グリーンカーテン

電力不足の今年の夏は、ゴーヤやアサガオなどのグリーンカーテンにチャレンジしている方も多いことと思う。数ヶ月ぶりに埼玉にある実家に行くと、ここにもあった、ゴーヤのグリーンカーテンが。立派に成長したゴーヤを二本収穫させてもらって、ご満悦。と、そこに母親が朝収穫した黄色いゴーヤがいた。　時間がたつにつれて、黄色がオレンジかかってきて、なんとも美しい。南国の黄色だ。母親によると、昨日までは、普通の緑で、朝気づいたら黄色かかっていた。あわてて収穫したが、あっという間に、全体が黄色に変化していったそうだ。

さて、この黄色いゴーヤ、どうなるのだろう？ なんとじきに爆発？するそうな・・・。ふむふむ、中の種を広く飛ばすためのゴーヤの子孫繁栄の術という訳だ。　気ままな私は、その瞬間が見てみたいのだが、残念ながら、それは、なんとも美しくない光景らしい。

　　　

大好きなイタリアン

ここのところ美味しくてハマっているお店といえば、江ノ島近くにあるイタリアン「ロアジ」。　毎月のように行きたいけど、あいにく定休日がコッコロと一緒の火曜日。　おまけに少し遠い・・・。　でも、行きたいのだ～。
海の日１８日は、コッコロをお休みしたので、横浜付近に住む友人を誘い、いそいそと出かけた。　もちろん予約は必須。台風の影響でお天気はイマイチだったけど、せっかく湘南まででかけるなら、海をみながら行きたい。自由が丘→横浜→鎌倉に出て、遠足気分満点の江ノ電に乗車。　いつ乗ってもローカルで昭和の音と匂いがする。稲村ガ崎あたりから海が見えはじめて、いよいよ湘南らしい風景になる かなり波が荒い。　

さて、腰越の駅で待ち合わせして、全員揃ったので、いざロアジへ。　一番乗りで店に入ったけど、相変わらずすぐに満席。　ここがどうしていいのかと言うと、料理が美味しいのはもちろん、ワインもいいのだ。　この日は、スプマンテ→白→赤と３本。　どれも少し珍しくて、私の気持ちをそそる。しかも美味しい。で、最後のデザートもちゃんと幾種類もそろえているのだ。手抜きがない。　でも、あのシェフ・・・（Ｙちゃんと私はこう呼ぶ）もじゃもじゃ君（一見サーファー風、実は釣り人）、なんとも頼りない感じなのだが・・・、出てくる料理の美味しいこと。まか不思議。
いつもオーダーするのは、いろんな野菜が入っているグリル、しらすの乗った一口サイズのオムレツのようなピザのようなもの（何度行っても名前を覚えない人）、旬のお魚のカルパッチョ。


オススメで今回いただいたのは、今が旬のいわしのコンフィ。低温の油でことこと煮て、パン粉をすこしかけてオーブンで焼いたもの。　あ～、地味だけど美味しかった～～！


その後は、しらすと青海苔のスパゲティ、アナゴのなんか（料理名が出てこないし、この辺からまだらの記憶になる、とほほ）　で、最後はデザート。

果物の女王 マンゴスティン

ふらふら自由が丘で買い物をしていると、お、マンゴスティンが売られている。　そう言えば、その季節だ。これは買わねば・・・。
強烈な匂いを放つドリアンは、果物の王様、そして女王は、マンゴスティンと呼ばれている。どちらも南国の果物だ。私の大好きなマンゴスティンは、マレー半島の原産。　黒紫っぽい柿の形をしている。皮が厚く、中身は、真っ白なみかん状になっている。黒紫の厚い皮は、インドの更紗の染料として使われるらしい。

１０年くらい前に、友人に誘われマレーシアに旅した。友達の友人がクアラルンプールにいて、数日そこに宿泊、その後は、現地出発の３泊４日のツアーに参加した。世話好きのマレーシア人ジェニーは、街でマンゴスティンを見つけると、「いるか？」と聞くので、大好きだから食べたいと答えると、山のように買ってきた。その甘い芳香を放つ山には、ありんこも山のようについている。ううう。　でもさすが現地人、慣れたもので、大きなボウルに水をはり、ドボンとその山を水に漬けて、ありんこ退治。　お見事。　むしゃむしゃと食べるが、山のようなマンゴスティンは、無くならない・・・。　翌日クアラルンプール発のツアーに、その残りを持ってでかけた。行き先は、ペルヘンティアンという東海岸の島。知る人ぞ知るダイビングのメッカのようだ。ちなみに、私はダイビングが出来ないので、シュノーケリング。地図で確認すると、レダンの近くのようだ。クアラルンプールから飛行機で一時間→船の港まで車で一時間→漁船のような小さな船で１時間。途中、車がオーバーヒートして下ろされるハプニングもあったが、南国のビーチ・リゾートを満喫できた。　道中、マンゴスティンを食べ続けた。だから、マンゴスティンは、その時の美しい海を思い出させてくれるのだ。

不思議やさい そうめんカボチャ

電力不足でも、しっかり夏はやってきた・・・。
きゅうりや、茄子、ゴーヤ、トマトにかぼちゃ、と、夏野菜がいっぱい。その中、不思議な野菜を買ってみた。そうめんカボチャ、フットボールのように細長い球。　表面は、オレンジかかった薄い黄色。
４つに大きな輪切りにし、１０分ほど茹でる。　種をのぞき、果肉をひっぱりあげると・・・そうめん状にほどけてくる。おもしろい！　そのままの味は、かぼちゃだけあって、ほんのり甘い。水を切り、きゅうりやツナと合わせ、イタリアンドレッシングで敢えてみた。　なんとなく春雨サラダを食べているような・・・、夏にぴったりの一品となった。
今度は、冷製パスタ風に仕上げたいな・・・と、想像力をかきたてられ不思議野菜だ。