崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

「わろてんか」

2018年03月18日 06時41分19秒 | エッセイ

 私がPCから離れず執筆に夢中になりすぎな状況をみて健康が気になった家内の進めで外出することとなった。権藤夫婦を昼食に誘った。模様替えの最中でも喜んで応じてくれた。韓国ドラマジャイアントを夢中で見ているとトーンを高め勧められた。帰宅して早速ネットで最終回を見た。1970年、釜山。両親と兄妹と共に幸せに暮らしていたが、金塊密輸に巻き込まれてしまった。兄妹は生き別れになり、復讐などのストリーである。実話に基づいていると勧められた。相当はまっている。それは私たち夫婦も多くの韓国ドラマにはまったことがある。NHKの朝ドラ「わろてんか」では戦時中の慰問公演や映画検閲など私の研究の参考になるので見ている。ドラマや映画は基本的にはフィクションで歴史教科書ではない。描かれた真実やメッセージを読み取って楽しむのである。今は「黄金色の人生」にはまっている。ストリーや構成も良いが、何より俳優の心理的な演技に引かれている。心配なのは無理なハッピーエンディングである。人生すべてがハッピーエンディングでは少ない。金日成、毛沢東、スターリンなどの独裁者だけかもしれない。