お花おじさん？

半年くらい前から、たまにコッコロに登場する年の差カップル、ＡさんとＣさん。初めていらっしゃった時、店内に飾られたお花を見て、「ママはお花、好きなの？」（たまに、私のことをママと呼ぶ方がいらっしゃる（汗）「はい、大好きですよ～」
「今度、お花持ってきてあげるね。」
今度、お酒持ってくるね、とか、今度、どことかのお菓子を持ってきてあげるね・・・なんとか・・・と、酔っ払いは気が大きくなるから、半信半疑。

そんな会話をしたのをすっかり忘れていた、ある日。
買い物をすませ店に入ろうとすると、シャッターの前に、チューリップの花束と、数株のパンジー。　？？？？？何？　　土曜だったので、誰か常連さんが、房総とかにドライブして、お土産でくれたのかな～？　Ｙさん？　Ｂさん？　いろんなお客様の顔が浮かぶ。でも、全く不明。　だから、花束も解かず、ひとまずそのまま花瓶に。

夕方店の営業が始まると、一本の電話が入り、「Ａだけど、お花、店の前に置いたよ」あ～、Ａさんでしたか・・・。　　店でおっしゃったこと、本当に実行してくださったのね～。

以後、不定期に、同じようにお花を置いていってくださるように。

ポルトガルに出かけている間は、かなり面白いことになっていた。
店の前にちょこっとある噴水スペース（今は、水漏れするので、使用していない）にある、しだの木。　６月では、３日に一回は、水をやらないといけない。　出かける間、自由が丘在住のＩさんに水やりをお願いした。律儀に、数度にわたり、水をやってくれたそうだ。
私がお願いしたのは、一回だけだったんだけど・・・。

なんと、留守の間に、Ａさん（お花おじさんと私は呼ぶ）が、数株のお花と、一ケースのなすの苗木を店の前に置いていってしまった。留守なのに・・・。　Ｉさんは、このなすの苗木のために、何回も足を運び水やりをせざるをえなくなったようだった。Ｉさん、ありがとうね。

ポルトガルから帰国後、このなすの苗をちいさなコッコロの噴水コーナーに植えたが、日当たりも悪く、１本分のスペースに、２４本もぎっちり植えたから、もちろん、・・・１０日くらいでかれてしまい、なすの収穫はならずだった。

最近、また、お花おじさんが、お花を置いていってくれた。今回は、元気に花をさかせている。
Ａさん、いつも、ありがとうございます。