崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

乱暴なアフガン宣教

2007年07月24日 06時05分16秒 | エッセイ
 韓国は世界的な宗教の世俗化現象に反して基督教が盛んな国であることは周知の事実である。それは特に20世紀初頭に外国人宣教師たちの熱心な宣教活動の伝統を引いているからである。国内でクリスチャン人口が3割くらい占めるようになり、地の果てまでと海外宣教に熱を上げて、目下外国に宣教師たちが溢れている現象を見せている。場所においては同じ宣教地で教派間の競争が激しいところもある。私が知っているサハリンでは教派ごとに教会を建てて宣教競争活動をしているが目立つ。イスラムの国であるウズベキスタンでは現地の役場より大きい教会を中心地に建てて顰蹙を買うのをみたことがある。いまアフガニスタンで韓国センムル教会の信者たちが人質にされている。乱暴な宣教の結果とも言われている。左手がすることを右手が知らないようにという聖書のことばを想起して欲しい。