地方公設試験研究職を勤めあげ?、70歳ころまで溶接技能検定にタッチすることができました。間質性肺炎に悩まさる欲張りです。
ゆうゆう職場



懇意にしていただく、元N造船現J社のHさん。I内教授とK大同期とのことで、
こちらが勝手に余計親しくしていただく?
で2週間以上も前に頼まれたのが、塗布するだけで防錆効果のある塗料?を塗った鋼板に”マグネタイト=Fe3O4”などの鉄酸化物ができておるはず、だからX線回折でそれを示してほしい こと。
イージーな仕事といつものようにイージーに考えて、うまく指数付けできないもどかしさにゆっくりと後悔するのはいつものこと。
が今日は相棒のH君が、蛍光X線分析でSiが引っ掛かったことから、SiO2があるのじゃないかいな と考え付いてくれて、見事にピークのきれいな同定ができた。
ま、最初から鉄酸化物とわかっておったのだから楽な仕事だったはず なのだが。
拡散の実験を止めてしばらくぶりに真面目なX線回折は難しかった。
(当時なら、あっという間にきづいた ?ハズの鈍刀になっちゃった)

しかし、I内先生に3強ピークのやり方とか単純計算できるβーTiの指数付け とか、さらには窯業研のK枝さんにもいろいろご教示いただいた、回折法。
もう一度やりたいなぁ、Ti2Niやってみるか!

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梶井基次郎の短編の題にあった(と思う)
寒さを感じるようになった朝、物干しに洗濯物を並べておると
洗たくばさみに蠅が一匹。
手を差し伸べてもけだるくうごめくだけ。職場では俺もこんなんだろうなぁ
温い日だまりを意地汚く彷徨おう

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7日の座学メインの講座から一週間。
今日は実習の日。
引っ張り試験して、液体窒素温度でシャルピー衝撃試験して、
あれしてこれして あぁ忙し。
で、勝手に張り合いないからと判断して、
途中で見せたスライドが懐かしいTiの拡散接合 もどき。
中にはさんだステンレス鋼線が高温時効で瘠せていくのを
わかってほしかった ため。
”拡散”を見せたかった のだが?

なにはともあれ、終わってほっとしたとこが 正直なとこ

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なっちゃった
企業の技術人材を育てようとする取り組み。
他者は外部講師を招いて話させてチョン。俺にも矜持があるから、自分で3時間分!と驚異の長時間講座をもった。
といっても、簡単な金属学、とくに炭素鋼の熱処理と組織・金属の破壊面の観察手法やお得意のSEM/EDX法の解説だから本来は慣れておるハズ。
苦労して、50枚以上のスライドをパワーポイント作業。
フル時間しゃべりっぱなしになっちゃった。
わけても経験がモノ言う光学顕微鏡手法も大事だけれど、
便利なSEMをもっと使いましょう と炭化物の写真をたくさん見せた。
写真は、フェライト&パーライトの標準組織。
白いかいがら模様がFe3C炭化物。こんなのばかりでは皆、食傷気味だろうなぁ

しかも、出てくれた企業さんは2社から多数複数名 というのはやや内緒。

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