トンネルとビックバザール

風もなく寒にしては好過ぎる日々が続く。こんな日は昨日に続き里山、と行きたいところがちょいと時間がもうお昼前。で、昨年からの願望、紀勢本線阿野田トンネルの入り口をみることにした。トンネル中間地点を金王道が横切っているのは分かったが、手入れされない藪状の植林帯をどう詰めたら入り口にたどれるのか自信がない。無理はしないことにして、ちゃっかりと、入り口北側を望む線路近くを目指して田圃道へと下る。腿までの笹を踏み分けて線路そばへ。なんだ近いじゃないか　とずぼらに山中を進むが、最後は笹と羊歯に埋まってしまった形でようやくトンネル北側入り口にたどり着けた。よぉく南側を観れば綺麗な杉の植林で、あちらから下るべきだった。
　何の変哲もないトンネルだが、車道のトンネルと違って入口へ詰めてみたくなる。偉そうに言っているのに、これで２ヶ所目。前回はたしか１年前に関西線柘植近くのトンネル西口。これからも機会があればたどってみたいものの、当然切通となっているので注意肝要。次回はとりあえず、南口で納得しよう。
　午後は昨年に続いて大市を見る。引き返して見るほどでもないので、まず街並みの裏通りを下り、適当なところで市が建つ本通りに出ることとした。お店の裏の通りは意外にアップダウン、くねくねして愉しめる。お金持ちと聞いたＫさん宅ほかをほほぉ　と眺めることができたが、きょうよかったのはこの裏通りくらい。肝心の市は若い人々で埋め尽くされていておぢさんがぶらぶらするところではなかったです。フラグランスな人々による露店は食べ物ばかり。ちょいちょいと怪しげなおもちゃ屋さんが出してある程度で、これなら中旬に連日ある高田さんのお七夜さんのほうが愉しい市です。
　張り合いのなかった埋め合わせに、トンネル帰りの道で会った少し旧車トライアンフ、これってブリティッシュグリーンにしてははぜているように思うけど…でもハンドルはナルディウッドかな？？？

里山に人の営み

午後2じころより、日曜日の1/24午後と同じ道をたどる。スタートが早かったので、欲張り前へ横へと進む。そのぶん、廃車が笹に埋もれていたり相変わらずゴミの不法投棄にもぶつかる。檜の好い匂いがするなぁ　と進むと、林道わきにきれいに薪が出来上がっている。どんな人がどこにくべるのかしら・・・今日の目的は山中東方にあるミニサーキットまでたどり着きたいこと。昨年、遠く爆音がするもののたどる時間がなく、次回を期していた。通勤経路のR306を看板に従い南に折れればすぐのサーキット。この2本の足で確かめたい。林道をガシガシ進むほどに爆音(スキール音というのか？）が大きくなる。ポッと出た、ましな舗装路（後で調べると県道）を少し辿り、ここぞと思う踏み分け道を詰めれば見えるみえるドリフト練習。
山中だから好いようなものの、民家近くではたまりませんなぁこの音は。
　2時間ほどの散策でも、世にはいろんな人々がいろいろと生活するのが分かります。

春始まる

昨夜ＪＡ購買部門からの電話で、稲作育苗用培土を今月中に引き取る約束申し込みであることに気付かされた。幸い、予報に反して雨脚は弱い。軽トラ荷受けに行くと、待ってましたとばかり用意が好い。毎度（と、いっても年に一度か二度の引き取り）のことながら、私だけが忘れているよう。ビニール詰め20ｋｇ培土を３８袋だから、秋に30ｋｇ玄米袋30個を運ぶＪＡ出荷よりは軽い軽い。1度に積んでくれ　と頼むが渋いのは、過積載の責を避けたいとのこと。2度手間か、ヤレヤレ
　母屋の西側通路に面した”物置状態の”場所に積み上げた培土。2月には念を押された一発肥料の引き取りもあるし、さぁ、兼業稲作シーズンが近づいてくる。まず、この培土を苗箱180箱に詰め込むことからだな。そしてハウス建て・・・・と。ヤレヤレ

通販購入

前車から小型だが愛車のエンジンオイルにはそれなりに気を遣っている（つもり）。今年で７年目の現車にはこの青オレンジ色缶入のオイルを飲ませて、20Lペール缶を2缶吞み干した。ただし新車時から暫く、当時はコスパが好いとして、簀の子-滑る戸と読めるモノを飲ませていた。たまたまＷＥＢで今のオイルが目に留まり、安価ものを探して通販購入した。
　が、3缶目が必要となり探し出すと以前（数年前かな・・・）よりも5～8千円も高いのばかり。ようやく関西地区から20千円ほどで送付してくれるお店を探し、一昨日の振込、今日のトラック便配送でニッコリ。ニッコリするには理由がある。恥ずかしい話、このお店の前にちょいと怪しげな出品に対して振込もうか　と思うものの、どこか引っかかったので電話確認した。やはりページが簒奪されてinfo@aaa.b.cであるべきがinfo@eee.b.cにすり替わる様子。多くの出店物に比べ8千円も安かったが；写真のモノと比べても3千円も安い、引っかかりやすい助平根性（ケチちゅうか貧乏根性やな）満載の私には危ない危ない。これからどんどん年を取り、心のファイアウォールもスカスカ骨粗しょう症だから、通販・電話・WEBには気をつけねば。
　で、ニッコリついでにトラックの運転手さんには思いペール缶を持ってきて貰わずに（届け先を職場にしてあるのです；妻も勤務で夜遅く配送時間には自宅無人が多いですから）、トラックすぐに駐車の愛車そばにおろしてもらいました。私も車まで運び直す手間がなく、運転手さんも助かりますわ　と。好日。

河口

お昼時間の外出、写真のとおりです。
昼休みの散歩コースの一つ（そんなに数多くありませぬ）で、今日も無風・暖か気味なので春に近い海に近寄ろうと、護岸工事が終わっても立ち入りは制限中の岸辺に下りました。東に球形タンクが１個、奥には以前にも触れた高エネ（というと、量力的でアカデミックですが・・・実は1000ＫＶ程度だったかな）Ｘ線透過装置の建屋もみえる。ライナックと言ってましたか。私の会社ではなかったので、しりませぬ。が聞けば、こやつは可哀そうに？固定資産税対策に天井を抜かれて建物残骸に成り下がってしまった。１０年以上も前、このＮ鋼管が圧力容器ものも作っていた頃が懐かしい。一時期は県の溶接競技会で常勝の感があったのに。時代は移ります。ものづくり隣県ではＴ自動車関連が全国でも金メダルものです。以前はＮ車両さんＩＨ＊さん　とかが強かったのに。
　さぁ、このあたりで中間点、戻って愛妻弁当飯にします。今日はｃ．ｗ．方向３５分の散歩でした。

野良とエニグマ

田圃の水たまりの排水。
削られた畑の境界。
英国のエニグマ解読物語ＤＶＤ。眠いから終わり。

里山道廃道

になるのだろう、１０年もすれば。
　大寒を過ぎてようやく寒くなった、しかし晴天で風もない休日の午後、妻が居ないと虫が騒ぐ。田も畑も仕事がない。読書もＤＶＤも飽きた　となると里山道しかない。家事、生活のことでも知恵を回して時間を過ごせばいいものを、逃げる。ただ、グジグジしているから家を出るのは日も山にちかい午後３時半。
　ＪＲ下庄駅近くの山中へ入り東方を目指す。ほどなく休耕田が連なりはじめ、田圃には雑草が枯れて立つ。農道となった里山道は舗装されているものの、２，３年もすると山仕事にしか使われなくなって、そのうち、廃道となる。今のうちなのだ、そこいらじゅうの里山道を徘徊できるのは。と思いつつ、一つの山を抜け出して下り始めると丁寧に起こされて春を待つ田圃が連なる。こころなしか舗装面にも生活臭が。里が近いのか、軽トラに山柴（枝払いしたのを整理してみえただけかも）を積んでいる年配の方と話すことが出た。ここはもう鈴鹿市三宅。人と話をしたら、引き返す山道の寂しさが胸につまり、結局、田圃のふちをくるりと回り北方に広がる集落をずっと眺めｃ．ｃ．ｗで一周して軽トラまで戻った、１時間強の今日。

2ｔダンプ

田圃にバラスを入れようと村内のＳさんにショベルカーで表土剥ぎをしてもらったのは前記のとおり。先週にでもダンプカーをレンタルして　と思っていたのが、ようやく今日の仕事。今日やらないと、日曜日ではレンタル屋も土砂屋もお休みだし、それに天気予報によれば雪になるやも知れない。近くのＫ店で11千円／日で借り出し、東方せいぜい2ｋｍのＩ骨材店へコンクリート再生砕石を積み込みに行く。
　一昨日までなら土砂販売のＴ店に向かうつもりが、再生砕石が安いだろうとリサイクル品に鞍替え。２０年？ほど前に亡くなったＫ氏の２トンダンプを借りて廃瓦を捨てに行ったきりの運転で、お店でダンプのやり方(戻し方）を教わっていざ出発、が、1ｓｔのつもりがリバースギアへチェンジしていたり心もとなし。それなりに気を配っての運転は疲れる。昼食挟んで５往復。少し多すぎるかな、くらい運び込んだ。１回分は３トン弱／4.3千円ほど　を計５回、田んぼにつぎ込んだ。ショベルで表層を30ｃｍ以上めくった後に先日の雪の水たまり。埋め戻してもらう前に小型ポンプで排水しようか・・・
　ところでＩ店へは土曜日なのにダンプの往来が多く、近くの堤防道路ですれ違いに気を遣う。店で尋ねたら、明日以降の雪で土木仕事がはかどらないのを予測して今日のうちに運び込むのだろう　と。なるほど、運転手さんご苦労さん、ご安全に。

里道Ⅱ

　

休みの今日、ボンヤリと過ぎつつあった。お昼飯の頃、ポカポカした縁側でブースさんの津軽を、もう何度だろう、読み直していてウトウト。眠気覚ましに近くのＨＣ；似鳥　へ軽トラで向かい、安価なべニアボード６枚を購入。Ｓちゃんに掻いて貰った田圃に土砂バラスをダンプから落とし込むのに、土手に敷いてショベル作業をやりやすくしようと。実は、今日こそダンプレンタル、土砂屋さんと田圃を何度も往復してできる範囲の作業の心積りが、昨日の雪で気が萎えた？。ま、アセアセすることもないだろうと。いかんですなぁ
　午後に向かった畑では土木屋さんの大きなショベルがせっせと作業を勧めている。周りの土砂を削られて、裸にされたような我が畑。西風、北風が吹きつけるようになるし立小便！にも不便・注意。こんなガランとした場所に居ると＆暇をして居るとしっとりした里山道が恋しく、市南部へ軽トラを走らせる。イシ神社コースをたどり、田圃と山に囲まれた小さな薬師堂に至る。夕刻もすっかり４時を回って、臼曇りの下の山里道は前日の雪で泥濘、好ましい散策。お堂でぼんやりしているとジーゼルカーの音、慌ててシャッターを押すからよく分からん写真になる。列車か何かわからん。一昨日の無人駅引き込み線に停車してある作業機関車？なら、下手くそな鉄道写真と言える。
　ｃ．ｃ．ｗにくるりと巡り妻の帰宅までの長い時間のためにレンタル屋によるも見たいものゼロ。図書館が好かったかな。ただ、寒そうな鈴鹿山脈にホッとして帰宅。

偽装食品

カレーチェーン店が廃棄処分を依頼した産廃業者から本来廃棄物であるはずの冷凍カツが横流しされ、複数の手をくぐって消費者の口に至った　とここ数日姦しい。で、一言。
　チェーン店の品であることがすぐわかる包装のまま商品棚にあったようだが、包装し直せば堂々と？売り捌かれて今日のように叩かれなくてもよかったのに　と。そうすると放送し直す手間賃にもならない食品を買わされている私たちってなぁに　と。情けない。