自由が丘 ワイン処 コッコロ 元店主の美味しいもの日記

ワイン大好き、イタリア大好き、
美味しいもののためなら何処へでも♪

行ってきたよ〜、ヴィエノワズリー専門店「リチュエル」

2015年08月22日 | 自由が丘まち歩き
前回の記事の続き、

8月19日木曜日、カウンターで、コッコロのカヌレ愛好家同盟?Kさんと、この新しいお店の話をしていた。 「知ってる? 今度、自由が丘にパリのパン屋さんが出店するよ」と自慢げに聞いてみると、「うん、知ってる、甘いもの好きだもの」
おおお、さ〜すが。
そこへ入店してきたUさん、「今、来る途中で、パンを配っていたんですよ。 新しいお店みたいで、どうぞって。」
ええええええ〜っ? それ〜〜〜、まさに、今私たちが、話していた話題ですよっ!
「でも、いいですって、受け取らなかったんです・・・」
Kさんと私、同時に、
「何で〜〜〜〜〜〜〜っ!?」(◎_◎;)

急に、ぐったりのKさんと私、きょとんとするUさん(笑)

そんなことがあったりしての8月21日開店日、


学園通り(ガーベラ通り)、スターバックスを目黒通り方面に少し歩いたところに、ありました。 イエナというお洋服屋さんのビル1階
この通り、南にパリセヴェイユ、途中マドレーヌ専門店(私の部屋がある通りに少し入る)マドレーヌ・ラパン、その先にパイ生地専門店、北にスィーツの大御所モンサンクレール、、、、そして今回のヴィエノワズリー専門店。 凄いことになったな〜〜。
・・・ちなみにコッコロもこの学園通り沿いです(*^^)v (パリセヴェイユの入っているビルの2階)

で、中は清潔感にあふれる白。 イートインのソファもあるけど、飲み物は、カップとかのごみを出さないため、ビンに入ったオレンジジュースだけしか売ってない。

オープン当日とあって、おパリからオーナーのクリストフさんも来日、「ボンジュール」と、お客さんに声かけてた。


私が買ったのは、いろいろな種類のエスカルゴがある中、ピスタチオのクリームが入ってるもの。それから、クロワッサン♪
この二つのお会計、「はい、1140円」(;'∀')高級だね〜〜😲

クロワッサン(450円)、確かに外はふんわりサクっ、中は、バターたっぷりジワっ。美味しい〜〜っ! 幸せ感は高い。

エスカルゴは、お客様とシェア。 シナモンの香りやバターの味わい、ちょびっとずつなのに、グルメなお客様達も大満足。
気軽に日常使いはできないけど、満足度の高いヴィエノワズリー、たまに自分へのご褒美に買ってみるか。 これからりんごの季節になって、生のリンゴの焼きこんだものが出てくるころ、また行ってみよっと♪
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今、一番気になっている?単語、「ヴィエノワズリー」

2015年08月19日 | 自由が丘まち歩き
5月のパリ旅で、一番にしたこと、それは、パリで一番と称されたパン屋さん、ブーランジュリー・ドゥ・パン・エ・デ・ジデへ行ったこと。
このパン屋さん、ほとんどの行程が手作業とのことで、こだわりは半端ない。

そしたら、先日、そのお店が日本に進出するというニュースが入ってきた。おおお、青山か? 白金か? 銀座か?・・・
と思ったらなんと、自由が丘っ!というではないか。それはそれは、楽しみ〜〜♪
パリの店は、シャンゼリゼ通りでも、オペラでも、サンジェルマンデプレでもない、サンマルタン運河近くの10区にある。 日本で言えば代官山みたいなマレ地区にも近い。 そう考えると、自由が丘というのも、パリの店と通じるところがあるのかもしれない。

さてさて、その店は、「パンを売らないパン屋」???とのこと。 たぶん、ざっと言うと、バゲットやカンパーニュみたいな食事パンは売らない・・・ということだと思う。 主には、ヴィエノワズリー。

そこで、その、ヴィエノワズリーって、何さ? って調べたら、クロワッサンやクイニーアマンみたいな、バターを折り込んだパンのようだ。
「ウィーン風」っていうことなんだとかで、そのルーツは、マリーアントワネットまでさかのぼるんだって。ウィーンからフランスに嫁いだマリーアントワネットが、わがままを言って、パン職人にあれやこれや言って、作らせたとか。この時代、やっぱり面白いね。

そういえば、パリのお店で私が買ったのは、エスカルゴ。グルグル生地がカタツムリ状に巻いてあって、ラムレーズンとかチーズとかが入っていて、おいしかった〜。そう、これもヴィエノワズリーってことね。うふふ、これが、自由が丘でまた食べられる、るん、るん(古い(;'∀')
それに、買い忘れた、ショソン・ア・ラ・ポム(生のリンゴを使ったもの)も、買えるに違いない! ますます鼻息荒くなる。

オープンは、8月21日(金)、店名は、「リチュエル・パン・クリストフ・ヴァサー」
いや〜ん、楽しみだ〜。絶対、開店日に行くぞ〜♪

で、そのヴィエノワズリーって調べている間に、ヒットしたのが、「パリの空の下」っていうパン屋さん。世田谷区若林にある。ほな、行ってみるか、と、行ってみた。環七と世田谷通りが交差するところを少し入った世田谷通り沿いに発見。

黄色い壁でわかりやすいが・・・それよりもそこに人が10人ほど並んでいる。 バス停がちょうどあるから、バス待ち? いや、バスじゃない、店の開店を待っているのだ。(◎_◎;) 時計は、夕方5時20分。 半分シャッターの閉まった入口に「19時に開店します」の貼り紙。
ぎょえ〜、この人たち、何時から並んでいるのか知らないけど、まだ、1時間半以上あるよ〜〜。
根性なしの私は、後ろ髪ひかれながらも退散(;'∀') どんなにおいしいクロワッサンでも、、、カヌレでも・・・待てない。
しかも、このお店、週の半分はお休みで、開店時間もブログをチェックしないと閉まっている可能性大。 9月に至っては、ほとんど仕事できませんって、ブログに書いちゃってる(;゜Д゜) す、凄すぎる、強気?
それから、もひとつ発見、あのエシレ(バター)も丸の内にパン屋を出しているのね〜。 ここのクロワッサンも食べてみたいな・・・。でも、丸の内遠い・・・。

ま、我が自由が丘にも、もうすぐ、パリからおいしい風が吹いてくるさ、えへん。
おまけに、コッコロの入っているビルの1階は、パリセヴェイユ。 ここでも、そのヴィエノワズリーが買えるのさん♪ 明日は、クイニーアマン買いにいくかな♪♪♪





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鎌倉でチーズを作る ラッテリア・ベベ・かまくら

2015年08月14日 | 日本のチーズ工房
数週間前、近場でまったり一人ごはんをしていると、鎌倉でマヨルカ焼きを習っているSさんから、興奮状態のメールが、「鎌倉でチーズ作っているところで、ごはんしてる!」「今、牛乳、オヤジが運んできた〜」と、今度は、写真付き。

おお、そりゃ、行かなくちゃ♪
と、アラフォー女子3人と鎌倉ごはん♪ (ダントツ、私がお姉さん、はい)

鎌倉からたった2分、そのお店は、ありました。

ラッテリア・ベベ・かまくら

表通りから舗装されていない道を一本入る。 古い一軒家を改装して、玄関?左の部屋は、チーズ工房。 玄関入ると、チーズのショーケース。

その奥が、ピザ釜

店内は、漆喰の壁に、古い木の柱。 おばあちゃんちにいるような安心感と、鎌倉ならではの、開放感。 外には、テラスがあって、春や秋は、気持ちよさそう。ギャージンは、どんなに暑くても、寒くても外だろうな・・・

のんびりビールを飲みながら、食事を待つ。

ブッラータと生ハム♪

日本でブッラータを作るようになるとは。。。日本は、やっぱり凄い。
茶巾をフォークで開けて、びろ〜んと広げて、う〜ん、中からどろ〜ん。ストラッチャータというバターのようなチーズのような中身が・・・
しあわせ〜〜♪ 味とコクは優しめで、イタリアのその濃いミルクの味とは違うかもしれない、、でも、日本人が作る、まさに繊細な味わいだ。

ブッラータのことを知ったのは、15年くらい前のこと。 初めて食べたのは、フィレンツェ。 毎週火曜日に開かれるカッシーネの市で、購入したブッラータ。 ずっしりとしていて、当時で11ユーロくらいしたから(その当時のレートなら2000円近かった)食べ応えがあったな〜。 アパートの友人と感激しながら食べたのを思い出す。 そしてその半年後、いよいよブッラータ発祥の地プーリアに上陸。 本間るみこさんが書いた「チーズで巡るイタリアの旅」という本に出ていた、この写真の実物が見たくて、バルレッタという駅に降り立った。

電車を降り、駅員さんに、「カゼィフィーチョ(豆腐やさんみたいなチーズを作って売るお店)に行きたいんだけど・・・」というと、電話帳を広げて、ほら、どこに行くの? 「歩いて行けるところ」って答えると、車でしかいけないよ。 うう、「じゃ〜、タクシーはある?」 そんなの無いよ。 ううう(◎_◎;)ここまではるばる来たのに・・・。
困っていると、奥の駅長さん風のおじさんが、電話帳を広げていた青年に、「お前が、連れていってやれよ。帰りは、チーズ工場の人に送ってもらえばいい。」
命令されるままに、青年、自分の車で、チーズ工場まで連れて行ってくれた(笑) 結局、へたくそな英語だったけど、通訳もしてくれて、帰りも送り届けてくれた。

時間にルーズで、たびたびイライラさせられるけど、人懐こくて親切なところが、やっぱりイタリアにハマる理由なのかもしれない。

じゃ〜ん、ピッツァ♪

生ハムとストラッチャータのピザ、ベベ。

遅れてやってきたMさんも合流したところで、モッツアレラとリコッタの盛り合わせ♪

わりとゆるめのカート。 リコッタには、イチジクとオリーブのジャムが添えられていた。 オリーブのジャムか〜、今度イタリア行ったら探してみよっと。

いわしとレーズンのカッサレッチェ

そうそう、シチリアのイワシの香草パン粉焼きにもレーズンやナッツが入っていたな〜。 南イタリアの雰囲気満載♪

肉が食べたいっ!と思ったけど、メニューには、残念ながらメイン料理のページがない。
メイン料理のつもりで、サルシッチャ(太めのソーセージ)のピッツァ


いや〜、今回同席のアラフォー女子3人、飲む、飲む(;'∀') (ま、他人のことは言えないけど) なので、、、ビール→白ファランギーナ→白ソーヴィニヨンブラン→赤ネロダーヴォラ→赤トスカーナ、ときれいに4本が空に。。。 お見事\(^o^)/

いや〜、駅近の素敵なお店でした。ここは、店名ラッテリア・ベベの通り、チーズを食べるところ。
そもそも、Sさんのマヨルカ焼きの先生が、このお店のタイルの絵付けを手掛けたそうで、そのつながりで知ったお店。 真面目そうな青年?店主が、ご挨拶に来てくださり名刺交換。 もともと料理人だった店主が、プーリアで修行をしていたころ、現地の人が、毎朝、マイ・カゼィフィーチョ(ここも、まさに昔の豆腐屋さん感覚)に出来立てのチーズを買いに行く、テーブルにいつもチーズの文化に魅了され、料理に加え、チーズ作りの修行もしたそうだ。
ミルクは、戸塚区の酪農場から毎日届けられているそうだ。 横浜で牛を飼っている人がいるのにも、相当驚かされるけど・・・、日本の酪農・農業も、こんな風に、かっこいい職業として、頑張っている。 ますます、日本のチーズやワインに感心が高まってきたな〜。



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つまみや 蔵元とお酒の会 「山形 楯の川酒造」編

2015年08月07日 | 店主の休日飲み歩き
コッコロの酒豪トップ3?Aさん、Yさん、Sさんが、偶然にもカウンターで遭遇した。 Sさんの勤め先の社長がやっている渋谷のお店、「つまみや」で日本酒の会があるという。 開催日は、偶然にも私の定休日火曜日(;'∀')、ご一緒しないわけにはいかない・・・。

しかし、、、このトップ3の方々と同じテーブルなんて、恐れ多いこと・・・お酒の弱い(;゜Д゜嘘)私、、、、大丈夫かしらん(^▽^;)

さて、当日、渋谷の桜丘を少し歩いたところにある「つまみや」は、満員御礼の大盛況。


楯の川酒造さんからは、社長と逆マッサンのイギリスから来た青年クリス君。 ちょっとちゃらい酒屋の兄さん(でも、仕事は熱心)、つまみやの社長やスタッフ。参加者は、20人くらいで、キツキツ。
真面目なクリス君が、プロジェクターで説明を始める。 それにしてもクリス君、デカイな〜、195cmだそうで、細長い。 自分の足で、全国何十か所もの蔵を回ったそうだ。 凄いパッションの持ち主。

この楯の川酒造さん、精米率50%以上の純米大吟醸しか作っていない・・・ユニークな蔵だ。 最近の私は、一番日本酒のうまみを感じられる純米酒しか飲んでいなかった。米を削れば削るほど、特徴が無くなり、どこの蔵の酒も同じ傾向になってしまうと信じていた。
・・・・が、今回飲んだのは8種類。 どれも特徴がしっかり出ていて、違いは明らかだ。


まずは、①本流辛口から。 山形産の出羽燦々を使ったお酒。 う〜ん、おいしい。 この辛口は、熟成期間を長くすることで生み出すのだそうだ。
②主流 ワインのような人気のタイプで、世界でも評価を受けているらしい。 夏向きの③爽辛、山形限定④合流、
⑤攻め 生、これは面白かった。 日本酒を絞るとき、最初に出てくる汁は、深みが少なくあっさりしている、程よい中取り、そして、最後に絞りだすときは、雑味が出てくる。 ・・・が、実は、旨みも一番濃いのだ。 この部分を、丁寧に手間暇かけて、雑味をのぞいていく。 残るのは、旨み。とろ〜んとして、日本酒が"米"から出来ているのがよ〜くわかるお酒だ。 お米をずっと噛んでいると出てくる甘味、その甘味や旨みがストレートに感じる。

⑦源流 ひやおろし 今年のひやおろしは、秋なので、昨年のひやおろし。 ひやおろしとは、秋ころ空気がひんやりしてくる頃、日本酒がちょうど角がとれやさしい味わいになるころの呼び名。出来立ての新酒は、フレッシュだけど、角がツンツンしていて硬い。 ちょうどひやおろしの辺りが、私も好きだ。

⑧は、酒屋が試しに寝かしておいた、一昨年前のひやおろし。 気持ち、色もうっすら黄金色になっている気が? あ〜、美味しい。

8種類の同じ蔵の純米大吟醸、それそれに特徴があって、それぞれに個性があり、面白い。 こんなに大吟醸に違いがあるとは。。。
使う米、精米歩合、酵母、熟成の期間、、、、等、微妙に違いが出来てくるんだな〜。とても学ぶところが多かった。

食事は、つまみや、らしいつまみがお酒ごとに出てくる。
ハタハタ
〆の焼きおにぎり茶漬け

途中、楯の川酒造の仕込み水を日本酒と同じくらい飲んで、翌日すっきり〜♪

つまみやさんの日本酒会は、年内、
9月18日金 千葉の飯沼本家さん、
10月23日金 日の丸醸造さん
とあと2回あるので、興味のある方は、直接つまみやさんに問い合わせてみてくださいね〜。
電話: 03-5459-5867



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