崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

感謝の生活

2007年11月12日 07時25分29秒 | エッセイ
 キリスト教会で一番よく聞いている言葉が「感謝」である。礼拝である女性がメッセージを語った。彼女の父は目が見えない信徒であり、夫も障害を持っている。彼女は日々の生活に感謝するという。それは身に付いた生活から噴き出す虹のような美しい言葉であった。感謝の心は「満足」「ポジティブ」「平和」の原動力である。教会の壁にはめぐみ幼稚園児の自画像のスケッチが貼られてあった。これは前日の園児たちの祝福式での主人公たちの描いた自画像である。この自画像を見てそして祝福式で園児一人一人が自分が「お友達の気持ちがわかるようになりたい」、「最後まであきらめないで頑張れる人になりたい」などの言葉を元気よく言って「お祈りしてください」と両手をあわせて牧師先生から祝福を受ける姿を感動をもって思い出させる感謝が充満した礼拝堂での感謝節であった。