崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

キューバ

2015年04月13日 05時32分05秒 | 旅行
 オバマ大統領がキューバのラウル・カストロ議長と首脳会談を行ったというニュースを聞いて感動している。オバマ大統領の勇気ある決断に賛同したい。長い間,アメリカの喉にひっかかった魚の骨のような存在だった隣国キューバへ手を差しのべている。次は当然北朝鮮との国交正常化が期待できる。日本は追従するだろう。このような大きい決断を日本に期待することはできない。すぐ日本の岸田外務大臣がキューバ訪問を発表したというのを見ても日本の自主性はあまり期待できない。オバマ氏には当選初期の期待に及ばず失望した人も多いが、私はアメリカが先導しなければならないという覇権主義から脱皮したのは業績と見る。今残った任期は長くない。次はアメリカ初の女性大統領を期待したい。
 日本では今フェミニストのような政治家たちが女性を抜擢して失敗したことが話題になっている。女性自から自主的に出なければならない。無理に芽生えたツボミを引き抜いて殺してはいけない。中国の故事のように隠れている人士を三顧草廬して英雄を作る時代ではない。ヒラリー氏の言動と業績に基づいて選挙が行われることを期待する。彼女の政治、政見をよく知る事ができなかった国民が選んだ朴氏へ失望がヒラリー氏に傾くかもしれない。アメリカの大統領によってキューバへの政策などに引き続き、東アジアの大変化も期待している。