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蕪村の俳句(44)

■旧暦12月16日、土曜日、、満月

(写真)無題

久しぶりにウォーキング30分。2月、3月くらいまで、ウォーキングでじっくり足腰を鍛え、暖かくなったら、背泳と筋トレを入れれば、ヘルニア対策は万全だろう。先日も少し、体をひねったら、すぐに腰に来たので、油断がならない。



twitterを初めてちょうど2週間になる。黙って座っていてもfollowしてあれば、いろいろな情報が集まってくるし、キーワード検索をかければ、twitter上のtweetばかりか、リンク先のページまで表示されるので、ある意味で、一つの情報センターみたいな役割を担っていると思う。とくに、リアルタイムの人物や事象を検索するには便利だろう。

twitterで特徴的なのは、やはり時間だろう。時間は直線的に「今からほんの少しの過去」まで流れる。その前後左右に時間は存在しない。情報は、絶えず生まれては、一瞬を生きて、また無に帰る。ブログやホームページと違うのは、多数の情報が生成消滅する現場に立ち会うという感覚かもしれない。「今」が肥大化しているのは、現代消費社会の時間のありようが反映されているものと思う。「今」過剰は、裏返すと、歴史意識の欠如であるが、これは、現代詩や現代俳句のありようとも重なってくるのではなかろうか。

情報化は、非常に利便性が高いが、情報化に載らないものの重要性に気づかせてくれる一面も持っている。twitterを初めて、ますます、日常生活の中で、情報化に載らないものに意識的になろうと思うようになった。



草庵
二もとの梅に遅速を愛す哉
   安永三年

■梅には早咲きと遅咲きがあるが(普通は白梅が早いが、日当たりによっては逆になることもある)、その両方とも愛するという蕪村の気分は、なんだか、よくわかる。早く咲いてくれた梅にありがとう、遅く咲いてくれた梅にありがとう、という気分になるのは、春一番に咲く花だからだろうか。
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