30年は十分も前(いつ頃までの覚えが無いのです)、秋10月の頃の午後、わが田舎の組には当番の宿のお宅に皆が集まり、2臼ほど餅を搗く風習!がありました。搗きたての餅表面に餡を付けるのですが、甘い餡でなく塩味の餡なのです。重箱や大皿に各家分の餅を頂いて帰宅、そして小皿に一人分相当を切り取って宿に再集合です。想い出しました。母や妻は藁の芯を使って餅を切り取っておりました。佳い手法知恵ですな。
その餅と簡単な料理をアテに組の皆でワイワイの宴会になるのです。塩味ゆえ佳い酒のアテになるのです。美味しかった。
最近、我が家の近くで育った床屋さんにお世話になった時、なんとか再開したいなあとなりました。が、この身体では口だけになります。当主になるであろうが正月餅も搗かない息子ですから、組の餅搗きに見向きもしないでしょう。ま、こうしてなくなっていくのも世の流れとしましょう~喰いたいなぁ♪
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます