自由が丘 ワイン処 コッコロ 元店主の美味しいもの日記

ワイン大好き、イタリア大好き、
美味しいもののためなら何処へでも♪

第3日曜日は、オーガニック・マーケット♪

2015年12月28日 | スロベニア・イタリア2015
10月18日(日)
同じ時期に旅した昨年のボローニャ、サッソ・マルコーニのトリュフ祭りが、とっても楽しかった。今年も、そんなのがあったら行きたいと思って、フィレンツェ在住Iさんに聞いてみた。そしたら、10月は毎日曜日、マッラーディとう村で、栗祭りがおこなわれているという。 フィレンツェから電車で1時間強、駅からも徒歩で行けるそうで、行く気、満々でいた。 マッラーデイという村、栗の名産地のようで、日本でいえば、丹波の栗とか、小布施の栗とか、高級品種の名産地らしい。

ところが、いつもへろへろに疲れている私としては、スロベニアで動きすぎた(^▽^;)、かなり旅の疲れが出てきてしまった。 のんびりチームのYちゃんも同じ、足が痛くなってしまったようだ。 ということで、のんびりチームは、マッラーディに行くことをあきらめた。 (健脚チームは、予定どおり、元気に出かけていった。)
我々は、代わりに、第3日曜日に開かれる、サント・スピリト教会前のオーガニック・マーケットに行くことにした。 第2日曜日は、骨董品などが出る市、こちらには、何回か行ったことがあり、アンティークの皿を買ったことがある。

宿から歩いて、トリニタ橋を渡る。 隣の橋は、有名なポンテ・ヴェッキオ

水が増水している。 この景色、毎回撮るんだけど、いつも絵葉書みたいに映る。

トリニタ橋を渡るとすぐにサント・スピリト協会。 その前の広場がマーケットの会場だ。

まだ早いので、客は少な目。 はじから見てまわる。

オーガニックのジャム、ペースト類
Hokkaidoと書かれたかぼちゃのジャム(ヨーロッパではHokkaidoという品種の日本のかぼちゃが売られている)
アーティチョークのペーストなど、いくつか購入♪

パンやさん

ここは、ビーガンのパン屋さん(詳しくはわからないけど、たまごがダメとか、乳製品がダメとか、とにかくうるさい人、モトイ、こだわる人のための食べ物) 「これは、たまごも砂糖も使っていないのよ」と、店員さんがすすめてくれる。
いくつか買って、宿で食べてみることにする。

ぶらぶら歩いていると、お!
ずっと前から、試してみたかった、栗粉のお菓子を売る屋台

秋から冬にかけて屋台が出る


レトロなおじいちゃんが、レトロな道具で、のんびり焼いてくれる。
クレープみたいな、たい焼きみたいな・・・・
栗の粉を水で溶いて、片面焼いたら、ハタッと蓋をして、今度は蓋の方で反対側を焼く
この鉄板、何十年使っているんだろうね・・・

中身は、こんな感じ
中にリコッタチーズを入れてもらって、くるっと巻く

栗粉の生地は、ほんのり甘いのだけど、地味〜〜な味わい
ジャムとか、あんこでも入れたい(笑) 素朴すぎる('◇')ゞ食べ物。 ま、15年くらい想像の中にだけあった食べ物、それを食べることができてうれしい♪

生地が焼かれている間、Yちゃんは、となりの売り場に夢中だ。

お姉さんが、手で編み込んでいる。
「かわいい〜、買って帰りたいけど、持って帰れないよね・・・・」と、悩むYちゃんに、
「スーツケースに入るんじゃな〜い」と、悪魔の声(笑)
その一言に、その気になり、お買い上げ\(^o^)/ 小脇に抱えて持ち歩く。
「あら〜、綺麗な色ね〜」イタリア人の見知らぬマダムに褒められ、ご満悦♪ いい買い物ができてよかったね(^_-)-☆

昼近くになってきて、人が増えてきた。

こ〜んなに、元気な野菜が買えるイタリア人、うらやましい〜

そろそろご飯にするか。 広場の周りにはたくさんお店があって、どれにしよう・・・
イタリア人は、とにかく外で食べるのが好き。 日の当たるテラス席から埋まっていく。
直射日光が苦手な日本人は日影が好き(^▽^;)
日陰の方のお店へ、しかも店の中に(笑)

てきぱきとお姉さんが仕切っていて、気持ちがいい。 ビールちょうだ〜い。 ピッコロ? グランデ? もちろんグランデよ♪

すぐに出てきた〜(*^^)v 昼ビー、し・あ・わ・せ♪

野菜に飢えていたので、野菜サラダ

たっぷりの野菜に、モッツアレラやツナが乗っている。 イタリアのツナ、日本のよりおいしい

シンプルにスパゲティ・ポモドーロ


サフランで黄金に輝くミラノ風リゾット♪

めしっこ、米粒は落ち着く〜

お腹も満たされ、一旦宿に戻りますかね。
その途中に、トリニタ橋のたもとにある、ジェラート屋さんへ

ここは、宿のオーナー、フランチェスコのオススメ♪ う〜む、やっぱりジェラート、甘いものは別腹ね♪

椅子を購入したYちゃん、フィレンツェの街を、しれっ〜と歩いて行く。


宿へは、ブランドショップが並ぶトルナブオーニ通りを通り、目印のサン・ガエターノ教会を過ぎたら左折。
と、どこからか、いい香りが漂ってくる。
大人の香水の香り・・・う〜ん、いい香り〜〜。
Yちゃんと二人、犬のように、その建物に引き付けられていく。 おお、確かにここからいい匂いがしてきているな〜。香水やさんかな?


中に入ると、白衣を来たお姉さんが一人。 広くないけど、格式高い建物に、整然とコスメや香水、室内用のフレグランスが並んでいる。
Officina de Tornabuoni
1843年からこの通りに店を構える老舗。

こうやって、お部屋にシュとするとリラックスするでしょ〜、シュ、シュ。 確かにいい匂い〜〜 でも、かさばるから無理〜。
香水もいろいろ試してみる。 たくさん試しているうちに、なんの香りかわからなくなってくる(;^ω^)
その時は、コーヒー豆の匂いをかいでリセット。

ナチュラル素材でできたコスメ、香水。 自分へのフィレンツェ土産に買っていくか。 バラの女性らしい香りは、お世話になっている方へのお土産。 シトラス系の香りは、自分へ。 ふふ、いいお買い物ができたの〜
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3年ぶりのフィレンツェ 「ビステッカ・アッラ・フィオレンティーナ」を食らう♪

2015年12月27日 | スロベニア・イタリア2015
3年前に知り合ったフィレンツェ在住Iさん、美術史を勉強している学生さん(と言ってもアラフォー('◇')ゞ ホームステイしたお宅でお会いし、酒飲み同士、妙な親近感がわいてしまった(笑) Iさんから教えていただいたワインバーも良かったし、食に対して好みが合うと直感。
昨年は、ボローニャで合流して、トリュフ祭りに行った。 今回は、フィレンツェで、ごはんする。

Iさんとの待ち合わせは、7時。 その前に、一人、街歩き。

まずは、前回、食べ逃した、プロカッチのトリュフのパニーニを食べなくちゃ♪
プロカッチは、1885年創業の老舗。 トルナブオーニ通りというブランドショップが並ぶ通りに店を構えている。トリュフ製品食材店としてオープンして、現在は、トリュフ製品の販売とワインバーになっている。 今回の宿からは、ほんの数分。

早速、トリュフのパニーニとスプマンテをオーダー♪♪♪ うふふ、うふふ♪

パニーニといっても、ほんの一口サイズ あ〜ん、幸せ〜。

ここの何が素敵かっていうと、大人の落ち着いた雰囲気。 お客様たちも、おしゃれな紳士、マダム。 ここで待ち合わせをして、おしゃべりを楽しむ。
このお店のホームページにもあるけど、「カジュアル・エレガント」という言葉がぴったり。
スタッフも感じがいい。 バールとしてコーヒーも楽しめます。

まずは、3年前フィレンツェでやり残したこと、一つクリアした(笑)

店を出て、歩くこと数分、、、、じゃ〜ん\(^o^)/

ドゥオーモ いつ見ても、華やかで、荘厳で、ロマンチック

このすぐ近く、一本右に曲がったところに、高級スーパー「ペーニャ」がある。ちらっとのぞく。 日本でいえば、紀伊国屋みたいなとこかね。 ビニールのレジ袋Uでなくて、わら半紙の紙袋をくれる。

そして、さらにこの店をちょっと入った路地に、以前Iさんに教えてもらった小さなワインバーがある。ワインバーのはしごをしようと思ったのに、・・・
残念、もう、違う店になってた(;゜Д゜) いい店だったのにな〜〜。

もう一軒、ベッキオ橋を渡ったところに、日本人スタッフがいるワインバー&ショップがある。以前、ここもたくさんテイスティングさせてくれて良かったな〜。
そっちへ行くか・・・・。と、時計を見ると、お、トリエステから遅れて到着する健脚チームを宿で迎えないといけない時間だ。 ホテルじゃないから、フロントに誰かいるわけでないし、鍵がないと入れない。

到着は何時だったけかな?6時?6時半? 駅付近にも行ったけど、宿で待ってるほうが確実か。
そうこうしている間に、二人は、スーツケースを引いて、アパートの下に到着。 方向音痴の私には、わかりづらい道なのに、旅慣れたKさんは、通りの名前を探しながら、すんなり到着、さすがじゃの。

ウフィツィ美術館へ行っていたYちゃんも戻り、4人そろった。 Iさんが予約してくれたレストランへ出発〜♪

ソスタンツァ・トロイア

Iさんは、数日前にも、ここで友人たちと食事をしていたそうで、その時に予約をしてくれていた。この店、予約至難の店なのだが、たまたま取れた、超ラッキー\(^o^)/ 2部制になっているようで、我々はお先の時間帯

まずは、ワインで再会inフィレンツェで、乾〜杯♪


そして食べたかったのは、これ↓ お兄さんが、どや顔で持ってきた〜

フィレンツェ名物、「ビステッカ・アッラ・フィオレンティーナ」
何度も来ていたけど、一人じゃ、この肉塊、食べられない〜。
この塊を炭火で焼く、なんとも原始的な狩猟民族の食べ物
肉の塊をオノみたいな包丁で、ぶった切るから1キロちょうどっていうようにはならない。

オーダーは、Iさんにお任せ。 肉を待つ間、この店名物の、カルチョーフィ(アーティチョーク)のオムレツ

ちらっとレモンを振っていただく。 たまごが、ふわふわ、とろとろだけど、ちゃんとオムレツになってる。 絶妙な味、おいちい〜〜
ポルチーニもたっぷりソテーしていただき

話も盛り上がってきたころ、肉が焼きあがってきた

切り分けてくれていて、みんなそれぞれ取る。 ロースやヒレ、いろんな部位があるから、みんなそれぞれ違う味わいを楽しんだことになる。私のは骨が大きくて、犬になった気分(笑)

あ〜、気楽でいい店だったな。ありがとう。Iさん。

飲み足りないのんびりチームは、Iさんとビッレリアへビールを飲みに♪ 健脚チームは、ジェラテリアへ甘いものを食べに♪
いい気分で宿に戻り、リビングで、スロベニアの教会で買ったワインを開けてみる。

想像した通り、3ユーロの味だったけど、あそこに行かなければ買えないお酒。 Iさんも、初めて飲むスロベニア・ワインにテンション上がる。
こういった時も、リビングのあるアパート、最高〜\(^o^)/











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フィレンツェ到着、お世話になるお宿へ

2015年12月22日 | スロベニア・イタリア2015
10月17日、早朝にトリエステを発って、フィレンツェ到着。 きっと荷物が軽ければ、歩いて宿にたどり着けるところだが(徒歩5分)、タクシーに乗る。
タクシーの運ちゃん、道を間違えてぐるぐる。 近いけど、荷物もあるから10ユーロ渡したら、おつりを受け取らない。 道を間違えたからね・・・、その辺は、真面目なお兄さんだった。

フィレンツェには、何度も来たことがある。13年前に家庭料理を習ったのもこの街フィレンツェだ。 いつもは、一人なのでB&Bに泊まったり、ホームステイをしたり。今回は、4人旅なので、以前から狙いをつけていたアパートに宿泊することにした。
アパートの前に到着し、部屋のオーナーさんに電話。 5分ほどで着てくれて、部屋に案内された。

狭くて急な階段を上がると、広々のホール、キッチン、ベッドルームも二部屋、リビングルームのソファーもベッドになるから、最大6名宿泊できる。 いや〜、広々でうれしい♪
簡単な案内を受けて、さて、早速、日本からもってきたお土産を渡す。オーナーはフランチェスコということだから、男性だろう・・・(フランチェスカだったら女性)と思って、男性用の5本指ソックス♪ それから、和風のブックマーク。 ささやかだけど、気持ち、気持ち。
そしたら、フランチェスコ、想像以上に喜んでくれて、いきなり、わお〜、ありがとう〜とハグ(^▽^;) イタリア人だ〜(笑)
と、突如、思い出した! 支払いは、現金で前払い・・・・(◎_◎;) しまった、後からフィレンツェに到着する健脚チームから集金するのを忘れてた・・・。 Yちゃんと私のお財布、かばんの中をかき集めて・・・なんとか600ユーロを集めたけど・・・不安そうな顔の我々に、「Are you sure?」大丈夫?って、用意ができたときに電話くれれば、いつでもいいよ、って。 優しい( ;∀;) これで、ランチも安心して食べられる。

さてさて、ランチは、ネットで検索したお店にトライしてみることに。 行ってみたのは、Trattoria I due G

時間が早かったので、一番のり〜。
働かない頭で、オーダー

野菜のフリット、ペコリーノチーズの何とか、ウサギ肉のラグー
あ〜、しまった! 色が全部一緒じゃ〜ん!(笑)

悪くないけど、印象が薄いランチになってしまった。あ〜、絶対安定しておいしい店に行くべきだったな。。。 ま、これも旅。

さて、Yちゃんがストールを買いたいというので、お付き合い。 一枚300ユーロ以上する高級品('◇')ゞ、軽くて、肌触りがめちゃくちゃいい。 Yちゃんは、買い物が早いから助かる。 次は、パン屋さんへ。 私が狙っていた、スキアッチャータ コン ルーバというパン?スイーツ。 生地にぶどうがたっぷり〜の秋限定のもの。
フランチェクコが教えてくれたパン屋さんへ向かう。 こじゃれたパン屋さん。

あるかな〜? フィレンツェ在住のIさんは、もう季節が終わりみたい・・・と言っていたが・・・

おっ、いきなり発見!

ごっそり焼いてあるじゃないの〜〜〜

少しくださいって言ったら、こんなにおしゃれにラッピングしてくれた〜\(^o^)/

おいしい〜〜

ここで初フィレンツェのYちゃんは、ウフィツィ美術館へ。 私は、一人歩きを楽しむ。
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わずかな滞在、トリエステ 南チロルのビール Forst(フォルスト)をいただく♪

2015年12月16日 | スロベニア・イタリア2015
塩田を出て、スロベニアとは、さようなら。 涙でる〜。 トリエステはすぐ隣。 イタリアの最東端、スロベニアの海側、いいところをぐっと食い込んだようなところ。古代ローマ時代に起源をもち、中世には、海洋都市ヴェネツィアの支配下におかれ、その後オーストリアと統合、国連の管理下におかれ、1954年にイタリアに復帰(^▽^;) なんとも複雑。 スロベニアもそうだったけど、このあたりの歴史は、本当に難しい。

トリエステは、フリウリ・ヴェネツィア・ジュリア州の州都。 オーストリアの影響を受け、バロック、ネオ・クラシックなど、堂々とした建物が多い。

海沿いのウニタ・ディ・タリア広場 政庁舎(県庁)

ここで、健脚チームとのんびりチームは別行動。 なぜなら、われわれのんびりチームは、翌朝六時半の電車で、フィレンツェへ向かうからだ。
さっと食事をすませ、早く寝ないと。

ひとまず街をぶらぶら。 夕日が美しい


街は、くれない色に染められ、自分は、地球に立っているんだな〜と確認する。


ホテルに戻る途中、きのこやさんを発見

うほ〜、買いたい、でも、買えない・・・(^▽^;)
お兄さんに、どこかおすすめのレストランを教えてくださいとお願いすると、さっき歩いてきた広場近くのレストランを教えてくれた。 せっかくなので、とぼとぼもと来た道を戻って、レストラン発見。 中に入ると、人でいっぱい。 今日は金曜の夜、さすがに満席らしい。 あ〜ん、もう、こうなったらどこでもいい、と気持ちはなえる。

ホテルの近くでいいや。 ホテルの裏手にまわると、レストラン。 ここでいいよね、とYちゃんも同意
ファミレス的な造りだけど、きれいだし、良しとしよう。

と、テーブルにある紙のランチョンマット

ビッレリアって書いてあるじゃないの〜〜〜〜! 期せずして、銀座ライオンみたいなビール屋さんに吸い込まれていた(◎_◎;)
さすが、酒飲みのんびりチーム、疲れて脳は働いていなくても、酒への飽くなき執念? 嗅覚が働いていたのだろう(笑)

ぐったりした気持ちは、急に上向きに上がり

ビールで乾杯〜〜\(^o^)/

このFORST(フォルスト)というビール会社、調べると、北イタリア、南チロルに本拠地を置くビール会社。 南チロルは、ドイツ語圏(イタリアなのに)らしく、アルプスの湧き水で、ドイツ産の上質ホップを使って作られる、ドイツ系?ビールというわけだ。 どおりで、おいちい訳だ。

南チロルといえば、クヌーデル(カーネデルリ)が食べたい。 クヌーデルある?って聞いたら、これが出てきた

で、でかい(;゜Д゜) 残ったパンにハムやチーズを加えてまるめ、ゆでたもの。 想像していたのと、、、違うんですけど・・・。
クヌーデルは、ドイツ語でまるめたものの総称のようで、イタリアで言えばポルペッタみたいな?
だから、大きさや作り方、具材が違ってもクヌーデルになるわけね。

ピザ

これはなんだか、昔懐かしのパントースト


ソーセージ

料理の味はイマイチだったけど、ビールを楽しめたから、良しとする(笑)

さあ、ホテルへ帰って、明日朝早いので、支払いも済ませて、寝る。

狭かったけど、きれいだったし、リーズナブルで良かった。

10月17日土曜日
まだ暗い朝、ホテルの前は、トラムの始発駅らしい。

駅までは近いのだけど、荷物も重いのでタクる。


思いのほか、綺麗で、立派

駅のカフェで、カプチーノとアランチーノ


トリエステはこの電車(日本で言えば新幹線)の始発駅 すでに電車が停車している。

大きな荷物が二つもあるので、始発駅はありがたい。荷物置き場に困らなくてすむし、あたふたしなくてすむ。

イタリアの新幹線、早く買えば買うほどお安く買える。 トリエステからヴェネツィア、ボローニャを通り、フィレンツェまで、3時間45分。 日本で言えば、神戸、岡山くらいまで行ける??? たっぷり乗りがいのある新幹線、二人で54ユーロ、一人3000円で乗れちゃった\(^o^)/ ま、2等だけどね。
JR東海も見習ってもらいたいよ(笑)

トレニタリアという国鉄のサイトから簡単に予約・決済ができ、プリントしたものを見せるだけでオッケー。座席も指定できる。 イタリアの座席は、固定していて、日本のJRみたいにくるっと回せない。 だから、後ろ向きの席を買っちゃったら、ずっと進行方向後ろ向きで行くわけで、、、それは避けたい。
入念に進行方向と座席表を見て、選んだシート。

電車は、しずかに定刻に動きだした。
後ろ向きに(◎_◎;)

え〜ん、そんな、バナナ

トリエステからヴェネツィアまで、1時間半強
そして、ヴェネツィア中央駅に停車。 たしか中央駅は、ツンどまりになっていて、駅の正面は運河だ。
・・・・ってうことは、今度は、方向を逆にして進むはず。

イタリアの鉄道、なんの音もなく発車する。
はい、今度は、ちゃんと、前向きに進み始めました〜\(^o^)/



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スロベニア 最後に訪問したのは、セチョヴリエ塩田

2015年12月14日 | スロベニア・イタリア2015
お腹が満たされ次に向かったのは、塩を作る塩田。 ポルトガルにも、イタリア・トラパニにもある塩田、訪問してみたかった場所だ。
ピランの町では、塩祭りなんかも行われるらしい。

最初に入場料を支払い、塩田へ向かう。
南に下ってきてから、お天気もやっと回復してきて、

いい天気〜。 気持ちいい〜。
この景色、なんだか日本の田んぼみたいにも見えるね・・・


敷地内は、よく整備されていて、この木の橋を歩く。 歩いても歩いても、、、

インフォメーションセンターは、遠い・・・


広大な敷地は、海水を引き込み、だんだんに場所を変えながら塩分濃度を高めていく。 塩が作られるのは、夏。 今は、ただ水が張られているだけ。

20分は絶対歩いただろうな・・・やっとインフォメーションセンターに到着し、塩づくりのビデオとかを見て、ふむふむ。


さあ、来た途中にあったお土産ショップに寄って、塩を買おう。
塩の花といわれる一番塩みたいな上等品。 この塩だけで、酒が飲める(笑)
天然の塩は、ミネラル分が多く、栄養価も高い。 カルパッチョなんかで使うときも、昆布でしめた様な、旨みが加わって、料理に使えば、腕が必ず上がりますよ〜。コッコロでも、ポルトガルの塩の花をよく使います。

ここでお土産にちょうどいい塩チョコ。 リュブリャナの街で試食はすんでいたけど、また、試食。 だって、美味しいんだも〜ん。
塩気はやさしく、とても上質なカカオを使っているので、本当に美味しい。 6個くらい買ったのだけど、あ〜ん、もっともっと買ってくればよかった〜〜。今の世の中、日本でもこのチョコレートを売っているサイトがある。 調べると、50グラムしか入っていない小さいチョコが、3個セットで3600円くらいで売っている。 現地価格の4倍。
送料も別だし、買わないか・・・。

塩やチョコレートを物色しているうちに、外は凄いことになってきた。 さっき見えてた怪しげな雲が・・・凄い雨を降らしている。また、雨かよ〜。
スコールのような雨に、外に出れないな・・・と、暗い顔をしていたら、店員のおばさまが、迎えの車を呼んでくれた。 ホント、スロベニア人は、気がきくね〜〜! イタリアなら、あら、雨凄いわね〜、ピアノ、ピア〜ノ、ゆっくり待ちなさいな。ってな感じで何もしてくれないだろう。

正直、入口までは、まだまだ距離があったから、歩かないですんだ。ある意味、ラッキー(^▽^;)

先ほどゲットした、おばちゃんのやさしいオリーブ油、そして、ここでゲットした塩チョコレートで、ひらめいた!
帰国後、作成したのは、

塩チョコのガトーショコラ\(^o^)/ 塩チョコ、塩、オリーブ油、ほんのりシュナップス(お酒)も加え、スロベニア尽くしの作品ができました。 お客様曰く、コッコロ史上最高の一品、だそうです(笑)

あ〜、まったく無知だったスロベニア、見るところもたくさんあるし、食べ物も美味しい、とにかく人がいい。
今度は、さらに食、酒にフォーカスして北部イタリア国境のノヴァ・ゴリッツァや世界最古の葡萄の木があるマリボル、マリボル在住日本人バレリーナの華麗な舞も見てみたい。そして、ブレッド湖の青い瞳も見たいし、遊園地のようなボストイナ鍾乳洞も見てみたい。

駆け足で回ったスロベニア、大満足でしめくくり、今宵の宿となるイタリア・トリエステへと向かった。

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