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蕪村の俳句(41)

■旧暦12月11日、月曜日、、初天神

(写真)無題

今日は、空気の中に湿り気があって、春隣を実感する一日だった。叔母の様子を見てきて、少し話をする。掃除して、クリーニングを取って来る。

芭蕉(1644-1694)とバッハ(1685-1750)、バッハと蕪村の人生が、重なっていることを知って、なんだか、嬉しい。バッハは、晩年10年の芭蕉と同時代を生きた。言いかえると、芭蕉が芭蕉になった時期にバッハもいた。芭蕉が死んだとき、バッハは9歳だった。バッハが生まれたとき、芭蕉は、41歳だった。蕪村(1716-1784)はどうか。バッハが死んだとき、蕪村は、34歳だった。この方が重なっている。蕪村が生まれたとき、バッハは31歳だった。一茶(1763-1828)になると、バッハの生涯とは重ならない。バッハ没後10年少しして一茶が誕生。どうでもいいようなことに見えて、実は、そうでもないこともある、と思う。




寒月や開山堂の木の間より
   年次未詳

■開山堂とは寺院の開祖を祀る堂のこと。周囲の森の深さ静けさが感じられて惹かれた。冬の寺院の夜は、今とは比較にならない暗がりだったのだろう。
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