崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

道を迷う

2007年11月29日 07時51分05秒 | エッセイ
 あるところを探しに行って道に迷った。全く知らない裏道に入ってしまった。そこには華麗な酒屋の問屋やクリニックなどがあって坂道の上は住宅など人が生き生きしている雰囲気がある。道路ぞいのシャッターが下りているのとは違って活気さえ感ずる。迷うことから異境を発見するよう感もする。捨てられて人生を迷うことから英雄、姫や王子が生まれる昔話が多い。時間のない時道に迷うことは大変焦ってしまうが、時には道に迷うことは悪くもない。新しい発見があるからである。