愛機?SEMでお仕事の部屋は、
非破壊検査室専用に設計された部屋の、さらに、前部屋なのです。
(廊下に面しているので利用しておるわけです)
折角の分解能のよい走査電子顕微鏡ですから、
2階よりは下のほうがよいだろう、あまり大きな部屋の片隅では
落ち着いた観察できないでしょう・・・・の思惑で据え付けたのです。
確かに落ち着いております。一人で好きな研究ごとをするには。
しかし、
昨今の開放制度の中ではやや狭いのは仕方のないこと。
4月にあった施設見学では子供さんに蟻さんの顔とか、
ボールペンの先端を見せましたら、親子4組も入ってもらうと
息苦しい。小さくなって説明しました。ごめんなさい。
SEM本体の上部から煙のようなのが出ているのは、
X線分析装置の半導体検出器を冷却するための液体窒素を
注入しているからです。
画面の多くを占める壁、特に工業用X線透過装置(加速電圧250kV max.)から
被爆することを防ぐために厚い壁。中央には鉛入りの防護のぞき窓ガラスが
みえます。左端に移っているドアも鉛入りで重いですぞ
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