自由が丘 ワイン処 コッコロ 元店主の美味しいもの日記

ワイン大好き、イタリア大好き、
美味しいもののためなら何処へでも♪

謎のモーニング?からの白川郷

2022年01月30日 | 金沢2021
12月11日(土)

昨日のタクシーの運ちゃんの話によると、氷見から立山連峰がよく見えると、お天気が崩れる・・・
いい意味で予報を裏切る今日も晴天ヽ(^o^)丿

ホテルの大浴場で朝風呂を頂戴して、さあ、朝ごはん。 "レトロな喫茶店でモーニング"ができないかな?とググると、なんか面白い喫茶店が出てきました。
今回のホテルは金沢駅から徒歩数分、2021年にオープンしたばかりのビジネスホテル「ホテルトリフィート金沢」
まだ新しいのでタクシーの運ちゃんには、わかってもらえないけど、ニッコー金沢のお隣なので、最悪、ニッコー金沢を目指せば良い。
ここから徒歩5分以内、できれば隣ブロックあたり・・・、、、と検索をしていると、、、
??? お粥?
???モーニング?
???ビニールハウス?
なんじゃ?
面白そうじゃないのぉ~(笑)
興味深々「本町ストラット」へ
グーグル先生の案内を頼りに歩けども、、、この辺りなんだけど・・・ビニールハウスなんてないじゃん。
もしや裏道? と道の裏側に行ってみると

こんな路地の先に

ビニールハウス、ほんとにあった~('◇')ゞ

こわごわ中に入ってみると、意外に広い。

カウンターの中におじさんがお一人。
メニューを説明いただき、一番スタンダードな「おはようセット」をお願いした。

ピスタチオやごまをトッピング♪
味がついているのでそのままでもオッケー。 サラサラというよりは、けっこう濃度があっておなかにたまります。
う~ん、香港で食べたお粥もこんなだったかな~?

パチパチっとなんか音がするカウンターの方を向いてみると、おじさん、ピスタチオの殻をむいていました。
暇そうなので、もとい静かなので、気になっていたことを聞いてみる。
「何で、ビニールハウスなんですか?」(笑)
もともとは、本当に野菜を育てようと思って作ったらしいんだけど、コーヒーやさんもいいかな?って、ここで食育とかもできるように、カウンターも造ったんですよ、と。
60代のおじさん二人でやっているそうで、今日店番をしているおじさんでないおじさんが、中国人から教えてもらったレシピでお粥を作っているのだそう。 医療関係の本職のようだけど、食の知識やこだわりがあり、このお店の開店につながったようだ。
コーヒーもこだわりだし、お米、塩も、選び抜かれたものを使っているそう。
ほうほう、も一人のおやじも面白そうだ。 今日は会えなくて残念。 時間があったらお茶タイムにも来てみよう。

誰かに聞いたわけでなく、偶然なんだかおもしろいものを見つけたときは、楽しさが増す。
さあ、これから、人生で一度は行ってみたい"白川郷"へ向かうぞ。

高速バスでも行けるようだけど、今回は、楽ちんな金沢発のVeltra日帰りツアーで行っちゃう。
バスで寝てても連れていってくれるし、帰って来れる。
金沢駅9時半発、出発時間もゆったりで良い。 朝早くていろんなところをぐるぐる行く欲張りツアーは、もうアラカンにはきつい(;・∀・)
我々含め3組のみの参加者、コロナも安心だ。バスの中はWifiも使えるし、二人席に一人ずつゆったり座っで快適だ。
この金沢、白川郷、飛騨高山、立山・・・と、大自然と日本の古き良き文化が盛りだくさんのこのエリアは、外国人に大人気のコースだ。 コロナ前は、外国人の方が多かったくらい、、、なのに、、、外国人観光客ゼロ。
観光業界は本当に大きなダメージを受けているんだな・・・😢
ガイド君のお話を聞いている間、あっという間に白川郷に到着。
良くTVで見る、白川郷が一望できる展望台へ。

おお、これだ。

白山は、その名の通り、雪で白くなり雄々しい。

屋根に雪の積もった合掌造りの家々が白川郷のイメージだけど、雪が無くてもオッケー(*^^)v
だって寒いの苦手なんだもん(笑)
寒さに強い方は、やっぱり雪の白川郷でしょうか。夜ライトアップもするらしいので、極寒をお楽しみくださいませ。

さあ、ぷらぷらブラタモリしましょうか。

山の中、そんなに美味しいものも期待できない。お酒もどぶろくが有名らしいのだけど、、、、
酒屋さんものぞいてみて、立ち飲みもできるんだけど・・・どぶろく・・甘酒、飲めないんですよ・・・。
何度もチャレンジしているんだけど、あの米が残っている状態が、どうもダメみたいです。
私にも、飲めない唯一の酒(笑)

珍しい合掌造りのお寺"明善寺"から見学してみる。

中に入ると、広~い講堂。 畳がちゅめたいです(笑)
スリッパが脱げそうになりながらも(靴下では冷たいので)急な階段を上り上へ

広い
合掌造りの構造が良くわかる


下の暖気が上に上がって、建物全体をあたためる。

最後に、どうぞと炉端へ案内され、お茶でもいただけるのかと思いきや(;・∀・)
こちらで終了(;^ω^)

普通の民家のように見えるけど、右側の窓が、お寺っぽいかな。

もう一軒、一番大きな和田家も見学させていただく。
ここも立派です。

中には、お蚕さんの展示も。

神奈川県民は、小学生の時に、お蚕を育てる?たらしい。

程よい散策時間、おなかも空いてきたよ。
白水園でランチタイム♪
ツアーについてるランチなんて期待していなかったけど、白川郷の郷土料理もちゃんといただけて
飛騨牛もついてた~♪
ほう葉焼き、味噌がミソです(笑)
美味しくてびっくり~♪
同じテーブルで相席になったご夫婦ともお話できた楽しいランチタイムとなりました。
彼らは毎年、この時期、金沢に来ているそうで、いい情報もゲットできた(*^^)v

そして今回の白川郷ツアーについていた"せんべい焼き体験"('◇')ゞ
白エビせんべいで有名なささら屋へ


あったか~い

教えていただいた通り、表〇秒、裏〇秒・・・と焼いていって、上手に焼けました~。


バスに戻って、3時半には金沢駅へ帰ってきた。 夕飯までに、駅でお土産チェックをしてと、ゆったり旅。
旅を忙しくしない、大人の旅には重要なことですね。




















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金沢で寿司♪

2022年01月17日 | 金沢2021
氷見の市場で海鮮丼を食べた後は、近くの道の駅「ひみ番屋街」へ。

海産物が豊富だ。
兄夫妻が富山で購入してきた"昆布〆の魚"が美味しかったので、買って帰ろう♪
白エビとか、真鯛とか、なんでも昆布〆になっていて、冷凍の状態で販売されている。
これは、一つ買って、自宅で楽しもう♪
私が買ったのは、メカジキの昆布〆。

そして酒屋では、
こんな優良試飲をしていて、一つ富山の酒を試飲♪

いろいろ買いたいところだけど、まだ旅の一日目、調子には乗れない(笑)
さあ、そろそろ金沢市内に戻らなくちゃ。

往きには気づかなかったバスの存在、氷見の主な場所を巡回していて、一回100円♪
電車に乗り込み、夕暮れの海を眺めていると、おお、立山連峰がよく見えるようになった。

うっとり

さあ、金沢で寿司♪すし♪
金沢で憧れの寿司店と言えば、名店「小松弥助」
憧れ~・・・だけど、紹介者とともに来店しないと、入れない。
う~ん、行ったことあるという友人は、二人見つかったけど、多忙な方々とわざわざタイミングを合わせるのは厳しい。
これは、永遠に行けない・・・ことでしょう( ;∀;)
そしてミシュラン二つ星「乙女寿司」
チャレンジしたけど、、、「満席です」(◎_◎;)
昼の時間はどうでしょう? 「満席です」(;・∀・)
「12月は前日満席です」
・・・とのことでした。

そして、いろいろ検索した結果、主人の人柄がいい、美味しい、とコメントのあった
「八や」というお店にしてみた。
こちらは、今年はミシュランから外れたが、1つ星を獲得したこともあるお寿司屋さん。
設定されたコースの値段もリーズナブル♪

ホテルからタクシーに乗り、住宅街にある「八や」へ。

いい雰囲気を醸し出してますよ~。うふふ。

お店に入ると、コメント通り、腰の低い、感じの良いご主人が迎えてくれた。
L字型の白木のカウンター席は、8席くらいだと思うが、コロナ禍、出張組っぽい男性二人、と我々熟女二人。

本日のお品書きは


最初の甘えび みそと卵がのってます。

そしてその頭と殻でだしをとったスープ♪ 豆乳仕立てです。
あったまるね。

乙女チックな、お造りの一皿

そしてお魚が続きます。 どれもさっと味がついているので、醤油をつけることがない。


そして白子ヽ(^o^)丿
なんとリゾット風
うめ~のぉ~
乳製品でも使っていそうな程クリーミーだけど、使われていません。


そして♪♪ 香箱がにの手毬おにぎり?

内子、外子、身 と、それぞれで味や触感が違います。

かますにマグロと続いていきます。


アナゴ♪


そして卵もオムレツ風になっているものと二種類

男性には少しすくなく感じるかもしれないけど、大人の我々に丁度いい。

コロナの前の我々ならば、ワインバーとか探すところだけど、、、
真っすぐ帰って、第1日目終了(;・∀・)
早寝早起き(笑)














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リベンジ金沢旅

2022年01月10日 | 金沢2021
2021年12月

昨年の12月、感染者が急増しGotoトラベルが怪しい状態になって、東京都民は、他県に出るな、的なプレッシャーが強く、航空会社、旅行会社が続々、無料でキャンセルを受け付ける・・・との事態になった。 私はそれでも行きたいと思っていたけど、同行者は御家族の反対が激しく、キャンセル。 独りで行ってもね~。寒いし、東京から来たんですか・・・の冷た~い視線を向けられるのは辛い。 泣く泣く金沢旅はキャンセルしたのでした。
それでも未練は残り、金沢の空気と味を感じたく、降り立ったこともない板橋区大山へ出向いて、金沢おでんをいただいた。

そして1年後、夏以降、急激に感染者は減り、チャ~ンス! 昨年調べた情報も引っ張り出しながら、リベンジ金沢旅を計画。

12月10日(金)
朝1番の羽田発小松行きに乗り込んだ。
九州・四国へ向かうわけでなく、北海道の北へ向かうわけでなく、いつもと違う方向への航路、窓からの景色が違う。
東京上空を飛行♪

うわ~、東京は広いね~。コンクリートジャングル(;^ω^) グレー(;・∀・)
良く見ると、スカイツリー、隅田川、皇居のグリーンに国技館、新宿副都心・・・楽しいね~。

東京ドーム

国立競技場

うふふ♪
堪能していると雲の中に入っちゃった(その間に、富士山も見ることができるらしい)
あ~んと思っていたら、雲が晴れ、山々が見えてきた。

美しい~。 南アルプスの山々。 反対側の窓シートからは、北アルプス、立山連峰を見ることができたのでしょうね。
後ろの席から、あ、城がある・・・とカップルがおしゃべりしていたから、松本城でしょうか。
1時間もしないうちに、小松到着。

ひとまずホテルに荷物を置くため、金沢行きのバスに乗る。
お天気いいな~。 今日はどこへ行こう♪ 二週間前に富山旅をした兄夫妻の話を聞いていた自分。 氷見の話が強烈で、これから合流するTさんのオッケーが出たら、氷見にいっちゃおうか。

無事、一日先に金沢入りしていたTさんと合流。 お話をすると氷見に行きたいと言うヽ(^o^)丿
さあ、JR金沢駅から高岡を経由して氷見へ。

JR氷見線 お、1車両(;^ω^) かわいい。

海沿い。 途中、カメラ小僧たちがたくさんいて、あれ?何だ?と思ったら、この電車をとったり、対岸の立山連峰を写真に収める写真スポットらしい。
終点氷見到着。 金沢からスイカで入場しちゃったけど・・・
出るときは、改札で精算しないといけませんでした。
正解は、高岡で乗り変えをしたとき、いったん高岡の改札をスイカで出て、高岡~氷見の切符を買うのが正しかったようです('◇')ゞ

タクシーで氷見漁港へ

立山連峰がうっすら見えます。
いつもはもっと見えるのかと思ったけど、今日は良く見えているほうだとか。
立山連峰が見えるときは、翌日天気が崩れる、、、というのが現地の人の言い伝えらしい。
おお、明日は雨か・・・


兄夫妻から聞いていた二階の食堂へ向かう。 ちょうど12時頃
二階へ上がると・・・お、凄い人じゃん。今日は金曜日ですよ~(;・∀・)

待つのは嫌いだけど、他がないから仕方ない、45分くらい待ったかな・・・

氷見の寒ブリか~~? わっくわっく♪
その隣の、でっかい魚は? カジキか・・\?

長らく待って、いざ入場♪

広いけど、感染対策でゆったり配置
訪問日まであたたかい日が続き、残念ながら「氷見の寒ブリ」は入荷が少なすぎて
私達の口には届きませんでした。
ちょっとがっかりだけど、いや、普通の「海鮮丼」も東京で食べる海鮮丼の数倍美味しいに決まっている。

うほ~、美味しそう♪ はい、美味しかったよ~。

でっかい味噌汁。鍋のようだけど、二人分の味噌汁(笑)

いや~、やはり街から外に出ると旅感が増すね~。楽しい♪






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二度目のAkizuki@北鎌倉

2022年01月02日 | 日記
新年おめでとうございます。
のんびりペースになりますが、今年も美味しいもの記していきます。

腰越(ロアジ)→江の島(ロアジ)→北鎌倉(Akizuki)
と追っかけて、何年経つのでしょう。 15年くらいかな・・・?
同じ年のYちゃんが最初に連れていってくれた最初の日からずっと大好き💖
凄~い御馳走なわけではない、でも、料理それぞれの塩梅がいいのと、料理とお酒のバランス
店に流れる空気、店主のなんともゆるい?(雰囲気がゆるいのに、料理がちゃんとしているギャップ(笑)
諸々Goodなのだ。
腰越、江の島は、イタリアンだったけど、今のAkizukiの料理は、和に向いている。お店も蔵っぽいし、食器も和食器。
アラカルトが無くなり、コースになったので、以前よりは気軽に行けなくなっちゃったけど・・・
でも、やっぱり好き。

最初に来たときは、5人だったのでテーブル席だった。今回は、4人だったけど、カウンター。
店主が料理を作っているのも見ることができるし、お話もできる(*^^)v

まずは、MUNIのスパークリングからスタート♪

以前からもそうだったけど、自然派のワインをそろえている。
優しく寄り添ってくれて、飲んだ後に重く残らない。

アオサが入ってます。真ん中は牡蠣
和だ~。

スペインのアルバリーニョ

ボトルがシュッと細めで、スペインワインにしては珍しいボトル。
ポルトガルの北もこんな感じのボトルだったから、これスペインの北かな?
と思ったら正解でした。ガルシア地方♪
美味しい♪

シュッ、シュッ、、、、ほわ~んと香ってきましたよ~、トリュフ~♪

金目だったかな(;・∀・)


ラベルがかわいいシチリアのワイン


海老


こ、これは何だ?

塩辛のように(笑)見えるが、パスタです。赤い色はビーツを練りこんだから。
手打ちのパスタも得意です(*^^)v



鰆って魚遍に春って書いて、旬は春って思うじゃないですか、でも、今が一番美味しいんですよ~。
さすが、釣り人、魚にこだわりあり。

そろそろお肉の準備?


鹿

全く臭くありません。美味~。

そして〆は・・・

リゾットというよりは、やっぱり雑炊だよね(;^ω^)

最後は、デザートをいただきながら、食後酒♪



ぬふふ。今日はN氏がいないので、ゆっくりペースで飲めて、ダメな大人にならずにすんだ。
御馳走さまでした♪
また、一生懸命働いて、自分にご褒美しに来ま~す。








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