久々に……レイアウト再始動?

2017年09月22日 02時33分40秒 | 鉄道模型/レイアウト製作
車両の数が増えてくると、レイアウトもいじりたくなるものです。
今でも線路状態を維持するため定期的に走らせていますが、車両が周回しても風景が無ければ楽しさも半減してしまいます。
車両製作の方も少し落ち着いたところで(特にパテ盛り等は時間を置かなければなりませんし)、この辺りでレイアウト製作を再始動させるのも良いかと思い、早速少しだけ手を動かしてみたのが今回の記事です。

まずは置き場所の都合上、触りやすい駅周辺から……


ホームはかれこれ10年ほど前に木材から自作したものですが、側壁がのっぺらぼうだったのがずっと気になっていたので、GMの石垣を貼り付けてローカル線風のホームに仕立ててみました。
手前のホームは後から増設したので既に石垣を貼り付けていますが、これで両ホームともディテールが揃いました。


全て貼り終わったところ。
汚しを加えていないのでややグレーが目立ちますが、ホームとしては随分見栄えが良くなった気がします。
レールとの間にはゆとりを持たせていたせいか、車両が引っかかることはありませんでした。僥倖。

また、この機会に(?)手前にもう1線増やしてみようと思い、それとな~くスペースを確保。
かつての加悦鉄道が分岐していた丹後山田(現:野田川)駅のような、ローカル私鉄が国鉄の3番線を間借りしているような駅が理想なのですが、2~3両が置ける展示用も兼ねて、手前に何も障害物がない線路を用意したいと思っていました。
今はベースの発泡スチロールを切り欠いてウレタン等を差し込んだだけですが、増設に耐えうる台枠をきちんと作って、ホームを拡幅して、たとえば一日数本の特急が発着する際には束の間の満線状態となる「ローカル駅の賑わい」など演出してみたいものです。

それから、街並みの製作も課題です。


駅舎は街コレの写真館を改造した洋館風ですが、駅前風景は建物の配置がどうにも落ち着かず、依然手つかずのまま。
何となくですが、駅前一等地はバスの営業所にしたいなぁというのは考えています。

というのも、最近目にしたバス営業所で印象深かったのが、先月初めて房総半島を一周した折に途中下車した上総湊駅前。








天羽日東バスの営業所周辺が、まるでGMキット箱絵の世界でした。
ここまで大きな敷地を確保するのは難しいですが、エッセンスを凝縮して風情あるものを仕立ててみたいです。
現代の設定とするならば、駅舎は実は無人化されていて、実際はバス営業所に乗車券の発売が委託されているというのもおもしろそう。
こうした設定はレイアウトを作ったところで可視化されるものではありませんが、実はすごく重要だと思うんです。

線増によって、レイアウト隅の悩ましいスペース(笑)も考え直す必要が生じてきました。


今までは駅前が袋小路だったのですが、バス営業所を設けるならバスが自然に通行・転回できるスペースが必要です。
そこで、山沿いを流れていた川(水色)を付け替えてその跡を道路(黄色)とし、踏切を設けてレイアウト外へ逃がすことを考えています。

また、田圃だった隅っこのスペースにはジオコレの工場を置いてみました。もちろんこのままでは大きいので適宜切り詰めようと思いますが、手前の増設線のうちどちらか一方は工場内に取り込んで、短い専用線のように仕立てたいと考えています。
画像にもありますが貨物ホームからは本線に合流するダミーのポイントも設けなければなりませんし、新線計画のある(あった)未成トンネル周辺もまだまだ作り込む余地がありそうで、なかなかに情報量の多い一角となりそうです。

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