自由が丘 ワイン処 コッコロ 元店主の美味しいもの日記

ワイン大好き、イタリア大好き、
美味しいもののためなら何処へでも♪

銀座いまでや角打ち → わいんしょっぷおすぎ → 清澄白河KOKUSHO

2018年01月31日 | 店主の休日飲み歩き
ほほ毎月大分から上京されるAさん、今回はOFFとのことで、遊び計画♪

せっかくならば・・・私も会いたい「パンダの抽選」にトライしてみました。
・・・が、惨敗(;^ω^) あ〜ん、大きくなるまえに会いたいよ〜香香。 二月からは、抽選でなく当日の整理券扱いになるようです。

上野はあきらめ、銀座で集合とします。
待ち合わせ場所は、Ginza Six地下2階に入っている「IMADEYA]

千葉に本店がある本気の酒販店。 日本ワインやこだわりの日本酒がお得意。

昨年11月の京都・大阪の旅で訪れた「仲村わいん工房」のカウンターで、偶然お知り合いになったNさんがお勤めのお店。
Nさんのお酒に対する愛は、半端ない。 休みができると、さっとひとっ飛びして、作り手に会いに行ってしまう。 そのエネルギー、若いってええの〜(;^ω^)。

待ち合わせの皆が集合したところで、さっくり角打ち♪
私は、山梨マルスの白ワイン「オレンジ・グリ」を。 素直で誰にも好かれるタイプ。

一本、自分用にお買い上げ♪

Yちゃんは、宮城のお酒3種飲み比べ

しっかり3杯あって1000円は、お得感満載\(^o^)/

集合したうちの一人は、仕事に戻っていき、残る女子3人は、清澄白河へ。
最近、いろんな新しい波がやってきている清澄白河、なかなか時間がないと行くこともないだろうと。
まず、最初に向かったのは、昨年、偶然みつけた小さなワインショップ「わいんしょっぷおすぎ」。 若い店主が一人で切り盛りする店内は、5人くらい入ったらもういっぱい。

表に、赤い看板「ワイン飲めます」って書いてある。 前を通った小学生が、大きな声で読み上げていた(笑)

開店から一年たった今は、いろんな人が来ちゃうと困るのでと、一応「紹介制」?となっているらしい。 なかなか入りずらくなった(^^ゞ感は否めないが、入ってしまえは、どうぞどうぞと椅子に座っておしゃべり?
「レモンチェッロ」作ったので飲んでいって下さい、、、とたっぷり(;^ω^) ちょうどスイスのワインを輸入しているインポーターさんが来ていて、そのシャスラー(スイスの代表的なブドウ品種)も試飲させていただいた。 チーズフォンデュに使ったりするデイリーなイメージだけど、ドメーヌがしっかり造った極上のシャスラー。 今まで飲んだシャスラーとは、別格の品の良さでした。 味は値段に比例するので、、、それなりのお値段。

独特の雰囲気を醸し出している店主、28だか29って言ってた。 4代続く深川の江戸っ子。 地元愛は強く、近所のお店を応援している。 Aさんが大分から来たと聞くと、同じ九州出身の方が、昨年秋にオープンしたイタリアンを紹介下さった。 しかも、道案内しますよ〜と、かわいいワイン箱の荷台がついた自転車にさっそうとまたがる。おい、お店はいいんかい? 「大丈夫です、いなければ、お客様がお電話下さるので」と、マイペースだ。
フジマル醸造所(都会型ワイン醸造所)で、軽く食事のつもりが・・・。

流れのままに・・・イタリアン「KOKUSHO」


前菜だけでも良かったんだけど、どうせならちゃんと食事しちゃおう。 前菜、パスタ、デザート、コーヒーのついた2300円のコースにアラカルトでメインを追加。

前菜盛り合わせとスプマンテ

どれも優しいお味

手打ちパスタ2種

ニョッキとタリアテッレ

メインは、天使のエビのグリルとトリッパのオーブン焼き

魚でも肉でもOKの、ランブルスコと共に。

デザート

黒糖風味のアッフォガートが美味しかったな〜。左の白いのは、九州のカルカン。

KOKUSHOというお名前が表す通り?、鹿児島出身のシェフ。 地元の食材をエッセンスにイタリアンの一皿を創り出す。
門前仲町と清澄白河のちょうど中間の住宅街・・・、なかなか厳しいエリアかもね。 夢を叶えたKOKUSHOさんが、長く頑張れるよう祈ります。
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ギャラリー・セントアイヴス@世田谷区深沢

2018年01月28日 | 日記
最近読んだ、原田マハの作品「リーチ先生」は、イギリスの陶芸家・画家バーナード・リーチのお話。 日本に来て、芸術家、作家、詩人などと多くの出会い・交流があり、お互いに刺激しあって、イギリスと日本、両国の文化・芸術に影響を与えた20世紀のアーティスト。 1920年、イギリスに戻り、イングランド西端の港町セントアイヴスにリーチ工房を開いた。

本の話の中に、スリップ・ウエアという陶芸の技法が出てくる・・・、どんなものなのか・・・と、ググっていると。 あれ?ギャラリー・セントアイヴスっていうギャラリーが出てきた。 いつもバスで前を通るし(◎_◎;)、歩いていけるし、超ご近所さんじゃん。 オーナーである井坂浩一郎氏は、イギリス在住時代に、スリップ・ウエアの陶器に出会い魅了され、その地名にちなんだセントアイヴスという店を2000年にオープンさせた。
偶然、私の知人の知人(;^ω^)で、コッコロにも一度来て下さったことがある! いろんなことが繋がってきてしまう最近(^^ゞ、またか。

ホームページをのぞいてみると、つい2週間前まで、リーチ工房100年を記念して「濱田窯三代とリーチ・ファミリー」っていう展覧会もやってた〜。これは、その作品を観に行かねばっ!
益子の濱田窯、濱田庄司は、日本でリーチと出会い一緒にイギリスに渡り、共にリーチ工房を開いた人物。 その互いの親子三代の作品を展示するという面白い企画。 すでに終了しちゃってたけど、中に入ると、リーチ氏のエッチングも飾られていたり、濱田、リーチ三代の作品も観ることができた。

井坂氏が発行している小冊子をいただいた。

自由ヶ丘からは、小さな赤いバス・東急コーチで行ける深沢。 自由ヶ丘、駒沢、等々力、尾山台など、どの駅からも遠いことから「陸の孤島」とか言われちゃってるけど(;^ω^)、桜並木の遊歩道があったり、紀伊国屋やセイユーだって近くにはあるんだぞ。 静かな住宅街なのだ。
緑道横、商店街の一角にある、ギャラリー・セントアイヴス



なるほど、、、スリップ・ウエアの技法とはこんなか・・・。
こうやってスリップ・ウエアの作品が常設で展示されているのは、日本でたぶんここだけ。 かなりマニアックな世界かもね。

オーナーさんに、原田マハのリーチ先生を読んで、スリップ・ウエアのことを調べていたら、ここが出てきたんですよってお話したら、
「原田マハさんとは、イギリスもご一緒させていただいたんですよ。」と、にこやかにお話下さった。 彼女の表現力は、ゆたかで膨らみがあり、彼女のお人柄をそのまま表しているようだ、とおっしゃっていた。 あの作品「リーチ先生」には、オーナー井坂氏の力も大きかったのだな〜。 コッコロのお話もしたら、覚えていて下さいましたよ(⌒∇⌒) なんだか嬉しいし、面白いですね〜。



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牡蠣三昧@オイスターバー・ジャックポット品川

2018年01月27日 | 店主の休日飲み歩き
一昨年8月にお店を閉めるまで、得た一番の財産は、「人との出会い」だ。今まででは、出会えなかったようなバックグラウンド、職業、性格、環境などを持つ素敵な人たち。 波長が合う方々とは、今でも、よく遊んでいただいている。

そんな中の元お客様ご夫婦、お互いに優しくて仲良し、ほほえましいご夫妻なのだ。 ご主人は、品川のオイスタバー・ジャックポットの店長さん。
是非、そこで集まろう♪
奥様に予約を取っていただいて、5人で集合♪

店長Tさんに、遅めの(;^ω^)新年のご挨拶をすませ、まずはビールで皆が揃うのを待つ。 揃ったところで、なんとご主人さまからスパークリングワイン🍷のサービス\(^o^)/
前菜の盛り合わせから♪


オイスタバーですから、今日は牡蠣を堪能しますよ〜〜!
まずは、生牡蠣♪
いろんな地方からの牡蠣たち
店長自ら、産地を廻ってこられたそうですよ。 私も昨年は糸島行きましたよん。

店長さんに相談して選んだのは、北海道の昆布かき、長崎の小長井。

っう、うまい〜\(^o^)/ 生牡蠣ちゃん、お久しぶり〜〜!

そして、柚子胡椒や赤ワインビネガー、お醤油などのソースから、一番面白いのは、ボウモア(スコッチ・ウイスキー)!

牡蠣に数滴たらしてパクリ。海の近くで造られるスコッチ、スモーキーな香りや味が、海のうまみとシンクロして、いい感じ〜〜。

次は焼き、香草バターとしょうゆ味

やっぱり焼きもいいね〜。素直に美味しい。

お口直し?に、生ハムとルッコラのサラダ

ここまでは白ワインで(⌒∇⌒)

今度は、日本酒にも合わせてみます。

味噌風味に味付けされたカキのホイル焼き。 これは、やっぱり日本酒です。

牡蠣フライ、牡蠣のリゾット


そして、クワトロ・フォルマッジョ(4種のチーズピザ)

ここには、ピザ窯もある。 はちみつをかけて、あ〜ん、幸せ♪
赤ワインも開けちゃって(;^ω^)、女子会トークに拍車がかかる。

デザート♪


いや〜、心がほぐれる楽しい女子会だった〜。
リーズナブルですし、今の時期、是非、牡蠣三昧してみて下さいね〜。その時は、是非、店長さんに相談して、美味しいところを推してもらって下さいませ。


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ヘレンド展(ハンガリーの磁器)@パナソニック汐留ミュージアム

2018年01月22日 | 日記
美術館で、感性磨き第二弾✨

昨年から、陶磁器にご縁あり、天草の高浜焼、佐賀の唐津、伊万里、愛知の常滑・・・と期せずして窯元を廻る機会が多かった。
そして最近読んだ本は、これだ。

芸術を通して、東洋と西洋の架け橋となった陶芸家・画家バーナード・リーチのお話。 史実に基づいたフィクション。
話は、九州の小石原焼や小鹿田焼きの地から始まる。
ますます、陶磁器に興味が湧いてくる。 そして、ここ15年の今までの人や土地の出会いも、私の頭の中で、一気に繋がり初めてしまった。

ま、そんなこともあってか、関係なくてか、、、
東京に出た?ついでに、新橋で下車。 パナソニックのビルに向かう。

立派だね〜。

このビルに入っているパナソニック汐留ミュージアムで開催されている「ヘレンド展」
ヘレンドは、ハンガリーの静かな村にある、磁器製作所のことだ。

1826年に創設され、ハプスブルグ家の保護を受け発展、各国の王侯貴族に愛好された、ハンガリーを代表する高級陶磁窯。

ここでも、東洋の影響を大きく受けている。 伊万里や、中国、朝鮮の影響を受けたものも・・・。

当時の人々がお互いに憧れを抱きつつ、東と西、文化が行き来する光景を想像する。
その当時、日本ではどんなことが起こっていたのかな〜とか、その当時の女性の立場はどんなだったのだろう・・・とか、いろんなことを想像する。

そんな私の妄想時間を妨げる、おばさん二人組・・・(◎_◎;)、「これ、かわいいわね〜」「これ、日本っほいわ〜」とか、ずっとしゃべっているババアども、うるさいぞ〜〜!

さてさて、夕方の約束まで、まだ時間がある。 一階のパナソニック・ショールームを冷やかしてみよう♪


システム・キッチンや、お風呂、トイレ、ドアや家電まで、パナソニックがこんなに我々の生活に身近だったとは、、、あらためて感じさせられた。
靴を脱いで、お風呂に入った気分になってみたり、シャワーの圧を体験できたり、空気の流れを目でみてみたり・・・と、実は美術館より楽しいかも???
新聞広告に入るマンションの図面を観るのが大好きな私。 買えもしないのだが、ここから入って、ここにリビングがあって、・・・と想像するのが楽しいのだ。

お風呂、トイレ

ご使用なさらないで下さい・・・っていうのが笑える。 ここでトイレしたらアカンよ〜。

パンフレットを手に取ってみると、IHクッキング・ヒーターを使った実演、照明のセミナーなど、いろいろイベントを行なっているよう。 都心でひょっこり時間が空いたら、こんな空間に来てみるのも楽しいかも。
そうそう、ジャスミン茶やほうじ茶も飲めましたよ〜(笑)
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パリジェンヌ展@世田谷美術館

2018年01月20日 | 日記
ただいま、プー太郎につき時間がたっぷりありま〜す(;^ω^) 懐は寒いが、目と心に栄養を♪

しばらく行っていなかった世田谷美術館に行ってみた。 前回行ったのは、ムンクの「叫び」が来た時、ずいぶん前だ。
美術館は砧公園の中にあり、春には見事な桜、大きな木の下で、芝生に座って花見も楽しい。


今回の展示は、「パリジェンヌ展」
マネやドガ、ルノワールといった有名どころが書いた女性たち、カセットやモリゾという女性芸術家たちが描いた作品、カルダンやバレンシアガなどの女性のためのオートクチュールドレス、ブリジット・バルドーなどの女優ポートレイトまで、パリの女性がテーマだ。 ボストン美術館所蔵の120点、18世紀から20世紀まで、時代を追いながら展示している。


中では写真が撮れないので、パンフを適当に(;^ω^)

まず入って出迎えてくれるのは、このドレス。 重かったでしょうね〜。
ティーセットやその優雅な時代の銀器など、18世紀前半のもの。 日本の有田焼も。

この娘がかわいかったな〜。 アイロンをかける若い召使、1800年ころ。愛くるしいお顔に、胸がグッと開いたアンナミラーズ制服風(笑)

右の風刺絵は、自立する女性を揶揄したもの(1844年)。 どの時代も、女性は生きずらい。 でも、柔軟性に溢れ、強い。

左は、ドガ「ルーブルで絵画鑑賞をするカサット姉妹」 戦後のファッション写真 右は、ピエール・カルダンのドレス 1965年


平日の美術館、静かに観れて、良いね〜(^_^)v 贅沢な時間だった。
あ〜あ、パリに行きたいな〜。





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