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蕪村の俳句(36)

■旧暦11月30日、木曜日、

(写真)無題

昨日は深夜3時まで仕事で、いささか眠い。睡眠不足は、耳鳴りの激化を招くので、少々、しくじった。午後、ウォーキング40分。上空は風が強いらしく雲がしきりに崩れていた。夕方より兼業に向かう。最近、100円のロシアパンがマイブームである。家族が寝ているうちから作業を始めるので、腹の足しに、珈琲とロシアパンを食しているのだが、これが懐かしい。幼なじみに会ったみたいだ。昔よりも、味が良くなったと思う。



宿かせと刀投出す吹雪哉   明和五年

■情景が目に見えるようで惹かれた。いやいやお侍さまのお刀を宿賃にはいただけませぬ、とかなんとか、亭主が言って、問答しているときに、奥からのっそりと、出てきた無精ひげの侍。一瞬、殺気立つ吹雪の夜。時代劇でも劇画でもいいけれど、何か劇が始まる気配が漂っている。
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