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飴山實を読む(11)

■旧暦5月6日、水曜日、

今日も5時間弱の睡眠。起きるととたんに耳鳴り。だが、午後、1時間昼寝ができた。午前中は調子が良く、居間のソファーに寝転がって、新書を2時間以上読むことができた。自宅で長い時間、散文を読めたというのは、かなりの前進である。著者のロジックを内在的に理解するだけでなく、批評や批判、コメント、感想など、こっち側の反応を余白に書き込んだり、線を引いたりしながら、読むと脳が楽なことに気がついた。午前中、江戸川を散歩。トレーナーに教えてもらった呼吸法を少し改善して、8回を3セット。かなり気分良し。その後、買い物して帰宅。



沢蟹を嚙んで朧を酔うてけり   『次の花』

■この句全体に流れる音楽、調子にとても惹かれた。謡か古い物語の登場人物の科白のよう。「けり」とあるので、知らないうちに酔いが回っていたという感じだろう。沢蟹は子どもの頃、よく谷川で取って遊んだが、食べたことはない。いったいどんな味なんだろうか。
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コメント
 
 
 
酔うてけり ()
2007-06-21 08:22:34
「朧を酔うてけり」は魅力的なフレーズですねぇ
「てけり」で俳句検索すると結構たくさんの使用例がありました。
一蹴されるかもしれませんが、使ってみたいですね。

「かなり気分良し」とのこと良かったですね。
二度寝とか短い昼寝はスキッと回復させてくれます。
 
 
 
實句 (冬月)
2007-06-21 10:10:30
■蓼様

飴山實の俳句は、実におおらかで、ぼくの書く俳句はどちらかと言うと求心的なので、勉強になりますね。

気分は、アップダウンがあって、なかなかコントロールに苦慮しています。
 
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