崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

謝罪と寛容

2015年04月30日 05時22分13秒 | 旅行
昨日友人を見舞いに行った。海が見え、景色が良く、リゾートホテルのような病院に入院中、首にギブスはしていたが彼は立って電話をしていた。彼は担当医師のように写真を見せながら手術の過程を語り始めた。時々腰が痛いと聞いたことがあったが、首の前後を切る大手術を受けた話である。集中治療室で、痛みとストレスで幻像を見たという話は聞くだけで怖くなった。人生には悲劇が潜在している。生きている時だけは平和な時間を持ちたい。
 謝罪と寛容は平和を作る基礎である。安倍首相が「痛切な反省」「アジア諸国民に苦しみを与えた」と米議会で演説した。アメリカとは「戦い合った敵が友になった」と述べ、アジアに対しては植民地支配への反省の言葉を述べた。歓迎したい。慰安婦問題で日本を追い詰めている韓国も寛容なる心で関係改善に方向転換することを願う。戦略的に一時的な友好関係ではなく、心が解け合う心の関係になってほしい。「敵であったが今は友になった日米関係」をモデルにしてほしい。