goo

RICHARD WRIGHTの俳句(18)

■旧暦5月25日、月曜日、

今日は、晴れて体調はさりげなくいい。昼間、ほとんど耳鳴りはゼロだった。午後から6回目のカイロプラクティック。1週間は、体調がなんとか持つようになってきた。以前は、部屋にいたたまれなかったことを考えれば、かなり前進したとは言えるかもしれない。自律訓練法とカイロで、ベースを作りながら、TRT療法を施すという戦略なのだが、長期戦は覚悟しなければならないだろう。今日は、ブルカという骨を正しい位置に維持するストレッチを習ってきた。一時間ごとに30秒行うといいらしい。

夕方、家人とエッシャーの伝記のDVDを観る。エッシャーの版画は面白いが、何回か見ると飽きてしまう。高度な技法はあるが深みがない。これが、どの辺から来るのか。今日のDVDで分った気がした。エッシャーは現実、つまり歴史と向き合わない。ひたすら抽象的な世界に逃避する。歴史とは身近なところでは、奥さんであり、子どもであり、マクロな次元では時代である。エッシャーの場合、歴史と向き合わず、自分のデザイン理論に閉じこもる。版画は洗練を加えてゆくが、高さも深さも生じない。



(Original Haiku)
Sparrow's excrement
Becomes quickly powdery
On sizzling pavements.


(Japanese version)
雀の糞
焼けた舗道に落ち
一瞬にして灰に帰す
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )