほぉっておくと、身体能が自然対数的に低下する気分に陥る。そこで、なるべく外へ出ての野良作業・散策を愉しむ?ようにしておる。梅雨空の野良は無理でも、散策の雨なら傘を持てば大丈夫と、少しの降りなら出かける。

 昨日はお昼前の軽トラでの図書館帰り、傘を差しながら由緒ある忍山神社辺りから鈴鹿川左岸・右岸を2つの橋で結びccwで歩く。たまには脚の向くコースであるが、なにか物足りん。そこで周回3/4辺り(ボンベ製作所の近くから)で西側へ踏み出す。狙いは愛妻が未だ学童の頃に通った小学校。鈴鹿川に接して時節には桜並木の美しい”太岡寺畷ス(縄手)”スグそばで好い場所に思える。ただ、実家からは相当の距離があり妻は大変であったろう と。そのおかげで賢妻・剛妻の今がある と。

 

 今日のお昼も軽トラで新名神を潜り、久しぶりに野登山林道へ向かう。ただし折りたたみ傘を手に歩き出すも、わずかな登り勾配が脚と呼吸に負担を強いて呼吸を意識してしまう。昨年末から、加速度的に呼吸能が低下しておるように感じる。あがらうよう、できるだけ毎日、散策に出るのは不安解消でもある。さてさて、どうなるのやら・・・

 幸い1hr弱の林道上り下り(当然、頂上へは無理)では降られなく、雨雲に霞む山水画風の景色を撮りたかったのに、愛機は軽トラに置いたまま。戻って林道をパチリして終わる。今年の最後の巣立ちとなるであろうツバメNo.7の3羽の雛、No.6のツバメ雛5羽までを墜とし巣を乗っ取ったスズメの写真を添えて本日の終わり。No.7の巣立ちは近そうで、しっかりと怖い顔つきになっておりますなぁ~。ツバメ雛の骸を眼にして憎く思ったスズメの親も、写真で見ると・・・



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畑のカボチャが長雨で座面が腐りかけた。刈草を敷物にしている程度だから、直に土と接するようになってしまっている。慌てて、数日前に収穫。おもにラグビーボールの紡錘形したロロン種で、小型の栗カボチャ共々出来高はまぁまぁといったところか。同じ蔓物のスイカは全く不作であり、今までに2個しか食していない。隣の畑を耕作するA君、見かねてか黒玉2個くれた。1個は隠居に再分布、A君ありがとう。せめてバレーボール台になれば好いが、ソフトボール程度でずっと雨に耐えておるから、収穫というよりも終わりが近いかな。

 

さて、妻が早速カボチャを切ろうとしたが、包丁では歯(刃?)が立たん様子。そこで、正月餅の乾いて硬くなりかけた、お鏡さん・熨し餅をスカスカ切ることができた『押切』の出番。怖いくらいにスカスカ切ることができる。便利である。

 中学生頃まで、亡父は農作業用に飼育していた牛のマヤにと稲藁を切ったり、えさに混ぜるにサツマイモ蔓を切っていた記憶がある。私の用途は上記のようにお恥ずかしいものだが、愛用してゆきたい。が、写真のとおり台座の松の木も虫にやられてスカスカになっているし、おそらく樫で作った握り手もなくなってしまった。材木屋で端材を購入してリフォームしよう。ただ、おそらく手近な松の端材に刃と留め具を据えた父と違い、不器用な細工しかできないのが不安ではある。現在の商品『押切』をWEBすると、高価であるし握り手が我が家とは異なり手前側についておるようだ。なんと、大型包丁タイプのカボチャ切りもヒット。台座の長い部分に身体を掛けて切るモノで、我が家のこそ向こう側へ押し出すように切るタイプでピッタリと『押切』と呼びたいが、これら商品は手前に切り出すもの。まぁ、どちらでも好いか・・・

 



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えらい女優さんが出てきた とTVを観て思ったのが、1982年の松本清張作;けものみち に山崎努と出演した名取裕子。フィクサー的老人(西村晃)の愛人に仕立て上げられてゆくのだが、浴室のハーフミラー越しに西村が眺めて居ることを承知の上で、大胆なポーズをとり煽情させる場面にはびっくりした。ここまでTVでやらせるか であった。

数日前、再放送があったので録画した。第3回まであるのだが、私には浴室場面がある第1回で十分。

 

今に至るまでこの場面の印象が強すぎ、現在TVで再放映される検事モノ・添乗員モノのキャーキャーした役ぶりがしっくりとこない。が、逆にそのギャップを愉しんで観させていただいておる のが正解かも。家人には、女・高橋英樹と言うので少し軽蔑されておる。きっと身体を張って真剣に役に打ち込んできたのであろう。映画をみればさらに良い印象が残ったのだろうが、これも縁、おぢさんはTVでこれからも愉しませていただく。

ちょいとウィキしたら、”「片平なぎさに次ぐ2時間ドラマの女王」の異名を持つが、かつては松本清張作品に映画・テレビドラマ合わせて17本出演し「清張女優」と呼ばれた(清張本人とも交流があった)。” そして、ユーミン旦那さん・松任谷正隆氏と付き合いがあったらしい ことを知った。そうか、妻とよく観る赤い霊柩車;片平なぎさと競い合って?いる・いた のか。



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ツバメNo.6巣の雛を殺し巣を乗っ取ったスズメの雛を認めるようになった。スズメの子と知らねばツバメ雛と同じように可愛く見える。ただ、折角ツバメが積んだ巣を枯草だらけにしてあるので、見た目が✕である。チャンスがあれば、雛の観察写真を続けてみよう。

 

今年の最後になるであろうツバメの巣No.7の3兄弟姉妹。尻を見せて排出するほどに逞しくなってきた。後しばらく、邪魔させてもらおう。

 

1昨日あたりから、クマゼミの声が聞こえる。田圃の稲穂も出穂。ようやく夏らしく・・・と思いたいが、明日からまた怪しげな空模様と予報される。土用だぞっ。

 

今日は老人クラブのメンバーによる神社の土用干し。幟を掛けるに立ち木と電柱にロープを万力締めで張り渡したのが私の仕事。軽トラの荷台フックにロープを掛けるのは楽だが、立ち木や電柱相手に万力するには、単純な手順なのに、ちょいと悩んでしまった。ほかにも、幟のロープにぶら下げるお猿さん、座布団などなど幸いの日光の下に干し上げた。

 で、一時休憩に戻った自宅の軒先で、何気にツバメの巣の跡あと後・・・(今年は巣が沢山あったのです)・・・を眺めていたら、なんと、長虫・くちなわ が出し桁にとぐろを巻いておる。No.7ツバメの巣の雛とは4mほど離れては居るが、害を及ぼすかもしれん。棒きれで引きずり落としたら、石垣下のT男さん宅の方へ隠れてしまった。スッキリした薄青緑の個体で、やや惜しい気もした。しかし、私は昔から長物が苦手です。前職場のM田女史は愛玩しておると聞いて、少し気味わるかった。小学生の夏の頃、東の竹藪下の涼しい道には2mおきほどに1m長以上の長虫がのたっていたものです。竹藪もなくなり、最近ほとんど目にしません。

 



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愛知県警は、1年前の女子学童の殺人未遂事件に関する重要証拠の情報を公表した。今になっての公開を新聞そしてTVも報じている。現場に残されたパターンによれば、サイズが22cmのクロックス社サンダルを犯行者が履いていたらしい。犯行後の経過時間が少ないうちに示していれば、有力な情報が寄せられたのでは と素人は考える。

 

当然、これら有力な情報を基に家人を中心に、地道な捜査が広げられていったのだろう。いたずらな混乱を避けるため、証拠となるべき情報を抑えておく必要があったやもしれない。ただそれも、1年間は長すぎるのではないか。素人が推理小説を読みすぎTVで警察・刑事モノを観すぎているからだろうか。それにしても、他の事件でも何年も十年以上も経過して重要な証拠が明らかにされることもあるようだ。ところで、写真のピンク色はきつすぎるように見える。このような場合、モノクロ写真で逃げてはいけないのかなぁ~

 

 

 

 



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愛用のガラ携がお亡くなりになった。

 

作業ズボン;ベトコンズボン のカーゴポケットに入れたまま、洗濯機へ。干そうとして気づいたが、遅い。真っ黒画面である。さて困った。従前より妻、子ども達からスマホ乗り換えを進められており、気が進まんが、そうなるのかなぁ~ 妻ともにガラ携を持ち始めたのだが、用務に忙しい妻メインで私の機体は妻機体のブランチ扱いで契約。そのまま、とうに妻はeverywhereスマホに乗り換え済。

私はいぢいぢしておる。安価なスマホ生活を送りたい。ゴールドの元素記号社、optimistic社や零ー識別モジュールカードもあるようだし・・・・と、中身も知らずに脳内は沸騰し始める。これまでは地図くらい閲覧できれば今後の生活に不自由ないと思っていたのだが、服薬が始まり病勢次第での入院もあるやもしれん。さすれば、ベッドでアレコレ覗きたく・口出ししたくなるであろうから、制約内容をよく調べたい。師匠、M井君に相談しようか。

 

そそっかしい私にはガラ携との相性が悪い。退職後の第2職場で用務に必要と用意したのだが、紛失してしまった。解約し、後任者用に新たに契約した途端、しばらく使っていなかったバックのサイドポケットに発見の後の祭り。なかなか、憶えやすく・悪乗り私にはピッタリな語呂合わせでした。

受験者の非常連絡用に番号〇○○○○○○○○○○の他にルビ風に 人◎し▲後来い としておりました。さて。

 

 



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ブログで太宰さん『失敗園』を取り上げて、秋はいぢわる・ずるい・・・とか記してある そのとおり、などしたり顔をしながら草ボウボウの我が畑を棚に揚げていた。昨日、ふと、不安になり自信なくなりWEB本願。すると『ア、秋』のなかの警句?であった。このように、なにもかも、思い込みだけで生きてて、都合がよい方へと捻じ曲げて生きてきた。

 

《短い文ですが、その一部を》 

・・・秋ハ夏ト同時ニヤッテ来ル。と書いてある。
 夏の中に、秋がこっそり隠れて、もはや来ているのであるが、人は、炎熱にだまされて、それを見破ることが出来ぬ。耳を澄まして注意をしていると、夏になると同時に、虫が鳴いているのだし、庭に気をくばって見ていると、桔梗ききょうの花も、夏になるとすぐ咲いているのを発見するし、蜻蛉だって、もともと夏の虫なんだし、柿も夏のうちにちゃんと実を結んでいるのだ。
 秋は、ずるい悪魔だ。夏のうちに全部、身支度をととのえて、せせら笑ってしゃがんでいる。僕くらいの炯眼けいがんの詩人になると、それを見破ることができる。家の者が、夏をよろこび海へ行こうか、山へ行こうかなど、はしゃいで言っているのを見ると、ふびんに思う。もう秋が夏と一緒に忍び込んで来ているのに。秋は、根強い曲者くせものである。
 怪談ヨロシ。アンマ。モシ、モシ。
 マネク、ススキ。アノ裏ニハキット墓地ガアリマス。
 路問エバ、オンナ唖ナリ、枯野原。
 よく意味のわからぬことが、いろいろ書いてある。何かのメモのつもりであろうが、僕自身にも書いた動機が、よくわからぬ。
 窓外、庭ノ黒土ヲバサバサイズリマワッテイル醜キ秋ノ蝶ヲ見ル。並ハズレテ、タクマシキガ故ニ、死ナズ在リヌル。決シテ、ハカナキていニハ非ズ。と書かれてある。
 これを書きこんだときは、私は大へん苦しかった。いつ書きこんだか、私は決して忘れない。けれども、今は言わない。
 捨テラレタ海。と書かれてある。
 秋の海水浴場に行ってみたことがありますか。なぎさに破れた絵日傘が打ち寄せられ、歓楽の跡、日の丸の提灯ちょうちんも捨てられ、かんざし、紙屑、レコオドの破片、牛乳の空瓶、海は薄赤く濁って、どたりどたりと浪打っていた。・・・

 

とても私の草だらけの畑どころではない。夫人の『失敗園』にしたところで草ボウボウを笑っているのでない。夏を身にまとった秋、私の田圃も出穂が始まる。

 

そんな私でも、まじめに図書館で借りだす。昨日は離れた分館まで(本館では貸し出し中?)『阪急電車』+ショートものを借りに軽トラドライブまでしてしまった。面白い というか、やはり、ばかばかしくなってきて急いで読み終えてごぜにゅうに返本ドライブ。これは本館でOK。人気本に頼ったら好くないでっせ と笑われる。で、枕もとでゆっくり読んでいるのが少し前に借りた『終わりの感覚(ブッカー賞)』と『梶井基次郎(ちくま日本文学全集)』あ、筒井康隆『おれに関する噂(古い本です)』も。しばし愉しみます。楽しめそうですが・・・

 

ところで、ご本ばかりでありません。賢妻は一緒してくれない洋画のTV録画鑑賞?もあります。今日は草刈に疲れる前の昼下がりに、観るのは3度目くらいだから飛ばし飛ばしながら『夕日のガンマン』。作曲のエンニオ・モリコーネが最近亡くなったからの放映だろうな。C.イーストウッドよりも断然好いのがリーバンクリーフ(写真、夕陽のシルエットも彼)。学生時代に梅田で観た『西部悪人伝』からの隠れファンです。以前にも彼を称賛してブログしておるはず。



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パソ机すぐそばにあるNo.5のツバメ雛の可愛さにかまけていたら、別のNo.8巣では毛が生え揃った3羽の雛が大きい。昨日も雨の一日で、時折カメラを手に外に出て巣を見上げていたら、親鳥がトンボを与える給餌タイミングを上手い具合に撮ることができた。雛の口からトンボの翅が余り出ている。賑やかさに引き寄されてか、おそらく、巣立ったNo.5雛達が時折この巣の近くを飛び回っていた。観難い写真だが、留まっているツバメの喉が白っぽい=雛だろう。

 

のど赤き玄鳥ふたつ屋梁にゐて足乳根の母は死にたまふなり 茂吉

 

一昨日は珍しく晴れ、爽やかな風が吹いた。雛も大事だが田圃の稲草の成長も大事に見守らねばならん。月末には一面出穂になるはず。太宰治『失敗園』に書かれてあったように、《秋は意地悪、夏の初めにはひっそりと忍び込んでいる・・・???》(こんな表現だったかな?)が沁みる。



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ツバメの巣No.5からは2羽が(確認できていないが、3羽が正解かな・・・わからん)巣立ったが、昨夜に続き今夜も揃ってねぐらに帰巣してくれた。いつまで戻ってくれるのかなぁ~巣が落下した7/6の夕刻に飛び去った1羽は古巣?には戻ってこない・来れないのかな が、気になるがそれこそ詮無いこと。

 

卵殻を落としてくれたNo.7、孵化は確実のハズだが親が昼夜とも大事に雛を抱えておるようで、雛さんの顔をまだ見ていない。

 

少なくも3羽の雛が育つNo.8はピンぼけ写真。ヘッドランプ+肉眼では、親鳥とともに1羽の雛が尻を出して!(幼い雛には珍しい)お休み中です。最後の写真の左側に写る小さな白いのが可愛いお尻。

 

さて、梅雨空が続くこの頃の、わずかな曇天!の下で田圃の稗草取りを敢行。川沿いにある1反余りの小さなマチだが、稗が伸び伸び育っており終えることができなかった。今日のことは明日以降だな。おまけに、草取り途中で使い易かった捻じり鎌の首部分にクラックが発生し、役立たずとなる。仕方なく、両刃・鉈鎌を手に格闘した。途中、わずかに1本だけだが稲草の出穂発見。これが走り穂だな。もぉ秋がこっそりしのびよる・・・と、太宰さんが好いことを言う。

 

 



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