10月14日(土)
宇佐ホテル
川っぺりに建つレトロなホテルです。はい、お部屋もレトロでございました(^0^;)
結婚式会場とかにも利用されたりするそうで、観光客にとっては、魅力的なホテルというわけではありませんが、地元の人にとっては貴重な場所なんです。
本日は、お店をお休みして下さったAさんと一日遊びます。お互いに休日をエンジョイしましょう♪
「今日は何処行きたいですか?」とお迎えに来てくださったAさん。
ホテルでなにげに見つけたパンフレットを見せながら、こんなのが見たいかも。とお答えすると、へ~、あるのは知ってたけど特に気にしてなかった(^^ゞ
地元の人にとっては、日常の風景の一つで、そんなもんですよね。
まずは、食べ物が好きな私のために道の駅に寄って下さって、一日のスタート(^0^)
さすが大分、かぼすです。1ネット200円とか(@@;)お安いです。 たくさん買いたいよ~
でも小さめの1ネットで我慢。道の駅って何が面白いって、その土地どちで、特徴があって、北海道なら、”じゃがいも”の見たことのない聞いたことのない種類がずら~り。 熊本宇土では、”みかん”がずら~り🍊そこで初めて知った越冬袋かけみかん(一つ一つ袋にかけて枝についたまま冬を越させて糖度を上げていく。人生で一番おいしかったみかん。玉子街道では、”たまご”赤、白、みどりのたまご・・・ あ~、日本の地方は本当に楽しい。
さて、パンフで見た目指す行き先は
「鳥居橋」
アーチ型の石橋、かっこええ♪ 宇佐市の院内地区は「日本一の石橋のまち」なんだそう。
江戸末期から昭和20年ころまでの約100年の間にかけられた橋の数は、79基。
それぞれに特徴があり、用途、ストーリーがあるようです。スタンプラリーで全部制覇したくなるね~。
この橋の柱は川上が鋭角になっていて、水の抵抗を抑える構造になってるそう。
台風や雨の多い九州で、こうやって現存している。四国の沈下橋もそうだったけど、昔の人の知恵は素晴らしい。
上からの景色
昨日まで、こんな景色を見ることなんて想像もしていなかった。目的を決めてそれを見たり体験することも楽しいし、こうやって行き当たりばったりも面白い。
そして次へ向かいまーす。
こんな他人のお家の横を通って、たどり着いたのは、
「御沓橋(みくつばし)」
アーチが水面に映って、めがねになってる。
ここもなんと美しいことか。むかし話に出て来そうな独特の雰囲気がある。
赤い苔が生えている。
ちょうど橋のたもとで地元の人たちがお茶を楽しんでいて、お話を聞くと、この石橋群を地域の町おこしに役立てようと、石橋をめぐるツアーを計画しているんだそう。その前に地元ボランティアの方々がお掃除をしていたんだって。
隊長的な方が、石橋の説明をして下さった。ここの橋は、アーチが特徴的で、よく見ると2重になってるでしょう。ホントだ!
さっきの鳥居橋は、1重だった。
そして、ほうきを持ったご年配の方から「この後はウチにいらっしゃい」??と、声をかけられた。
どうやら、この近くの「福厳寺」のご住職。これはご縁なので、お邪魔しま~す。
車で小高い丘を上がって行きます。
寺の敷地内に現れたのは、この橋
階段状になった珍しい、そして小さな小さな石橋。
この橋を渡ってみたくなるけど・・・、この先には閻魔様(@@;)がいらっしゃって、、、
三途の川を渡ることになっちゃう。おおお、それはいかん、と橋の手前には鎖がかかっていました。
橋の下には立派な鯉が泳いでいる。カラスだかとんびに狙われるので、ネット(^^ゞ
ここは間近に橋の構造が見られる。アーチを造る石は、外が大きく内側が小さくなって、上からの力に耐えられる構造。 なるほどね~。
この橋の奥には、閻魔洞
ちと怖い。
住職さんの奥様にお茶をいただき、縁側でしばしゆっくりさせていただいた。
この自然の流れに身をまかせて旅する時間、楽しいです。
地元民のAさんにとっても身近にありながらも、初体験でした。
はあ、楽しいね♪