自由が丘 ワイン処 コッコロ 元店主の美味しいもの日記

ワイン大好き、イタリア大好き、
美味しいもののためなら何処へでも♪

日本で唯一? スイス・バル La Veine (ラヴェイン) @旗の台

2015年02月25日 | 店主の休日飲み歩き
そもそも今日は、自宅から徒歩4、5分のロシア料理ロゴスキー・カフェでランチをする予定だった。 このお店、月曜定休、火曜はランチだけ営業・夜休み。火曜定休の自分は、お店の存在すら、数年もの間、まったく気づかないままでいた。 ロゴスキーは、日本で一番最初にロシア料理を紹介した老舗だ。 そのカジュアル版のカフェが徒歩圏にある。あったか〜いボルシチとか食べたいな〜ン♪ 電話で席の予約をしようと思ったら・・・なんと、このお店、今月いっぱいで東銀座に移転。 ランチも中止している。 あ〜ん( ;∀;)

ランチをあきらめ、だらだら・・・

なんか美味しいもの食べたいな〜、とネットを検索していると・・・
ん? 何だ? スイス・バル?

旗の台で、チーズフォンデュやラクレットが食べられるとある。 ここだ〜♪ チーズフォンデュは、二人前からとあるので、毎日日曜日のAさんを誘う。

近くのマッサージに行く前、場所の確認に、3時半、電話を入れてみる。 ・・・出ない。
マッサージの後に、電話してみる、4時半、・・・出ない。

あ〜ん、やってないのかぁ? 身支度をしながら、5時半・・・出ない(;^ω^)
でも、まあ、行ってみるか。 まさかの"臨時休業"に備えて、次の候補も決めて家をでる。

等々力の駅ホームから、最後に電話を入れてみる。・・・6時5分、出た〜〜〜ヽ(^o^)丿 おいおい、それにしても店に来るの遅すぎでしょっ(^▽^;)

お店は、旗の台東口の改札を出て、線路沿いの道を進み1分。 近っ。 怪しげな通りは、入口にラーメン屋、飲み屋、大好きなディープゾーン・・・(笑)

アパートの階段みたいな階段を上り2階へ。 La Veine(ラ・ヴェイン)

まだ6時半なのに、男性二人組と男性一人がすでにカウンターにいらっしゃった。 あれ? 今、何時? まるで深夜のバー感覚。
ダーツのゲームマシンもある。 深夜1時まで営業しているようなので、バーとしても使えるのね。

早速、カウンターの端っこを確保して、まずは、ワイン♪ 以前コッコロでもリストにあった、シャスラーをオーダー。 久しぶりに見る、かわいいエチケット。 シャスラーは、スイスの代表的なぶどう品種。 チーズフォンデュにドボドボ入れるポピュラーな白ワイン。 チーズフォンデュに合わないわけがない。


来た〜〜〜❤ チーズフォンデュ❤

かわいいバーニャカウダ鍋に入って、テーブルの邪魔にもならずに、いい提供方法だ。
日本人は、パンのほかに、野菜だの肉だのをチーズにつけるけど、スイス人は、基本、パンのみ。
ここも基本は、パンだけ。 追加で野菜やソーセージを追加できるけど、あえて、基本でいく。

ここのチーズフォンデュは、2種のチーズとワインで作っているようで、ワインも少な目、食べやすいチーズフォンデュだ。

あっさりしていたので、軽くいただけた。 なので、ラクレットも食べちゃうよ〜ん♪

家庭用のラクレット用コンロ?
想像していたのは、大きな機械に大きなチーズがセットされて、どろっとなったところを、ナイフでこそいで・・・だったけど、これも面白いね。
コンロ?に小さなフライパンみたいなのを突っ込んで、チーズが溶けるのを待って、じゃがいもにどろっとかける。

あ〜ん、ちゃんとラクレットしてる〜(o^―^o)
スイスを代表するセミハードチーズのラクレット、生のまま食べても、味わい深く美味しいのだ。それをどろっとさせて野菜にまとわせるのだから、美味しくない訳がないヽ(^o^)丿 おいちぃ〜〜。

ここまで、チーズにパン、チーズにいも・・・
野菜食べたい〜、で、おまかせサラダ

モリモリで嬉しい♪


店内は、カウンターが8席くらい、テーブル席が二つくらいあったかな? カウンターには、バー風にお酒が並び、スクリーンには、スイスの風景や、ラクレットチーズの農家の様子が流れている。 チーズ好きの私には、嬉しい映像。

そうこうしているうちに、家族づれとか、カップルとかも入店してきた。

Aさんが、つまみにもう一品食べたいというので、ごぼうチップスを追加。

どっか〜んと、男子盛り(^▽^;)
分厚く揚げてあるので、歯ごたえもあり、お腹にもたまる。
「なかなか減らないな・・・」
とつぶやいたのを、数席先に座っていた女性が聞いていて、「多いですよね・・・」(笑)
「もし、よろしかったら召し上がりませんか?」 と、お皿をまわし、気軽におすすめできちゃうような、いい雰囲気のお客様たち。

厨房に一人、ホールに一人で、男子二人で切り盛りしている。 30代半ばくらいかな? とっても感じがいい。 ホールの男子がたぶんオーナーなのだろうか。 幼いころにお父様のお仕事でスイス・ジュネーブに暮らしていたらしい。 日本に戻って、大人になってから、また行って・・・と、スイス大好きな青年なのだな。

チーズ料理も気軽に楽しめるし、ほかのメニュ-もある。ワインもとってもリーズナブル♪ 一人でも行けるな。
ホント、日本には、いろんな食スタイルが存在するものだ。
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クロアチア料理@ドブロ (京橋)

2015年02月19日 | 店主の休日飲み歩き
最近気になっている国が、イタリアのお隣スロヴェニア、そしてクロアチア、両国とも旧ユーゴから独立した国。
どんな料理を食べているのかな〜、日本で食べられるのかな・・・?

と調べていると、
さすが日本、たった一軒ずつだったけど(^▽^;)、
スロヴェニア料理の店は、京都に。
クロアチア料理の店は、東京京橋にあった。

2年前にローマで知り合った女性二人組に声をかけて、さっそくクロアチア料理に出かけることにした。

そ〜だ、昨年10月にクロアチアに行った、バックパッカーおやじ(お兄さん(;^ω^)Nちゃんも声かけてみよう♪

日本で唯一、クロアチア料理専門店ドブロは、地下鉄京橋駅から徒歩2分。 クロアチアの国旗が目印だ。 ドアを開けて中に入ると、数段階段を下り、テーブル席が並んでいて、7時半スタートの我々より先に、ほかのテーブルは食事を始めていた。 2階もあるようだけど、そちらではコース料理でちょっと高級そう。

最初に少し遅れてきたIさん、昨年はスペイン・アンダルシアを旅した。それから間もなく、Nちゃん、カジュアルな感じで背広姿でない。??? なんと休みを一日とって、朝一番でスキーをひと滑りしてきたそうな・・・。す、凄い、、、大学生並の気力体力(^▽^;)
ちゃんとiPadミニ持参で、クロアチアの写真を見せてくれた。 青い空、青い海、オレンジの屋根、ドブロブニクの美しい風景。あ〜、今すぐ飛んで行きたい。

旅好きの集まり、どんどん旅の話は盛り上がり、すっかり写真を忘れてしまった。 前菜の盛り合わせには、タコのサラダやカルパッチョ・・・。
やっぱりお近くのイタリアに食事は似ている。そうこうしているうちに、8時半を過ぎたころに最後のTさんが到着。 Tさんは、今年の正月、中国の黄山で、初日の出を見てきたそうだ。 みんな凄いね〜。


クロアチア版、ラザーニア♪ 味は、重くなくて食べやすい。 ソースはパンできれいにお掃除(笑)

メインは、グリルの盛り合わせ、 鶏、ソーセージ、エビのグリルなどが乗っていてボリューム満点。
またもや半分以上食べたところで、あ、写真忘れた・・・(-_-;)

赤ワインは、プラヴァッツ・マリという品種。 美味しいけど、少しお高め(稀少な品種ゆえ、お高めなそうな)
Nちゃんの解説によると、アメリカのジンファンデル、イタリアのプリミティーヴォ、このクロアチアのプラバッツ・マリは、同じルーツなのだそうだ。言われてみれば、似たニュアンスの味わいに感じる(;^ω^)

初クロアチア料理、総じてイタリアンっぽかったけど、オーストリア、ハンガリー、トルコなど、いろんな国の影響を受け、煮込み料理やパスタ、ピザ、多様な味が楽しめる料理なのだね。プロシュートや、チーズ、トリュフなども有名なようで、イタリアよりもきっとお値打ちだろうし。 いつか行ってみたいな〜。

この日、2月17日は、いつもより早く起きて横浜まで出かけた。 新しいワイン輸入業者の発掘?に試飲会場へ。しっかり飲んでほろ酔い気分で、そごうまで歩き、デパ地下のタンブリーニで、またもやランブルスコと生ハムを堪能し、京橋へ向かう。 たしか5時半くらいに横浜を出たはずが・・・京橋のクロアチア料理ドブロに到着したのは、7時20分頃・・・約2時間もかかってるんだけど・・・何で?
翌日朝起きると、わらびもちが・・・、あ〜、そごうで試食して、買っちゃったんだった・・・トホホ。 久しぶりに記憶がマダラになった一日だった。
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玄関先の手作りジャム屋さん Jam菊間

2015年02月10日 | 自由が丘まち歩き
正確に言うと玄関でのお店(◎_◎;)

何も予定のない休日、あ〜家の近くで、美味しいオムライス食べられないかな〜〜? と、ネットで調べていると・・・ん?何だこれ?
と、見つけたのが、このお店。 結局オムライスにはたどり着けなかったけど、面白い情報ゲット♪

深沢7丁目、家からは、徒歩4〜5分。 世田谷区深沢の住所は1丁目から8丁目まで、凄く広い。 私が住んでいる庶民的深沢エリアから、芸能人、政治家などが住む閑静な高級深沢エリアまで(^▽^;) お店、いや菊間さんのお宅は、日本体育大学の正面入り口の向かい。 普通のごく普通の二階建ての住居。

入口、うにゃ玄関も階段を上がらないと、通りから見えないから、普通は気づかないだろう。 かろうじて通りの塀にポスターみたいな看板がある。

「菊間」と表札が出ているからここだろう、勝手に玄関のドアを開けていいのか?、ピンポンするボタンを探すも無いし・・・。 思い切って、ドアを引いてみる。 あ、本当に普通の玄関('◇')ゞ
でも、下駄箱が置いてあるようなスペースが、ジャムを並べるショーケースになっている。

大きな声で、「こんにちは〜」と呼びかけてみると、は〜いと、奥から奥様が(笑)出てきた。

この奥様が、菊間さん、お一人で作られているようだ。
ペクチンとか添加物の入らない季節の果物から手作りしているジャム。一つ800〜900円くらい。
お安くはないけど、良心的なお値段かと思う。
どのジャムがいいかな〜? オレンジ、いちじく、りんご、プルーン・・・
結局、いちじくをチョイス。 これは、島根の白いちじくらしい。おお、贅沢〜♪

お、イチゴとオレンジのかわいい一口サイズゼリー、バレンタインにいいかな〜?

パウンド型のフルーツケーキも美味しそうだ。 手にもってみるとずっしり重い。おお、これは期待できるぞ〜。

あれこれと、悩んでいると、
「オレンジジャム試食してみますか?」
もちろん、「はいっ!」
丁寧に作っているのだろう、優しい甘さで、さらっとしている。
今、バレンタイン用にハート型にゼリーをくり抜いていたのよ〜と、そのくり抜きの余った部分も試食させていただいた。 このゼリー、イケる。
食べていると、今度は、お茶と、マカロンまで持って来て下さった(^▽^;) マカロンは、中のクリームが濃厚なので、一つ食べただけで、ケーキ1個食べたような満足感がある。

そろそろ帰ろうかな〜と思っていたら、
「オレンジピール」は好き?
「はい、好きですっ!」
「箱に入れてお分けしてますよ・・・」
なら、下さい。と言うと、隙間にさらに詰めてくれて、ギッチリ(*^^)v
「押し売りしたみたいで・・・ごめんなさい」
いえいえ(o^―^o) とても気さくなマダム。

バラが咲いたら、きれいですから、またいらして下さいね〜。
と、玄関先には、たくさんのバラの鉢が。


4月、このお宅の前の通りは、桜のトンネルになる。 そして、4月の下旬くらいから、今度は、このお宅の立派なバラが楽しめることだろう。

手土産に丁度いいお店、見つけた〜♪


追記:
自由が丘から行くとしたら、駅正面口ロータリーから出ている小さな赤いバス・東急コーチ 駒沢キャンパス前行きに乗り、15分くらい。 日体大前かな?のパス亭下車。 スィーツ好きなら、その手前の深沢不動前あたりで下車すると、パティスリータカギや、ナオキ、豆から焙煎している小さなチョコレート屋さんショコルやショコラティエ・タカギなども近いですよ〜♪ なぜか、陸の孤島といわれる(^▽^;)このエリア、侮れないのです。



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試飲会 → 日本ワインバー JiP@新宿3丁目

2015年02月06日 | 店主の休日飲み歩き
久しぶりにワインの試飲会に出かけた。 会場がキャピトル東急なら、赤坂見附の駅前だから、便利だな〜。 ・・・・と、あれ? 思い込んでいたホテルは、エクセルホテル東急になってた?(もともとそうだった?)、ホテルの人に「あれ? ここは、キャピトル東急でないですか?」と聞いたら、地図をくれて、行き方を案内してくれた。なんだか、東京見物に来た観光客みたいな・・・。 そういえば、この辺りを歩くの凄く久しぶり。

昔ホテルニュージャパンの跡にできたビルは知っていたけど、その裏の方もずいぶんきれいな新しいビルが建っている。 都心に出ると、いつも思うことだけど、この変化にくらくらしてしまい、「あ〜、もう、こんなところで働けない・・・。」 すっかり、自由が丘村に引っ込んでしまった感は否めない。

いただいた地図を片手に(^▽^;)7、きょろきょろしながら、キャピトル東急ホテルを目指す。

日枝神社の入口で、梅の花発見♪

お上りさん状態で、ピカピカ新しいビルのキャピトル東急ホテルに到着。ワインインポーターさん主催の試飲会会場へ。
休みの日に、ゆっくりしたいけれど、「幸せは歩いてこない、だから歩いてゆくんだよ♪」 出かけなければ、新しい情報は入らない、だから出かけて行くんだよ♪ あまり時間はなかったけど、面白いものは、あったな〜。 青いスパークリングワイン(◎_◎;) ただボトルが青いのかと思ったら、中身のワインが青かった! ま〜、昔、喫茶店で飲んだ、ソーダ水(;^ω^)みたいなかんじかな〜。 でも、何かのサプライズには使えるかも???
あと気になったのは、イタリア、アオスタのワイン。 この地域は、イタリアの北部、フランスの影響も強く、ピノノワールも作られている。 イタリアなら、ピノネッロとなるところだが、あえてピノノワールとしている。 う〜む、面白い♪ 今度仕入れてみよう。

込み合っている会場での試飲は、あっという間に時間が過ぎて、閉会の時間になってしまった。 ま、一つでも二つでも新しい発見があれば良し(^_^)v

せっかく都会に出たんじゃから、気になっていた日本ワインバーに行ってみよう、っと、新宿3丁目に移動。

日本ワイン専門のワインバーとショップ JiP


入ると右奥に、ワインショップのコーナーがある。 思ったより狭いスペースだったけど、北海道から九州まで、いろんなところで作られたワイン。 ここ数年まわっている、九州のワイナリー、熊本ワインや安心院ワインなどもあった。 ここで購入したワインは、店内でプラス1000円くらいでリーズナブルに飲めるシステム。 じ〜と、眺めていると、お、私の大好きなイタリアン・江の島のロアジの店主が惚れ込んでいる金井醸造所のワインがあるじゃないの〜。 しかも、昨年リリースの上善如水風のものと、その前の年の甲州。 ここのワイナリーは、人気があり、りりースとともにすぐに無くなってしまう。 見つけてしまったなら、それは、一本買ってみるでしょ〜。

さあ、一本ゲットしたことだし、座ってワインを飲みましょうか。
一人で一本は難しいから、頼んだのは、テイスティングセット♪

新巻醸造(山梨)のデラウェア、シトラスセント(勝沼)の甲州、あずみアップル(長野)のソーヴィニヨン・ブラン
こうして3種類一緒に飲むと、特徴の違いが、はっきりして、楽しい。 日本のワイン、肯定的な意味で、ザ・日本ワイン。 慣れ親しんだ日本のぶどうの味がする。 白ワインのお供は、北海道チーズのカプレーゼ (タカナシのチーズも、こういう言い方をすると、高級感でるな〜(笑)

赤もテイスティングセットにしてみた。

愛郷の雫(新潟)、井筒ワイン(長野)マスカット・ベリーA、蒼龍(勝沼)カベルネソーヴィニヨン 赤ワインのお供は、サンマのコンフィ

新潟のワインといえば、以前勤めていた会社の上司がご子息と新潟でワインを造っている。10年くらい前に「ワインを造る」って最初聞いたときは、夢物語のように思えていたが、一昨年初めて彼らのワインが生まれた。昨年は2年目のワインがリリースされた。

そこで、お店の人とお話してみた。
「知り合いが新潟でワインを造っているんです・・・レスカルゴっていう、まだ、2年目のリリーズなんですけど・・・」
と言ってみたら、
「去年入れましたよ」っていう嬉しい返答。
2年目のリリーズを続けて取引きしていない・・・となると。。。(-_-;) そう、最初のリリースは、薄かった〜。 この先、長いよね・・・。と不安に思ったけど、2年目のリリースは、1歳から急に高校生くらいになった感じで、びっくりしたのと同時に、凄く嬉しかった! まだこの先、どんどん良くなっていくと強く思ったから。
なので、お店の人にも、その印象を伝え、2年目も是非!!!と、レスカルゴの営業でもないけど、営業しておいた(笑)

がんばれ、日本ワイン\(^o^)/


追記:
レスカルゴは、フランス語で「かたつむり」



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