崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

ある大学院生の授業感想から

2008年09月01日 06時02分45秒 | エッセイ
 本日はある学生の授業感想を紹介する。
この授業は、どんな授業だろう? 教員は、韓国人の先生だと聞いていたので、どんな人だろう?。授業の冒頭で『どうして汚いか?』と先生は私たち問いかけた。衛生的問題から次に、宗教的には、女性が『汚い』という話になった。女性は月経があるから。月経は赤不浄といい、その話を聞いて、納得せず驚いた。それから社会的にヒトを汚いというのが『差別』だという。しかし保健学的には月経は不純物を出して、体内の組織が綺麗になるとの意味で、むしろ男性が汚いのかな?と思う。先生は1、自分の体のコントロール、2、大会に出る人は精神的なコントロール、3、教育とは、その子の持っている力を発揮できるようなサポート、4、愛情を持つと何でも出来る、5、女性も子どもも強さを見せるべき、優しさと強さを持つべき、6、いつも『yes』マンは良いものにならない7、ヒトは、結婚して愛の成熟等、名言を私たちにくれた。授業がとても楽しかった。私も、先生になった時は、笑顔の絶えない先生のような授業展開が出来ることを目標とする。来年の2月本当に、先生と一緒に韓国旅行を楽しみにしている。