自由が丘 ワイン処 コッコロ 元店主の美味しいもの日記

ワイン大好き、イタリア大好き、
美味しいもののためなら何処へでも♪

いよいよポルトガルへ

2012年05月28日 | 日記
ずいぶん先の話と思っていたら、いよいよ出発だ。
どんな美味しい出会いが待っているのかな~、楽しみです。
6月5日に戻りますので、帰国後、珍道中、ご報告致します♪
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願いは叶う? カヌレへの思い

2012年05月21日 | 日記
カヌレ、カヌレと言っていたら、仲良しご夫婦の常連さんKさんが、ボルドーのカヌレを持って来てくださった。ボルドーへ出張の決まっていた同僚の方に、お願いして買ってきてもらったのだそうだ。 おおお、夢にまで見た?ボルドーのカヌレとの再会。願いは言葉に出しておくことが、重要だな。
Kさん曰く、「冷蔵庫には入れないこと」「そのままより再度オーブンに入れて、外をカリっとさせてから食べると、劇的に味が上がる」
ふ~む、すぐにでもかぶりつきたいところだが、このアドバイスを守ってみよう。
Kさんの試行錯誤の実験?の結果、190度のオーブンで20分加熱、すぐには熱くて食べられないので、30分くらいたってから食べる。・・・しかし、たかがカヌレ、されどカヌレ、ここまで真剣にカヌレの味を探求するKさんって、凄い・・・。私は、Kさんをコッコロ・スイーツ部長に命名致しました。

さて、さて、アドバイスの通りのカヌレ
外は、カリッと、中はほんのり温かくてもっちり、そして日本のカヌレとの大きな差を感じる香り、蜜ろうの上品な香り、そして照り。美しいわ~。やっぱり美しいものは美味しい~。


最近、コッコロの先に出来たカフェ(名前が覚えられない)のお兄さんは、カヌレとマカロンを焼いている。卵白を使うマカロン、卵黄を使うカヌレ、上手く卵を無駄にしない策? 彼曰く、カヌレは毎日2回焼いているとのこと。何故ならば、カヌレが美味しく食べられるのは6時間だそうだ。だから、11時と5時に焼きあがるようにしているとのこと。私がこのカフェにお邪魔したのは、4時半、カヌレの美味しく頂ける時間ギリギリか・・・、焼きたてが食べたいな~~。彼が「うちのカヌレは、軽めに作っています」言うとおり、彼のカヌレは、美味しいが軽やかで食べやすい。

こうして考えると、先日買ったル・クール・ピューのカヌレは、いつ焼きあがったものなのだろう? 基本、カヌレは一週間くらいもつのだが、Kさんの「カヌレを美味しくいただく法則?」にしたがって食べたら、きっともっと美味しくいただけたのだろうな・・・。
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テルマエ・ロマエ観賞 古代ローマ時代へ思いを馳せる

2012年05月15日 | ローマの休日
楽しみにしていた映画テルマエ・ロマエが先月下旬より公開された。
いまや時の人?となったヤマザキマリの書いたマンガの映画化だ。大人になってからは、すっかりマンガとは無縁だったが、2年くらい前に、常連のKさんが、「イタリアに住んでいた女性が、こんなマンガを書いていますから、良かったら読んでください」と、ボナペティート(良い食事を=いただきます)というタイトルのマンガを一冊貸してくれた。作者のイタリア時代の面白いエピソードをマンガにして、コラムならぬイタリアンのレシピが途中に入っていたりして、楽しくユニークな本だ。しばらくして、別の常連Iさんが、「最近、マンガを買うっていうことなかったけど、病院の待合室で読んだマンガが面白くて、つい本屋に走った」と興奮気味に話す。作者は、イタリアに長く住んで、その後ポルトガルに住み・・・と話を聞くうちに、「それって、ヤマザキマリ?」と聞くと、ビンゴだった。それから、なんだかコッコロ内でまわし読みして、テルマエ・ロマエが、ちょっとしたブームになった。
内容は、ローマ時代の風呂設計士ルシウスが、日本の風呂場にワープしてしまい、日本の温泉、風呂や、家庭風呂、風呂のショールームなどに出没して、そのアイディアをローマ時代に戻りローマ風呂の建設に取り入れていくという話。作者の独特の発想と視点、ルシウスの発する言葉に、つい笑ってしまう。
今年の一月もローマに行ったが、昨年ローマに3泊した時は、本物の「カルボナーラ」を食べるとテーマ(勝手に自分でつけた旅のテーマ)にしたが、一つだけ観光をしようと決め、カラカラ浴場跡に行ってみた。
チルコ・マッシモの駅が最寄駅、方向音痴の私・・・、地下鉄の駅を出て、はて、どちらに進む? 観光客らしきリュックを背負っているカップルの後をついていってみるが、途中で、どうも不安になってきた。公園を散歩していた叔父さんに、私が得意とする「Dove ~~?」~~は、どこ?を使い、叔父さんが、こっちだよと案内してくれた。本当に、イタリアの男性は親切だ。面倒がらずに、めやすの着く場所まで、ついてきてくれる。「ほら、あそこだよ」と指さす方向を見ると、それらしき建物発見。「Grazie!」満面の笑みで感謝。
カラカラ浴場は、カラカラ帝によって212~217年にかけて造られたそうだ。 プールのような大きな浴槽や、ホール、アスレチック設備、図書館など、総合娯楽施設だったそうだ。建物は壁や柱が崩れて、本当に遺跡になっているけど、床のモザイクが少し残って、展示されている。 そんなローマ時代に思いを馳せると、ルシウスが出てきそうだ。2千年も前のローマ人の上下水道の技術や建築技術には、本当に驚かされる。私も、その時代にワープして、彼らの生活をのぞいてみたくなる。



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美味しいカヌレを探して・・・

2012年05月09日 | 日記
「在日フランス人の友人が”日本の食べ物は凄い、明太子スパゲティなんて、めちゃくちゃ美味しい!でも、一つだけ、許せないのが、カヌレ”」と、言われたと、カウンター越しにMさん。
そのMさんの友人は、ボルドー出身らしく、そのカヌレへの熱い思いは、特に強いのかもしれない。20年くらい前かな? カヌレが流行って、東京のいたるところでカヌレを売っていた時代があった。 その時の感想は、ふ~む、ゴムみたいで美味しくない・・、だから、カヌレとはずっと無縁で来た。
そんな話をして1週間も経たないうちに、ポルトガルからボルドー→パリ経由で出張からお帰りになったKさんが、偶然にもボルドー空港乗り換えの時に購入したカヌレを分けてくださった。 翌日、またもや偶然に、そのカヌレの話をしたMさんが、店に寄ってくれて、二人で半分ずつにして、全く期待ぜず、口に放り込む、!!!!!目からウロコ~、香りの良さ、周りのカリカリ感、中のしっとりむっちり感。美味しい~! ボルドー出身のそのフランス人が言っていたことは、これかっ!と、Mさん&私、目を丸くして興奮状態。
その日から、カヌレへの思いは180度かわり、Mさんと私は、カヌレのとりこ?になった。

それから、いろいろ試しているんだけど、その味にたどりつかない。誰か、ボルドーへ行って、カヌレ買って来てくれ~~。(ボルドー市内&ボルドー空港で買えるのは、Baillardran。パリならモンパルナス駅構内のみに出店している)

今日も、美味しいカヌレを求め、荻窪まで出かけた。東急沿線に住む者にとっては、中央線沿線は、物凄く遠く感じるもの・・・だけど、カヌレのためなら・・・。

行ってみたのは、ル・クール・ピューというお店。オーナーシェフの鈴木よしおさんは、パリ・アルル・リヨンなどで腕を磨き、日本でもマキシム・ド・パリやロオジエを経て、ご自分のお店を開いたようです。店内にもコンクールなどでの賞状が一杯ありました。荻窪駅西口から、すずらん商店街を数件入ったところにあった。中では、食事も出来るとのことだったので、夕食もいただいてみた。


かわいい店頭、中にショップ、奥に喫茶・軽食コーナーがある。また、ネットでこだわりのマカロンやパン、チーズケーキ、カヌレなどが買えるようだ。


ディナーが980円なんて信じられ~ん。生ハムやいちじくの乗ったサラダ。いちじくがいい感じで○
鶏のトマト煮 下にパスタが敷いてあった。これは、ちょっとパンチが欠けるので、チーズかオリーブオイルがあったらな~と思った。
デザートは、チョコレートムースだったけど、ムースが食べたくなかったのでプリンに変更していただいた。
これに、ガーリックトースト、最後にコーヒーもついていた。さすが荻窪。


カヌレも一個157円と良心的。
きっと焼きたては美味しいんだろうな~、悪くないけど、ちょっと想像とは違ってた~。
チーズケーキも気になって、カヌレと一緒におみやにしたのだけど、こちらのチーズケーキ、見た目も綺麗で食欲をそそるし、美味しかった~~~。月によって、いろいろなチーズケーキがあるようです。食べたのは、セロリやレモン、ペッパーなどが入ったベイクド・チーズケーキ。セロリはほとんど感じないけど、なんか繊維っぽいものがのどを通ったような気が・・・。小さめのホールだけど、1200円は、お得~~。カヌレがちょっと違っていても、このチーズケーキで、荻窪まで行ったかいがあったな。

で、今のところ、東京でカヌレ・ナンバーワンは、ご近所のオー・ボン・ヴュータン。これを超えるカヌレ、どこか知りませんか~?

 
こちらは、一個210円 一つでも満足感が高い。

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レオナルド・ダ・ヴィンチ展でアートな休日

2012年05月01日 | 日記
食べてばかりが、私の休日ではないぞ。たまにはアートな一日もあるのだ。渋谷Bunkamuraで開催されているレオナルド・ダ・ヴィンチ美と理想を観に行った。火曜が休みで良かったと思うのが、こういった美術館を訪れる時、土日はとにかく人で一杯。 平日もそれなりに、シルバーな方々や、主婦が結構来ていて、ゆっくり見られない。 私は4時ころを目安に出かける。夕飯までに帰宅する主婦やシルバーな方々がお帰りになり、OLさんやサラリーマンはまだ働いていらっしゃる。 じっくり、のんびり観賞できる時間帯。今回も狙い通り、ゆっくりできた。

今回のメインは、「ほつれ髪の女」。 その女性の優しい慈愛に満ちた表情、肌の質感、それを見たかったのだ。普段は、パルマに所蔵されているらしい、パルマといえば生ハム、パルミジャーノレジャーノ、、、などど、またもや食べ物を考えてしまう。
実際の作品は、小さく、暗く、肌の質感を見るには厳しいかも。 でも、面白かったのは、たくさんのモナ・リザが並んでいたこと。多くの画家に模写されたモナ・リザの微笑み、弟子たちや、ダ・ヴィンチの周辺の画家の作品も展示されている。 裸のモナ・リザもあった。


レオナルド・ダ・ヴィンチは、ヴィンチ村のレオナルドということで、苗字がない。 画家であり、発明家であり、音楽家でもあったらしい、この天才が生まれたのは、イタリア・トスカーナのヴィンチという小さな村。 フィレンツェから少し足をのばしたところにある。

ゆっくり観賞して、心は、満たされた。
次は、お腹を満たす時間。 渋谷のYちゃんの知り合いの店に行こうと考えたが、日本酒という気分ではない。そうだ、代官山に下りて、イータリーでピザをさっくり食べて帰ろう。大きくておしゃれな蔦屋(TSUTAYA)で、本を物色した後、イータリーのラストオーダーに駆け込んだ。


地中海風ピザ。ツナやチーズ、オリーブなどが乗っていて具沢山でいいかと思ったけど、やっぱり、マルゲリータにしておけば良かったかな~。

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