自由が丘 ワイン処 コッコロ 元店主の美味しいもの日記

ワイン大好き、イタリア大好き、
美味しいもののためなら何処へでも♪

浅草散策? 

2012年11月27日 | 日記
グラタン皿が欠けて数が足らなくなった。ここ2週間くらい自由が丘を歩いたけど、ちょうど良いものは見つからない。しょうがない、かっぱ橋に行くか・・・。かっぱ橋の多くの店は、5時半くらいに閉店してしまう、急がねば。

4時20分に銀座線田原町到着。物凄い早足で歩き始める。いろいろ見たいけど、時間がない、必要なものだけ見る。 以前、買ったお店に在庫があればいいんだけど・・・どこだっけかな? しばらく歩いて、おお、ここだ。 1年前より皿の数が減って、消耗品や鍋が多くなっていたが、お目当てのグラタン皿は、ちゃんとあった~、良かった~。丸くて浅め、ガス代のゴトクの上にも乗るので便利なのだ。

まずは、本日のミッションは達成。さあ、せっかく東京の西から東にやってきたのだから、美味しいものでも食べて帰ろう。

田原町の駅まで戻ると、そうだ、スカイツリーはどこだ。ちょうど、駅から浅草方面を眺めると、真正面にいるではないか・・・。結構、地味なライトアップ。

よし、どうせなら、浅草まで歩いてみよう。どの店でビールを飲もうかな~・・・、物色しながら歩いていると、お、一本裏の路地を行ってみようか・・・、外国なら、暗い裏路地なんて一人で歩けないけど、ここは日本、しかも、暗いといってもまだ夕方。赤い看板とワインの空き瓶が並ぶワインバーを発見。入ってみよう。

イタリアのスパークリング、プロセッコを頼み、ここの店の名前はなんだ?と、メニューに書いてある店名を見たら、酒の大枡wine-kanとあった。トイレを借りに2回に上がると、なかなか雰囲気が良いじゃな~い。今日は、2階は予約でいっぱいとのこと、流行ってるじゃない。


千寿ネギのマリネをつまみにスタート。新鮮野菜のオリーブ和えというのもオーダーしてみた。ふむふむ、なるほど。他のお店に行くと、いろんなヒントをいただいてくる。コッコロ流にどんなメニューにしようかな~と、あれやこれやと考える。
御徒町にお住まいのSさんに、「どこか、ここは行け、という店があったら教えて~」とメールしたら、すぐにお返事をいただいたが、まさに、今、いる店が、彼女のオススメだった。おお、なかなか鼻が利くじゃない、私♪ スペインの白ワインをさらに飲んで、さっくり店を出る。

さあ、後は、ツルッと温かい麺でもすすって帰るかな~と歩いていると、いい感じの居酒屋発見。銀だらの粕漬け、ろばた焼き・・・美味しそうなメニュー、おまけに定食も食べられると書いてある。よし、路線変更、銀だらの粕漬け定食、行ってみようー♪

いい感じのカウンター、左の席には、日本語がかたことのアジア系若い娘を連れたおじさんカップル。右は、中年カップル。店内に流れる有線は、昭和40年代の歌謡曲。おおおおお、浅草だ~。 生ビール480円も嬉しい。にまにま、カウンター越しに厨房を覗きながら、定食の出来上がるのを待つ。
・・・あなたが、微笑を少し分けてくれて~♪・・・私が人生最初に買ったレコード、天地真理の「ひとりじゃないの」が、流れてきたときには、つい歌いたくなった(笑)

来た来た~
銀だらの粕漬け定食♪ ひゃっほ~♪
浅草銀鯱(ぎんしゃち)
このお店の粕漬けは、5日熟成させるんだって~
肉厚で美味~い♪

一つだけ残念だったこと、ごはんが・・・ジャー臭い。たぶん昼のランチからのごはんだろう・・・・涙。 ここでは、ごはんは食べずに、つまみで粕漬けを頂いたほうがいいようだ。そうそう、隣のカップルが食べていた、鶏のつくねも美味しそうだった~、それに、筋子の粕漬けというのも気になったな~。  

最後に、吾妻橋から、スカイツリー+月+アサヒビールの金色に輝くきんとん雲オブジェ
のベストショットを目に焼き付けて、銀座線始発浅草から終点渋谷に乗り込んだ。
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「イタリア好き」というフリーペーパー

2012年11月26日 | 日記
しばらく前にM君が、「これ、いいでしょ~、横浜で配っていたんですよ・・・」と、薄い冊子を差し出した。中身を見ると、美味しそうな料理の写真や風景、味わいのあるイタリア人の笑顔・・・。見ているだけど、イタリアに行きたくなる。中身を読んでみると、なかなか読み応えもあって、あら、いいじゃない。 「これ、くれるの?」とM君に聞いたら、ダメ、貸すだけ。 うぎょ~、フリーペーパーなんだから、いいじゃん。ま、ちゃんと、お返ししますよ、とお借りした。
自由が丘では手に入らないから、また、横浜で次の号ももらってきてね~。

そうこうしているうちに、3ヶ月に一回の発行も数冊になったから、もう1年くらいはたってしまったかな。 普通、フリーペーパーは、企業の広告がほとんどで、中身が薄い。だけど、この「イタリア好き」は、HISとディチェコの広告のみ。 う~む、この内容を保つには、どうやって資金調達をするのか? そんなことを疑問に思っていた。

Webのページを見てみると、仕組みがわかった。 個人会員からは、送料代の会費を。パートナーズという配布店には、この冊子を購入という形をとって、資金を得ていたのね。 レストランは、冊子の料金を払い、冊子の配布を店舗で行い、配布店舗として、彼らのホームページで掲載をしてもらう。個人会員は、それを見て、行ってみたい店舗を探して、特典を得る。・・・てなシステム。

内容がいいから、自分も読みたいし、お客様にも楽しんでいただきたい、と、配布店になってみた。現在は、イタリア・アブルッツォ州の特集。アブルッツォってどこ?と思いますよね~。ローマ、ナポリ、フィレンツェなど、イタリアの西側が日本人にはなじみが深いけど、アブルッツォは、アドリア海側=東側。 ワインは、アブルッツォ州のものをよく飲むけど、どんなところかは未知。想像するだけで、楽しくなる。

コッコロでも、先着50名で、もちろんフリーで配布しています。持って帰ってくださいね。
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ボジョレー解禁♪ 

2012年11月15日 | 日記
イタリアの新酒ノヴェッロに続き、ボジョレー・ヌーヴォーが11月15日(11月の第3木曜)解禁です!
バブル期のように大騒ぎはしないけど、やっぱり、お祭り気分で、一杯は飲まないと・・・。

昨日、ブルゴーニュに一年の半分はお住まいというワイン関係者にお話を聞く機会がありました。
今年のぶどうの出来は? 4月に霜害、せっかく咲いた花が落ちてしまい、その後の雨で、花が流れ、病気に襲われ、、、と数々の受難・・・かわいそうなぶどうちゃん。そして、やっと7月に入って、天候が持ち返し、9月の収穫を迎えたとのことです。 多くの花が落ちてしまったことで、実を結んだぶどうは、小さく、数量が少なくなった。
でも、数が少なくなって、実が小さくなった分、味は凝縮しているそうです。そして、そんな今年だからこそ、造り手の力が試される時です。
そんな逆境に耐えて、ちゃんとワインになって、はるばる日本に来てくれたボジョレーちゃん。
今年は、一入に、ボジョレーが愛しく感じる訳です。

左から、
★フィリップ・パカレ
自然派のカリスマ、パカレの造ったボジョレー♪ わくわくします。
★コッコロの定番 オージュのボジョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォー しかも古木で作られたワンランク上のボジョレーよ~♪
★ジャン・ド・ロレールのボジョレー  気楽に、まずは、いの一杯から♪
エレガントなラベルは、大河ドラマ龍馬伝のタイトルを書いた書道家「紫舟」によるオリジナル・ラベル
さて、どれを飲んでみる~♪


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イタリア・シエナから搾りたてオリーブオイルが届きました♪

2012年11月12日 | 日記
毎年、この時期、イタリア・シエナから搾りたてのオリーブオイルが届きます。
搾りたてのオリーブオイルは、青い香りと、綺麗なグリーン、爽やかな刺激とフルーツっぽさまで感じる旨みは、五感を刺激します。パンにつけただけで、う、う、美味いっ!

10年前にフィレンツェに家庭料理を習いに行っていたとき、シエナのエノテカ・トスカーナというワインショップで働いていたのが、大多和聖美さん。初めて会ったのに、懐かしささえ感じる人柄の良さが前面に出ている素敵な方でした。ご縁あり、それ以来、連絡をとって、いろんなアドバイスをいただいています。聖美さんが、毎年、この時期、家族経営のオリーブオイル生産者から日本の我々のために仕入れて、個人輸入の形で配送してくれます。 

そういったイタリア・オリーブオイルの生産者の方々も、聖美さんの人柄と尽力により、日本はとても近い国になったようで、昨年の震災に心を痛め、一年後彼らの作ったオリーブオイルを、義援金に使って欲しいと、無償で提供してくださいました。そして、配送を無償で聖美さんたちが手配してくださって、コッコロでは、料理教室を主宰している藤崎久美子さんと共同で、料理教室を開催。気仙沼の被災した子供たちにわずかながらも義援金を送ることが出来ました。そんなことがあって、今年は、更に彼らの作ったオリーブオイルが美味しく感じます。イタリアと日本、美味しいものが心もつなぐ。これから先も、食に携わることがしていたいと思う今日この頃です。

あ、わずかですが、このオリーブオイル、商品代+イタリアからの送料・税金のみで、お分けします。ご希望の方、早いもの勝ちです。

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日本3大うどん 水沢うどん

2012年11月11日 | 日本の食べ歩き
コッコロのカウンターで、「来週、母を連れて、伊香保温泉に行くんだ~」とお客様たちに話すと、伊香保といえば、”水沢うどん”だよね・・・。え?うどん? もっと美味しいもの食べて帰りたいよ~。と言ったものの・・・、日本3大うどんの一つと聞けば、食べないで帰るわけにいかない。 他の二つは、言うまでもない、讃岐うどんと稲庭うどん。

うどん屋のオヤジにいただいた、うどんマップによると、伊香保水沢うどんは、推古天皇の頃に創建、千三百年もの歴史を持つ水沢寺参拝客に振舞ったのがそもそもの起源ともいわれる由緒あるうどん、とのこと。マップには、13件のうどん屋さんが紹介されており、そのうちの3件のみが手打ちのうどん、とのこと。タレは店により、しょうゆだったり、ゴマだったり。温かいうどんを提供しているところもある。

ハラ・ミュージアム・アーク&グリーン牧場の後、タクシーで水沢うどんのお店が集中しているエリアに移動。 Aさんのオススメは、清水屋。 ここのメニューは、手打ちのさるうどんのみ。それをごまだれでいただく。 

17代目というおやじが、話好きのようで、お客様全員に話かけてくる。17代目って、一代が25年として・・・・と計算すると、、、何年前から続いているんだ~?400年はゆうに超えているそうだ。すでに18代も厨房に入っているようだし、19代も1歳で、、、と、まだまだこの清水屋は続くようだ。

清水屋  


これが、水沢うどん
ちょうど讃岐と稲庭うどんの中間の太さ&歯ごたえ、ツヤツヤ~

一杯、1200円近かったから、高級うどんだな~。 

最後に、うどんマップに書いてあった文言
「水沢うどん」を食して後、うどんを語るべし






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