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この時期、よその家の庭先にはツバメの雛が落とすフンを受ける箱などが
置いてあるというのに、我が家ではツバメの寄り付きもおぼつかない・・・・最近。
古人も曰く、ツバメが来なくなると家が続かん(のだたん と言いましたな)・
家に不幸がある と。
幼児より耳にしたので、来訪がないと春を感じないというより不安が大きい。
最近では自分に言い聞かせている。彼らは人が出入りする近くに造営するのだ と。
老人が亡くなるなどして玄関の開け閉めが少なくなると、彼らもなぜか不安で
立ち寄らなくなるのだ と。
で、我が家の現状。6年前に父が亡くなり母屋の玄関を出入りするのは
定年後も勤務し続けるわれら夫婦だけ。娘は勤務地でアパート住まい、
そばに居る息子夫婦は別棟暮らしで、誰かが昼日中に玄関から出入りすることは休日位。
これがツバメの止まらない理由 と。実際、夫婦が日中にも玄関を出入りする
ゴールデンウィークころから偵察ツバメの来訪。少し、ほっとする。
よくしたもので、2組のカップルが逗留しそうに。新しめの組はふさわしく?
新規に巣の造営を始める。朝方、ドロや繊維質になる枯草などをせっせと運び込み、
(土壁の構成材と同じやね)
軒先の出し桁に複合材でできたアーチ状の巣を作っている。下部から末広がりに上部へと変わる構造に、うぅん~感心。
こりゃ、崩れませんわ。なぜかって、上部周辺部の重みによる力=重力 は
モーメントとなって巣下部で巣を付着させた木材に向かう”密着力”を生んでいる と。
5月11日から4日間でほぼ完成。
なお桁の周りにテグスが見えるのは、よその家で見かけるツバメ除けではありませぬ。
雀除けです。(別に日に追記します)
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