崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

花で満杯

2018年03月03日 06時48分14秒 | エッセイ

 千葉から家内の姉が来られ、1週間で昨日お帰りになった。出版記念会に参加して一緒に喜んでもらい、博物館で朝鮮通信使をいっしょに観覧しただけで、ほかに観光案内することもなかった。まさに客ではない。看護師、助産師、看護学校の講師の経歴の方、家内は出勤時、私の健康管理には安心していたようである。炊事、掃除、など家事をしてくれた。自宅に着き、メールが来た。花いっぱいのリゾートホテルのような家で暮らして幸せだったと。記念会でいただいた花を私が生けて応接間、食卓上、洗面台、玄関、トイレなどに置いた。常設の鉢の花と一緒になって花で満杯になったと感じたようである。彼女の子供たちは独立し夫亡き後一人暮らしであり、気になっている。「遺産を残してあげるから私が死んだあと姉妹二人でここで暮らしてね」と言ったその言葉に感激したようである。