崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

擁子氏と通話

2007年07月03日 06時17分02秒 | エッセイ
 1986年出版された本が今になってアメリカと韓国で非難の的になって話題になっている「擁子の話」の著者と通話した。いわば韓国系アメリカ人が日本系アメリカ人を非難攻撃しているのである。誰でも本を出版したら否定的あるいは肯定的にも読者の評価を受けることは当然である。しかし文学作品として書いたこの作品が政治的にあるいはゴシップとして言われるのは不快であろう。しかし、この場合、この作品がすでにアメリカで文学作品として認められて推薦図書までなっているので世間の「反日」的非難と戦う必要はないと思う。