きのう、明星ヶ岳山頂すぐのわずかに開けた展望台から白いシャープ工場社屋をみた。
10年ほど前、わが県に新技術を持ち込んでくるシャープ、県がするなら市も補助金交付(税優遇でしたっけ・・・どーでもええことですけど)先はシャープ と皆がシャープ、シャープと唱えて、正義をしているふりをした。金を獲るのにも新技術などと言いながら、分け前にたかる様にしてとるべきものを国から、県から、市から(?不明)むしり獲った。前の職場でも補助金を取りやすい組織&いかにもシャープがやるような研究(の真似事)をやっているような組織にとなった。もっとも、それ以前に科学技術振興センターなる別機関まで鈴鹿の山の麓に作っていたから、こんな組織替えは朝飯前だった。で、シャープはどうなった?神輿を担いでいた・載っていた機関・人々はどうなった?皆が忘れたのさ、シャープと言う単語を。銀行は忘れていないのだろうな。時折思い出してお先真っ暗な社の状況を報告する新聞も少しは記憶にあるのかな。
70年になる原爆も終戦も、それより前、さかのぼること ん十年(正確には知らん)前の開戦への熱気も、皆が忘れたのさ。そうさ、福島の原発事故なんて十年ももたずに忘れられるのさ。これが素敵な国民性なのさ。
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