地方公設試験研究職を勤めあげ?、70歳ころまで溶接技能検定にタッチすることができました。間質性肺炎に悩まさる欲張りです。
ゆうゆう職場



最近、森内俊雄氏の「使者」を読み返し終えた。廃棄をのがれた文庫本(全部といってよいほどが、海外推理小説モノ)である。透明な文体がよろしい。読んでいて、ずっと探していた本は氏の作品であることを確信できた。少年たちが春の大阪から和歌山方面へ自転車で旅する話である。何十年も前に読んだが、題名を忘れておる。氏の文体から「春の疾走・・・ かと検索しても即ヒットとはならん。しかしWEB恐るべし、これも不思議な読後感を与えてくれた「翔ぶ影」本に”春の往復”で納められていたらしい。「翔ぶ影」も紛失、あるいは破棄した可能性が高く古本で入手しようと算段中である。
 さて氏はむしろ「眉山」で有名なことが、文学方面に昏い私には軽い混乱を与えてくれた。布団にくるまって好んで読む太宰治の文庫本に”眉山”という、少し可哀そうな女性の噺がある。同じ題名の森内作品を是非に読みたい。WEBによると先の大戦時に逃げ込んだ徳島の眉山のことらしい。そして瀬戸内晴美さんもその眉山に想いがあるらしい。興味津々。と、言いながら図書館へ行くと、北欧推理小説モノを借り出すのだろうなぁ~そして翔ぶ影と眉山に併せ、ル・カレの文庫本ティンカー・テイラー・ソルジャー・スパイとDVDされた裏切りのサーカス をアマゾンででも入手しようとしています。


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病院最上階にある食堂からの眺めである。春、南に見える海も輝いている。時間は9:30頃、いつもなら自宅でコーヒーを飲みPC前でグズグズしておる時間だが、今朝は心臓系の検査で県医療センターに来ている。
 既に同位元素を注入され、薬物による負荷での血流状況(=アイソトープの広がり具合?)は撮像されておるのだが、次の安静状態と比較するための撮像まで3hrの空白時間が必要となる。帰宅するほどの時間でなく、仕方なく、が、ちゃんとご本を準備してセンター7Fの食堂で過ごした。先月のカテーテル検査入院では病室フロアだけの移動しか許されず、食堂からの眺めは2年前の夏に薬剤(オフェブ)耐性検査入院以来である。その折のコンデジに比べると今日のスマホのは今一つの画である。なんだか、よぉわかん。タンカーも遠く浮かぶ神島も撮る気になれん。でも、先に述べたように海の輝きは撮り込めたかな。なんとか3hr近く粘って海を眺めると、海面の輝きが東から西へと(左から右へと)移動してゆくのが分かった。太陽光の球面反射によるものと理解はできるが、こうやって眼で観て分かったのは嬉しい。

 その食堂で残り1/3ほどのほとんど読み上げたのが、アイスランド;アーナルデュル・インドリダソンの北欧推理小説モノ「湿地」。前回借り出した「湖の男」よりはるかに上手。やはり最初の作品が好いのかなぁ。白状すると、この2冊の他にも「緑衣の女」も以前に借り出しておる。花が芽を出し始めた頭には、すぐに忘れることのできるのが好いのだな、この種の娯楽?湿地と一緒に借り出したのがソ連時代の収容所に関係した「赤い十字」。これは好かった、勝手な解釈ながらシュリンクの「朗読者」よりも佳い女性からの語りであった。得した。もう1冊が小沢昭一さんの本。どうもラジオの語りのようには脳内を刺激してくれなく、残念。半分ほどでやめてしまった。でも、私には小沢さんが若妻;佐久間良子 を出稼ぎ杜氏仲間;三国連太郎 に獲られてしまう映画「越後つついし親知らず」が鮮明なのです。というか、映画は白黒が好いのかなぁ~ で、最後にボロボロ文庫本はジョン・ル・カレ「寒い国から帰ってきたスパイ」。他の方もおっしゃるとおり、英国のごちゃごちゃした筋が苦手だが、しっかりした構成に間違いがない。他の本も借りてみよう。




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お昼のちょいとした散策、NHKラジオを聴いていたらカーリング女子の中継がうるさいほど。イギリス相手に金を争うのだからか、ニュース時間に喰い込んでいたのじゃなかったかな(忘れた)?。以後、ラジオも聞かなかった・TVでも観なかったので経過は知らないが、夕刻に軽トラのラジオで聞くと、予選でも戦ったイギリスに決勝でも自己申告敗退(!コンシード というらしい)で続けて破れたらしい。勝負事だから仕方ない。にしても、よぉも決勝まで持ちこたえてくだすった。
 なにもスポーツの噺をしたいわけでない。最後に石を投げる・司令塔の役を担う方をスキッパーと呼ぶらしいが、年寄おぢさんは前回の本橋さんと今回の藤澤さんとを脳内でごちゃ混ぜしてしまう。その要因のひとつに、前髪を揚げられたお二人の額がお揃いの富士額。役割と生え際の髪が同一なことは老化脳に堪える。おふたりもだが、女優さんにも美人の方がみえる。仲間さん、吉永さん、藤原さん、沢尻さん、山口さん などなど。だからではないだろうが、TV画面に映るとつい見つめてしまう。
 ちょいと脱線。学生下宿で隣となった奈良出身のKY君、長い付き合いの時間があったが(彼の実家にひと月近くも逗留させていただいたことがある)、彼も立派な額であった。もう少し背丈があれば、時代劇俳優にピッタリと思ったものだ。どうしておるだろうなぁ~




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散策するだけで息が上がるようになってしまった。張り合いがない。昼前の田圃での備中鍬も休憩が多くなる。ただし、なにくその気もあり、今夕も定コースとなった南東にある生コン社を目指しccw.コースを巡る1hr弱。ccw.とはカウンター・クロック・ワイズで反時計回り(左回り)であり、右時計回りがcw.。40年ほど前にほぼ一人で担当したEPMA(電子線マイクロ・アナライザー)の波高分析が分かり難く、島津から(確か)S井さんに来ていただいた折に、バーニアをcw.に回してと説明されたのが分からなかった。笑いながら「電気屋のじょうしきでっせ、cw.」と教えてくだすったのが懐かしい。以後、自己メモで(c)cw.を使っている。
 散策に戻そう。コースは関西線の白子踏切を跨ぐが、白子は隣の鈴鹿市白子町で伊勢湾に面する。最初、なぜ離れた亀山市に白子が と思ったものだが、すぐに分かった。コースに近く、旧R-1を挟んんで踏切の100mほど西側に旧東海道の立派な江戸期の道標が立っている。そこには是より神戸・白子・若松道 と彫られてある(市教委の案内板のとおり)。
遠来の東海道を散策する人々を見かけることも多いが、ちがう意味で身近な道標の一つを観るのが愉しい。1kmほど北方の別コースでは関西線の2つ並んだ小さな通過橋を潜り抜けるが、列車が走るのは西側で一部レンガ造りの東側は待避線であることも散策で知った。こんなこともあり、散策も愉しいのです。

 夕刻6時前の帰宅でしたが、その頃でも鈴鹿の山々が望めるほど明るくなって春が近いです。いや、もぉ春だな。左側に野登山、右端近くが鎌が岳。








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米作用の籾種8袋(4kg/袋)がJAから配達された。9反余りの水田用である。苗箱用の培土もそろっているから、そのうちに育苗箱に培土を詰め、あと1か月もすれば籾種の水漬スタートで零細農家でも春本番だな。この過去記事のとおり育苗ハウスのビニールも張らねばならん。ボチボチ、鈴鹿の山の雪解けとともに忙しくなるなぁ。身体が持つかしら と気掛かりだが、のんびりしたamを過ごした身体は所在ない。

 本当に久しぶり、鍬とスコップをもって田圃作業を始めた。水漏れ防止にプラ板を土手畔際に当ててあるので、トラクターのロータリー刃を際まで掛けることができない。気持ちよく春耕できるように、スコップと備中鍬とでわずかであるが起こしておく。スコップでプラ板と土との縁を切り、備中で土塊を掘る。息も上がるし、昨年のように連続して鍬を振るえない身体になってしまったのが残念だが、諦める。わずかでも田圃に出られることに感謝だな。
 上記の過去ブログ、3/Eともなれば燕君の飛来があるのだ。愉しみ。





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暖かくなり始めると、田圃畑の作業が気になりだす。サツマイモのこと、昨年はスーパー購入のシルクスイート芋3個を畑に埋めておいただけで、十数本の苗から美味しい芋が取れた。気を良くしての今年、スイート芋の他に一般的な紅ハルカの苗を自作しようと目論む。
 畑の土に埋め込むだけでは苗の成長が遅い(かもしれない・・・が、昨年はビニール保温して間に合ったけど)ので、老人クラブでお世話になる精農Kさん;昨年は紅ハルカ苗25本分けてくだすった に尋ね、3月になったら芋床を作ることを計画した。床材には稲藁か枯葉が好いだろう とのことだが、藁は活躍量が多いので薬籠に保存するとして、鈴鹿の山すそ石水渓の林道へ枯葉集めに軽トラ出動。30分もしないうちに集積バック2つ分になった。もっとバックがあればなぁ と欲には切りがない。
 パチリのバックには鬼が牙の岩山。渓谷には立ち入り禁止の黄テープがめぐらされて、興ざめ。







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北京五輪スノーボード競技で平野選手が金に輝いた ことは好かったとして、今日の今まで勘違いをしていたコークスクリュー。てっきり、コカ・コーラのcoke発祥でcokescrew?と思っていたが、corkscrew=栓抜き が正解とある。いわれるとそのとおり、らせん状針金がクルクル回って栓に喰い込む。そのスタイルから来たことを改めて知らされた。
 と、言挙げするのも恥ずかしいことだな。わざわざ知見の無さを言揚げする。遊園地のジェットコースターにコークスクリューのゾーンがあったのだ。corkでなくcokeと思い込んで居ったのか。スノーボード以前の昔、たまにTVで観ていたスケートボードでは米国の競技者層が厚く感じていた。そのことがコーク=coke=コカ・コーラ と脳内組み立てしてしまったのだろう。そして、何故にコカ・コーラが協議名にもなるのかなぁ とのんびりしていたのだ。ま、米国ではコカとペプシが市場を二分していることをもう少し考えるべきでした。


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寒さの厳しい1月を越え立春も過ぎると、どことはなく春を感じるのは暦のとおりか。ちょいとのんびりしたくなる。うまい具合に、昨日のわが市は県内最高温度を記録したらしい。本日も穏やかな(間違い覚悟、言おうかっ)小春日和。日中はファンヒーターは無用である。さらにうまい具合には妻が一昨日に麹甘酒を作ってくれた。真冬より今時期の甘酒が一番、美味しく啜る。生姜も摺ってくれてあった。ありがたし。


 これで過ぎれば頭にも体躯にも佳いのに、少し腹を立ててしまう。本日のTVの音声で聞いたので、確認しようとWEBしても見当たらないが表題のこと。報道では、有識者会議は「出入国在留管理庁(局?)の医療体制に不備がああり、整えるべき。例えば、医師の待遇や定年延長・・・など」と答申した と。医師の待遇が良ければ事件は無かったのか?医療を含め管理局のシステム不備が事件につながったことを”正直に”問うて、審議して、答申すべきだろう。職員の人権意識の無さにも呆れる。無理なんだろうな、手前味噌の会議・委員会が内部の不備を指摘、答申できると考えるのは甘いのだろうな。コロナで遅れていたというIAEAの訪問。満杯となりつつある福島原発の汚染水を海洋放出する問題で現地調査(わずか2日間?!)しても、答えOKというのだろうな。これらとは別に私が腹を立てることもないのだが、地方版の紙面には県庁でリニア誘致推進本部が立ち上がったと。わが市内の3エリアでJRへ売り込むらしい。既に市報でも知らされていた。利用者はあるのかしら・・・
 こんな日の夕方は、外へ出ての散策に限る。わざわざ軽トラで出向き、隣市の鈴鹿川左岸を自動車のH技研方向へと下る。往復で1hr弱の道、折り返しから賑やかな鈴鹿市の町はずれを望む。堤からは鈴鹿山脈の北部が望める。中法にあるのは竜ヶ岳?釈迦が岳?雪が多くなる右端は藤原岳だな。あぁ~初夏GWの頃になったとしても、NSIP肺ではとても登り切れないのだろうな。帰路は夕暮れ、遠く錫杖を望んで一日の終わりとする。



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今朝の服用薬群。

どの錠剤か区別できないが、これらのうちの1錠が昼&夜食後に服用となる。
(昼、夜薬はちゃんと別包装されておるから、間違えはしません)
いよいよ薬漬けの日々。ただし、宿痾?間質性肺炎を抑えるあるいは肺炎に効く薬は昨夏に中止となったから、ほんとうに惰性で服用しておる。張り合いがない。咳と息切れは1か月単位で酷くなる。野良に出ることを考えてしまうこの頃です。
 青矢印の半錠は高血圧由来の腎臓劣化を少しでも好くしようとする薬です(糸球体の血流をよくする らしい)。本日午後に通院したK病院で、勧められ昨夏から続けておりますが、先月に医療センターでの冠動脈劣化を指摘されたこともあり、増量しママ1錠を服用するよう女医さんに処方されました。トホホ のホで、野良で田圃畑作業を続けられるかしら・・・


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何年か前に田舎安普請の我が家をリフォームした。退職後に思わぬ市の役職に就いた妻の希望によるもので、周りの職員間で耐震診断の受診がないのが我が家だけでチョイとやり難い との理由によるもの。診断だけの予定がリフォームに進んでしまったのは、診断した女性設計士にお仕事を との女性地位向上を望む妻の功績?だな。リンクした2017年夏から師走下旬までまでアパート暮らしだったのだ。もぉすっかり慣れてしまった『半新居』。ただ、細かいところが気になる。書き出すと切りがなさそうだから、大手メーカーへの注文だけにしておく。ナショナルあらためパナソニックさんの住宅部門が造るキッチンとバスルームを据えたのだが、数件の残念な個所を挙げておく。品保に伝えるべき とも思うが、ま、いいか。
 ひところナショナル社は名の通った電器メーカーで、社主の松下幸之助さんなぞはお顔・お言葉をよく見かけたものだ。
 もう少し昔、中学生になるやならずやの頃、TVがないので裏の隠居(父の弟の家)で30分だけの劇番組を見せてもらっていた(母は好い顔をしなかったなぁ)。七色仮面、少年ジェットそして松下電器;ナショナルキッド、よく見せてもらったなぁ。有名な月光仮面はそれ以前の劇映画であったので、1km以上も離れた隣町のお家まで何人かの友達と見せてもらいに行ったのだ!『おばさんっ、見せて!』と上がりこませていただいた。なんと厚かましいこと、なんと電化の遅れていた我が集落(特に、我が家)。

 いかん閑話休題。
で、ナショナルもといパナ製品のキッチンのこと。高硬度樹脂でできていそうな白い清潔なのは好い。が、最近になってシンク縁周りにクラックを発見してしまった。成形時に何かが足らなかったか、余分であったのだろうなぁ~残念。最初希望したのはタカラ社だったのに、P社のショールームの充実加減に負けたのだな。


 次も同社リフォーム用のユニットバスのこと。暖かいのは当たり前として、以前も書いた記憶の壁模様がよくのんびりできる。が、掃除がうまくできない。保温用発泡材で覆われ、汚れてしまう浴槽周囲をクリーニングしようとエプロンを外す。しかし、カウンター横の”小エプロン”がどう工夫しても納まらない。業を沸かし、施工大工にみてもらったが巧くない。二人で説明書きのとおりエプロンを斜めにスライドしても納まらない。スライド量が適切でないように思う。格闘の挙句、「〇さん、こんなとこ開けて掃除するもんじゃありませんぜ」。面倒くさくなり諦めた。P社に文句言おうとしたが、何年間もほおりっぱなしだな。

ナショナルキッド君のように解決してくれたらいいのに・・・


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